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ラーサとヤーサのお話シリーズ絵本「ミロのシャスヤーと雨の国」その9

戸張碧月　tobari-moon

人には見えないけれど、雲の生まれる場所に雨の国への入り口がある。。。

そんな言い伝えの歌を、吟遊詩人タストから聞いたシャスヤー。

友達のカエルのミロには、
水が、雨が必要です。

タストと別れ、シャスヤーが新たな希望と決意をしたその時、お父さんとお母さんの呼ぶ声がしました。


シャスヤーのお父さんとお母さんが、
次、村の飲み水を汲みに遠くへ行く順番なのです。


続く


戸張碧月

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