見出し画像

part 3 カロリーの嘘②

前回は「摂取カロリーと消費カロリーは独立して調節出来ない」という半紙をしました。
是非前回分もご覧ください。
https://note.com/sawaguchi_sisei/n/n3e7c0038fd81

さて今回も引き続き「カロリーの嘘」を見ていきます。
今回は「摂取カロリー」について、つまり「食べる」はコントロール出来るのかについてみていきます。

意図的にコントロール出来るが前提だが・・・

カロリー理論では「摂取カロリーを減らしましょう」つまり食事制限が出来るという前提になっている。
しかしほとんどの方が「我慢できない」という経験をしたのではないでしょうか?出来たとしてもかなりの苦行となるはず。そして我慢が限界に達するすると暴飲暴食に走ってしまうという典型的な展開がまっています。
これは我慢できなかった「あなたのせい」なのでしょうか?
カロリー理論ではあくまで「個人の責任」「意識の問題」で片づけられますが果たしてそうなのでしょうか?

意識では説明できない事

結論「空腹」や「満腹」が意識でコントロールできるというのは嘘です。

例えば想像してみて下さい。
あなたはお腹がすいたと感じている時に、熱々の鉄板にのせたステーキがジューという音と湯気、そして香ばしいにおいと共に運ばれてきます。想像するだけでよだれが出そうですよね?

では次にブッフェでお腹いっぱい食べた後の満腹状態の想像していてください。そこに先ほどと同じ熱々鉄板にステーキが運ばれてきたらどうでしょう?先ほどを同じようによだれが出ますか?それとも気分が悪くなりそうですか?

結論

よだれがまた出ちゃうという人はいないはずです。
僕たちはステーキという事実は同じでも、空腹状態と満腹状態で体は全く違う反応をするのです。
そしてこれらをコントロールしているのは「意識」ではなく「ホルモン」です。
空腹も満腹もホルモンによってコントロールされている。
つまり食べる(摂取カロリー)という事は意識的にコントロール出来るものではないという事です。
なのでついつい食べ過ぎてしまった・・・。で落ち込み必要はありません。それはあなたの意志が弱いのではなく、「ホルモンの乱れ」によるものです。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?
正しい体の仕組みを知るために、引き続き「カロリーの嘘」について解説を続けていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?