後回しにしない技術~決心する
すぐやる人になる20の方法
ゴールではなくプロセスを見える化する
✘ 計画誤信 = 成功のゴールイメージに逃げてはならない
◎ 両面的思考
= 実行力に優れた人たちは、楽観的な思考と悲観的な考えを同時に持つことができる。成功に結びつくルートを丹念に探し出し、その過程でぶつかる問題を予想しながら、効果的な対策を立てることが重要。
◎ ベンチマーキング
= 成功のコツは他人の方法をまねること。
望むものを手に入れたければ、すでにそれを持っている人たちの習慣を研究して、それをまねるのが一番の方法!!
”行動に移さないアイデアはゴミだ”
本当の問題を正確に把握する
関係のないことにエネルギーを浪費していないか?
実際に問題なのは、問題そのものよりも、自分の問題が何かをしっかり把握できないでいること。問題を正確に把握できていなければ、問題ではないことを解決するために、多くの時間とエネルギーを浪費することになる。
良い問いは良い答えに勝る
= 問題の核心を把握できず、意味のないことに力を注いでないか?成功する人は、解決すべき問題が何かを正確に知るために十分な時間をかけるが、失敗する人は、問題を正確に把握するより前に、むやみに解決しようとしてあくせくする。
”かゆくない方の足をかいていないか”
逆算でスケジュールを立てる
成功者はみな逆算している。
成功するのは簡単だ。未来から逆算して、現在の行動を選択する習慣を持ちさえすればいい。「99%の人は、現在を見ながら未来がどうなるかを予測し、1%の人は未来を見据えながら、今どう行動すべきかを考える。当然、成功するのは後者の1%だけだ」
逆算スケジューリングの活用
ライフキャリア管理、健康管理、人間関係など、人生のあらゆる分野で活用することができる。老後や定年後の理想をイメージしながら生きる方が、一生懸命に暮らしていれば何とかなるだろう思考よりも、具体的に今をどう生きるかを判断しやすい。
絶対に達成したい長期的な目標と、最終的な期限を設定。逆算スケジューリングで目標達成までのステップと、それぞれのステップの期限を決める。
”目標達成のために、今日できることをやる”
プランBがあなたを救う
どんなときも代案を用意する
= どんなに準備しても、突発的事態はやってくる。目標が想定通りにならなかった場合、自分の内的意志の弱さのせいにしたり、他人や周囲の外的環境のせいにしてはいけない。
言い訳は百害あって一利なし。
決心を途中であきらめる原因は、意志薄弱や外部の妨害というより、対策をしっかり立てていなかったことにある場合がずっと多い!
偉大なリーダーほどみな怖がり
偉大な将軍は、怖がりだからこそ、実行中の仕事で想像しうる最悪の事態を予想し、これに対する代替案を準備する。偉大な将軍は、出陣に際して、絶対に勝つという肯定的な信念ではなく、最悪の状態を常に念頭に置き、危険を誇張して、事前に徹底的な備えをしてこそ、勝利を得ることができる。
”最悪のシナリオを予想すればストレスは減る”
ひそかな誓いはかなわない
◎ 公開宣言効果
= 人は言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする傾向がある。言葉を変えれば行動が変わる。言行一致は信頼の証。認知的不協和を減らそうと努力するようになる。自分の決心を知る友人や家族からの応援も受けられる。
決心を公開宣言できない訳
= 他人に決意を公開するリスクや恥ずかしさが先立つ…
が、自己制御力と実行力が優れた人は、外部の力を活用して自分をコントロールする。宣言することで、自分自身をいい方向へ追い込んでいく。公開宣言した約束を守れなかった際に払うべき代償もあきらかにしておく。
”決心をゆるがせる最良の方法=誰にも知らせずに秘密にしておくこと”
変われないのは望んでいないからだ
今の状況が耐えられないほど苦痛ではないから、切実に望むものがないから変われない。何かを成し遂げたければ、漠然とやってみようという考えでは駄目だ。なぜやらなくてはならいか。その切実な理由を探さなくてはならない。どんな目標でも、切実な理由を探し出し、差し迫った気持ちでとりかかれば、その目標は既に半分成功したも同然。
◎ 自己動機化能力
= 成功者は、外部から苦痛を受ける前に、行動を変える。変化できない時、将来の予測される苦痛を前倒しして、自分を切迫した状況に追い詰める。大部分の人間は、苦痛が十分に大きくならない限り、自分から変化しようとはしない。 それでは人生手遅れになる。
投げる石ばかり見るな。水面に広がる波紋を見よ。
目標達成後の派生効果まで全て考えることは、苦難と挫折に打ち勝つ大きな原動力となる。エジソンの白熱電球は、世界の照明を変え、発電機を生み、様々な電化製品が生活を便利にし、全世界へと広がった。あきらめず最後まで決心を実行する人たちは、他人が’できないというための多くの言い訳’を考えている時、’やるべきただ一つの切実な理由’を探し出している。
”生きるべき理由を知っている人は、そこにいたる方法も探し出す” ニーチェ
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