熱量の行方。 モーメンタムを作りベクトルを向ける。
流体力学が専門のものの根っこです。
本格的な寒さにも収まってきて、
だいぶ暖かくなってきましたね。
と言ってもまだ突風でも吹こうもんなら、
やめてくれ!と言いたくなる気候ですが…
と言うことで本題ですが、
あなたは熱量と聞くと何をイメージしますか?
スーパーに陳列された食品?
スナック菓子?
言い換えるとエネルギーなんですが、
普段食べるご飯もエネルギーだし、
人が動いた量や暖かいとか寒い、
ということにも
使われたりします。
単位は全て同じジュール!
もしくはカロリー!
カロリーと聞くと、よく食べる人が
熱量が大きいと言ってしまいそうですが、
この熱量は変換され、色々な
状態を表すことができます。
どういうことかというと、
熱量が高い人=
・本人自身に行動力(運動量=モーメンタム)があること
・周囲に行動する人が多いこと
・発言する人が多いこと
などが挙げられます。
これは、寝たり食べたりして溜め込んだ熱量を
モーメンタム(運動や発言)に形を変えていることが特徴です。
ただ、この行動や言葉は似た方向の
ベクトルを持っていないと打ち消し合う。
熱量自体は大体が誰もが同程度の物を
持っているのですが、
流れるもの(時間、空間、動き)がある中では
どれに熱量を変換して、どこに向けて
その熱量を注ぐかが重要になります。
流体力学の支配方程式には
その性質が考慮されていて、
この方向性が強い項を移流項と言います。
時代の流れや未来の自分を見定める上で
移流は大切な特性になります。
まとめると、
まずは誰でも同程度の熱量を持っていた。
そしてどこにベクトルを向けるか?
時空間的な変化を伴う僕らの生活の中では、
どこに自分の熱量を移流させるか?
(流し込むか?)
自由な時代なので、
こんな流体思考がこれから重要になると言えます。
と言うことで、エネルギー高く行きましょう!
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