人生あっという間

始めに・・

もうすぐ26歳になる。こんなにも1年間のスピードが速かった年はあるのかと25年間生きてきて思うところもあるので、今までを振り返りつつ徒然と書いていこうかなと。
備忘録として書いている部分についてはいつか有料にしようかなと思っております。
さて、前置きが長くなるとよくないので本題に・・・。

「普通」に生きる

「普通」てなんだろう。
子どもの頃の「普通」とは安定した企業に入り、定年までそこで働き、老後の人生を送る。そんな日常のことを「普通」だと思っていた。
大学を卒業し、新卒で安定した企業に入社することができ、社会人生活をスタートした。
子どものころに想像していた「普通」というレールにうまく乗れたと思っていた。
しかし、その2年9か月後に転機が訪れる。

「転職」という決断

入社して3年目の1月、新卒で入った会社を退職した。
子どものころは、新卒で入社した会社で一生を終えるんだろうなぁ。
と、漠然に思っていた。最近ではよく聞く「転職」という選択肢を選ぶとは思ってもいなかった。
前職ではビジネスホテルの運営をスタッフとして担っていた。
仕事とは、お客様に対する責任など多くのことを学ばせてもらった。
たまたま、先輩にも信頼してもらえていたおかげでホテル運営について必要な様々な業務を任せてもらえていた。
一見、充実したように思えた社会人ライフ。3年目にして後輩育成など、順
調に進んでいたように見えるが、、

実をいうと、転職を考えていたのは入社した直後の事。
誰でもできるようなルーティンワークに飽き飽きしていたころからずっと頭の片隅にあった。
実際に、先輩に相談したこともあった。
まあその段階ではある漫画をきっかけに思いとどまる結果となったが、それはまたの機会に。。
本気で「転職」というものに向き合ったのは2年目から3年目に移るとき。
会社が2年目の夏に合併し、諸々の体制が発表され始めたころになる。
期初はバタバタして深く向き合えなかったが、夏になり落ち着いてきたところで決心する。
よし、転職しよう。辞めるというのは逃げることではなく、一つの選択肢だ、と。

今思うと、2年目まで本気で「転職」に向き合えていなかったのは、子どものころに考えていた「普通」との葛藤があったからかもしれない。

転職を決意した理由として一番大きなものとしては、会社がこれから進んでいく方向と自分自身が向かっていきたい方向が合わないと感じたことが一番の理由である。
人生何が起きるかわからないとは、まさにこのこと。

新しい会社

転職先の会社はいわゆるベンチャー企業と呼ばれる会社だ。
人数規模も前職とは比べ物にならないくらい小さい。
なぜそのような会社を選択したのか。

・社会を圧倒的に知らない
・異業種に行き自力を付けたかった。

大きく分けるとこの2点が主な要因となっている。

まぁ、最初は苦労したし、今でも苦労している。

出社しないと仕事ができないという環境から、パソコン一つで仕事ができるような環境に変化したことが大きな要因として挙げられる。
加えて、当たり前のように違う環境でも順応している先輩社員や上司の存在。
最初の数か月は心が折れかけていたのも事実。ぶっちゃけ今も。
その葛藤に抗いながら、必死にやっているのが当たり前になってきているのに少し疲れている気もするが、
転職して約10か月、あっという間に感じているのは充実している証拠だろう。
今の会社に入社して様々な仕事をしてきた。
自社主催のイベントで出展するブースの企画担当。新サービスの立ち上げ。
自力がついたかといわれると、正直実感はないが、
良くも悪くも「経験」したなという印象。
ふと立ち止まって考えると、学生時代の同期とかはどんな感じなんだろうと思ったりすることもある。
まあ、結局自分は自分だしと思い、その思いに蓋をすることもしばしば・・

最後に・・・

「普通」に生きるって難しい。最近そのようなことを考えることが多くなっていた。
まず間違いなく、今の自分は、子どものころに思い描いていた「普通」とはかけ離れているだろう。
今まで、自分は「普通」という道のりから踏み外さず生きてきた。
普通の学校、普通の成績、普通の・・・
数えだしたらきりがない。
とある日に、「普通」に生きるってすごいことだよ。と、友人に言われた。
そもそも「普通」とは何だ?という話ではあるが、
もし、子どものころにイメージしていた人生を「普通」というなら、
今その「普通」から踏み外しつつある人生を精一杯楽しむことが大事だということは、はっきりしている。
長いようで短い人生を、子供のころに作った「普通」というレールに縛られずに生きていきたい。

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