見出し画像

part 5 カロリーの嘘④

今回はもう少し体全体を俯瞰で見た時のカロリーの嘘見ていきましょう。

僕たちの体内の調節

例えば、僕たちの体温は常にほぼ一定に保たれている。寒い日も暑い日も大体同じ。しかしこれは意識して一定に保っているわけではない。
「甲状腺刺激ホルモン」や「遊離サイロキシン」といったホルモンによって自動で一定に調節されている。

他にも、
身長の高さ=「成長ホルモン」
生殖機能=「テストステロン」「エストロゲン」
血糖値=「インスリン」「グルカゴン」
など、数えきれないほどのホルモンによって調節されてる。

でも脂肪だけ!?

だがしかし、「脂肪の増加」だけは「食べた分だけ脂肪が太る」「余分なカロリーが脂肪になる」というように「カロリーの差し引き」で調節されていると言われ、それを信じている。
体のありとあらゆるものがホルモンによって自動的に調節されているのに、脂肪だけがカロリーで意図的に調節できると考える方が違和感を覚えないだろうか?

脂肪に関するホルモン

体脂肪の増加を調節するホルモンがいくつも確認されている。
レプチン、アディポネクチン、ホルモン感受性リパーゼ、リポタンパク質リパーゼ、脂肪組織トリグリセリドリパーゼなどが見つかっている。
これだけ関連するホルモンが存在するにも関わらず、「カロリー」で調節されているという方が無理がある。

カロリーの摂りすぎ!?

体のありとあらゆる機能はホルモンにて調節されている。
であれば脂肪の増加や肥満は「カロリーの摂り過ぎ」なのか?
それとも「ホルモンの乱れ」なのか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?