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今日は八代、塚田美恵サン〜玉東町池田道明サンを訪ねます。 反後のブログ

【自然栽培は災害に遭ったときに真価を発揮できる⁉️】
神戸の高橋信哉さんを案内して、
まずは八代で小学6年生〜2歳の子育て中ママ💕
であり自然栽培米農家さんの塚田美恵さんを訪ねました。

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稲本薫さんにお米づくりを伝授され、自然栽培に取り組み出して6年め。
59歳で他界されたお父さまが取り組んでいらっしゃった環境共生型の田んぼを大切に守ってきて、今に至ります。
「すごい経験をしました!」と教えていただいたお話は、2年前の豪雨災害。田んぼのすぐ横を流れる川が氾濫。周囲の田んぼと同じように、塚田さんの田んぼはすっかり浸水被害に遭ってしまった。ところが、周りの稲は残念ながら全滅だったのに、塚田さんの自然栽培の稲は、なんと水が引いたあとに、倒れていた稲が起き上がってきたんです!
「ほんとうに、自然はスゴイ!!」って。
塚田さんは、自然の怖さと同時に、その底力に勇気をもらったことを、私たちに教えてくれました。

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じつは私は、こういう奇跡のような、でも自然にとっては当たり前の光景を、5年前の朝倉豪雨の松本一宏さんの圃場でも目の当たりにしています。
肥料を与えない自然栽培の特徴は「根っこ」。
自分で必要な養分を取りにいく自然栽培の作物には、ヒゲ根も含めて充実した沢山の根がついています。また、それだけの根張りができるのも、じつは農家さんたちが長年自然栽培を継続されてきたおかげの「土や種」だからこそです。そしてまた、その根をはじめとする作物の腐植物が微生物とともに土を作っていく。
その自然の循環を観察し、人は食べ物としていただくために、必要なところだけ人の力も添えることで、植物はありがたく作物として育ってくれる。
いゃ〜いつもいつも、自然は教えてくれる。

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ほんとうの逞しさとは、決して綺麗事ばかりではない葛藤もたくさんある中、しかしスタンスとして何かに依存せずに、自分で苦労しながらも、壁にぶち当たったとしても、いかにそれを乗り越えたり、かいくぐって生きていく知恵を持ち合わせながら、生きていくことなのではないのか。小さくて弱いものを、優しく守っていく生き方。それが自然との順応した生き方ではないのか。そんなことを、塚田さんと高橋さんとの会話に中に見たような気がした。
雨の中笑顔で😄対応してくれた塚田さん、ほんとうにありがとうございました🙇‍♀️
さて次は、
農薬を使い続けた畑では見ることができない、害虫の長玉虫のことからお話がはじまった「自然栽培果樹農家池田道明さんの畑のお話しへつづく」


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