おごじょシリーズやっちゃいます①御御嬢とは?
出水市行人岳にて「ツルの北帰行」
【 おごじょシリーズ 】
おはら節には「おごじょシリーズ」と銘を打ちたくなる歌がいくつかあります。おそらく県外の方には???であろう「おごじょ」とは、「お嬢さん」を表すかごんま弁です。
これを漢字で表すと「御御嬢」となります。女の子の意「嬢」に、接頭語「御」を二度も重ねるなんとも丁寧なもの言いです。もはや最上級の敬称になっていることがお分かりでしょう。
そう言えば、「御御御付」という表現もあります。「おみおつけ」と読みます。平安時代「味噌汁」を指す「みやびな言い方」として、宮中で女房達が使ったと伝えられます。同じように「御」を三度重ねるたいへん丁寧な語法になっています。小さい頃に、おばあちゃんがこの言い方をしていたのを思い出します。縮めて「おっけ」という言い方もありました。
ということで、おはら節「おごじょシリーズ」と題して、おごじょが登場する歌をいくつか見ていくことにしましょう。
では第一弾、参ります。
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