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夏も終わるし最後にOrangestarの曲を紹介したい-好きな曲をダラダラあげる記事④

皆さんは、蜜柑星PことOrangestarさんをご存知でしょうか? 俗に言うボカロPであり、その名曲の数は数えきれないほどの最強のボカロPだと思っています。そんなOrangestarさんの個人的に好きな曲をあげていきたいです。

枕として話すと、私はOrangestarさんの曲をちょっと不思議な知り方を知りました。それはVillage Vanguardで店頭で流れていたのに一目ぼれ(一聴き惚れ?)して、彼のファーストアルバム「未完成エイトビート」を買ったことに起因します。そこから、歌い手が歌っているのも聞きながら、ドンハマりしました。ちなみに私は「柊南」という歌い手の声がOrangestarさんに合ってると思っていて大好きです。

では、枕はこれくらいにして早速好きな曲をあげていきましょう。

①Surges

最初ですし、最新曲をあげます。こちらはボカロバージョンですが、是非MVもあるのでそちらも聴いて見て欲しいです。カロリーメイトとのコラボで生まれたこの曲は、一度きりの青春をこのコ〇ナ禍によって失わされた高校生たちの1年越しの悲願を題材にした曲であり、悔しい思い・未来への希望、それが十二分に内包された名曲です。2分あまりとは思えないほどのメッセージ性と厚みに感動して欲しい。

②CITRUS (feat. IA & ONE)

アルバムで言うなら、「未公開OSC」に収録された曲。美しい打ち込みによる電子音の掛け合い、そして二つのボーカロイドの掛け合い。何を取ってもヤバいほどの完成度の曲です。私はあんまり歌詞を聴かないタイプなんですが、この曲も実際には歌詞が素晴らしく、元気づけられる。変わるものと変わらないもの、そして一人じゃないことをなにより。

③Ifの世界設定

私が文句なしでOrangestarさんの楽曲で最も好きな曲。正直なぜ好きなのかはわからない。でも最も好きな曲なのは確かな曲。曲のメッセージ性は相変わらず素晴らしいのですが、私はこの曲を聴くと頭の中にもう一つの世界のイメージがなぜか本当に流れる。もしもあの時、あの世界に行けていたならいやあの世界に生きているなら、そんなことを思い出させる。それが無意味な妄想なのか、それとも将来につながる考察なのか。

④夏色アンサー

友人が歌ってて大好きになった曲。もういないのにそんな君を夏の日々に重ねてしまう。Orangestarさんの曲にはそんな夏の儚い思い出を彷彿させる曲が多いですが、この曲もそれに漏れないそんな曲。ノリのいいテンポである意味で無表情なボーカロイドが歌い上げる様子は個人的には感情的な思いと無機質な声が織りなすギャップに心が揺さぶられる。

⑤シンクロナイザー

この曲を何度もリピートして、何度も聴いて、何度も泣いた。歌詞を聴かない私が気付いたら歌詞を聴いていた。曲中の美しい描写中で、何度も励まされる、私にとってそんな曲でした。「願ったんならさ叶えてしまえよ」、この歌詞はOrangestarさんの曲で何度か出てきますが、その繋がりで是非「空奏列車」も聴いて欲しいですね。苦しい思い出も思い出してしまうので、しょっちゅうは聴けないですが、最も好きなOrangestarさんの曲の1つですね。

⑥真夏と少年の天ノ川戦争

メロディが大好きな私にとって、唯一歌詞から推したい曲。曲は完全に物語になっていて、その物語は正直気持ちが良い物ではない。でもそんな儚くとも胸糞とも言えるような、ただ現実で起こっているようなそんな話を歌にした感じです。ただ曲の主人公にどこか共感して、なんか複雑な思いになる曲です。歌詞推しとは言いましたが、曲もやっぱり天才的に素晴らしいので、是非おすすめしたい曲ですね。

その他

最後に紹介はしないけどお勧めしたい曲をば

名曲アスノヨゾラ哨戒班のバンドエディション。めちゃくちゃカッコいいのでやっばい

Orangestarさんは2年間の休止期間があるのですが、その前に出した最後の曲。当時聴いて帰ってくるのを永遠に誓った曲。

休止から帰ってきて初めて投稿された曲。歌っているのはのちに配偶者になったことが報告された夏背さん。儚げな曲調がマジで半端ない。

短い歌詞と美しいピアノ。大切な人に伝えたい大切なメッセージ。

言わずと知れたOrangestarさんの代表曲。とりあえず聞いて欲しい。感動するから。

こんな感じでしょうか? 最近ではボカロゲームに収録された「霽れを待つ」やTikTokで有名になった「回る空うさぎ」も良曲ですが、はっきり言ってOrangestarさんの曲はどこから聞いてもいいです。全部余すことなく最強に最高なので。

私はOrangestarさんの曲に何度も感動させられて、何度も泣いて、何度もまた生きようと思いました。この感動の一端が誰かにちょっとでもいいから伝わって欲しい。

そんな思いをこの記事にこめて。

写真:プカプカ・ミズクラゲ

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