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それでも上書きする。「こんなひどいことがあった、のに、こんないいことに結局なった」
最後の上書きをすることができるのは、あなた^ ^
いろんなことがある。
酷いことも、人に言えないようなことも、
みっともないことも、恥ずかしいことも。
もちろん、たのしいことも、嬉しいことも、美しい時間も。
でも、どれも奇跡の橋の上を渡るような人間という生き物の、
一瞬のきらめきのような時間の中で起こること。
だからもし、最後の最後に、
あー、なんだかんだ言って、
面白い人生だったわ、
と、言えたら最高じゃないだろうか^ ^
人の人生の時間て、ほんとに不思議で、
歳がいくとより、わかるんだけど
30年前の友達と久しぶりに会っても、
「昨日会って別れたばかり」そんな気がするものだ。
この前も、エレベーターの中で、60超えた位のお姉さまが友達と、小学生の時の先生の話をしていた。
そして、多分50年くらい前のことだと思うけど、
「まるで昨日のことのようね」と言っていた。
ほんとにそれ、よくわかる(T . T)
多分、死ぬ時も、全てがまるで一瞬だったように思うんだろうな、といつも思う。
だから、その一瞬の最後に、
「最高やったやん、
いろいろあったけど、サイコーやったわ。
自分の人生」
と、言いたいし、言えると思うし、
こんだけがんばって生きてくれてる自分にそう言い切りたいと思う。
(人生って、なんのかんのサバイバルだったりするもんね( ; ; )みんな、それぞれに大変なことあるもんね(T . T))
亡くなる時のことは
ドアを通り抜けるようなものだって言う人もいるから、ほんとのことはわからないけど、
一緒に天使がずっと居てくれるらしいから
その天使と、
サイコーやったねえ
と、話せたらいいし、
上書きし切ってしまおう、
そうあれたらいいな、と思う^ ^
病気で、かなりしんどい思いをして亡くなった自分の母が、人生ではかなりの大変な時間を過ごしてきたにもかかわらず、
亡くなる直前に、
ほら、見て。
こんな素晴らしい家族をわたしは作ってきたんだね。
あー、ほんとによかった。
わたしはこんな素晴らしい宝物を作ったんだね。
あー、ほんとによかった。
わたしの人生は、こんなに素晴らしいものを残したんだね。
ほんとによかった。
と、孫たちを見ながら言った。
誰も、その直後に亡くなるとは思ってなかったタイミングで、ふと、言った。
はっきり言って、そんな事を、そんな言い方をするような母ではなかった。
恥ずかしいだろうし、
そんな言い方は、しない人だと思っていたし。
でも、物語を語るように、そんな言い方をしていた。
(ほんとは、語尾が方言だけど(^◇^;)
そこは、語尾だけ伝わりやすく、標準語に直した(^_^;))
その話を母の孫、
わたしの子どもたちにした。
まあ、そんな事で、
なかなかヘビーな事がありながら、最後にそれ言えるって、最強、とか思いながら、
最後の上書きは、自分でできるし、
それができたなら、最高の人生、最強の人生だと思った^ ^
母、最強(⌒-⌒; )
今日も、寝る前には、
「いろいろあったけど、
いろいろやらかしたけど、
よくがんばった、わたし」
と、自分を励まして、1日の上書きをしてから、
楽しい夢を見るのはどうだろう^ ^
今日も、一日が楽しいものでありますように。
いつも、ありがとうございます。
戸張碧月
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