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私と似ている人

最近、引越しをして、職場も変わって、毎日が慌ただしく過ぎていく。
しっかり実感することもなく一瞬で終わりそうで、2月に申し訳ない。

引越しの多い人生なのは運命?宿命?なのだと当たり前に受け入れているし、新しい環境に飛び込むのも嫌いじゃない。むしろ好き。

新天地は、私自身が一番キラキラしていたと思っている20代前半を過ごした街で、大好きな街。
帰り道、夜暗くなっても明るいこの街を歩きながら、やっぱりなんか好きなんだよなと、しみじみ思う。

私は、今までいろいろな街に住んできたけれど、住みたい街はここだと、断言できるくらい好き。

この街も、この街に住む人も好き。
感覚的なものだから、うまく説明できないけれど。

そんなこの街で、新しい職場に通いだした。
今は仕事を覚えることにいっぱいいっぱいの毎日。
そんな日々もどこか楽しい。

その新しい職場のある女の子に、仕事帰りの地下鉄で、
「初めて会った時から似てると思わんかった?」と言われた。
どうやら、彼女からすると、私を見た瞬間に『この人似てる!』と思ったらしい。

一緒に働いてすぐ気がついたことは、2人とも無駄なことが嫌いで合理的であるということ。
効率的に働きたいといつも思っている。

ここの部分を、特に職場でわかちあえる人がなかなかいないので、苦労することも多い。
そう考えれば、たしかに似ていると言えるのかも。

『似てる』と言われた時、単純に嬉しかった。

まだ出会って間もない私を、好意的に見てくれていると感じられる言葉だったから。

人は嫌いな相手に『自分と似てる!』とは言わない。

そんな彼女のことを私もすぐ好きになった。
だって、私と似てるから。

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