【理学療法士 ほしの #02】片耳難聴が原因でできないことなら、人に頼ります。
こんにちは。小野寺です。
このnoteは片耳が聞こえない15才、
中学三年生の君へ贈るメッセージです。
それでは、理学療法士ほしのさんの
続きをどうぞ!(前回はコチラ)
■片耳について捉え方の変化はあった?
――― 片耳が聴こえないことを意識し始めたのはいつ頃からですか。
高校生になってから自分で
ネットを使い始めたんですけど、
その頃から片耳難聴のことを
調べるようになりました。
片耳難聴の特徴として
「話しかけられたとき気づきにくい」
というのがあるんですけど、
自分はそれを知るまでただの
「のめり込みやすい性格」
が原因だと思っていたんですね。
私は没頭するタイプだから、
気づかないのかなって。
でも片耳難聴の特徴を知って、
自分に当てはまることがいろいろあって、
とても納得したというか、
「そういうことだったんだ」
と思いました。
――― 片耳難聴について知ることで、心境の変化はありましたか。
人に頼りやすくなった、というのは
あるかも知れません。
自分の努力でどうにかなることなら
自分が頑張れば良いし、
そもそも相手に「これをやってください」
って頼むより、自分でやった方が
手っ取り早いじゃないですか。
でも片耳が聴こえないことが原因で
できないことが事実としてあるなら、
そこは割り切って、努力とかではなく
人に頼ろうと思えます。
■どうやって人に頼れば良いの?
――― 人への頼り方はどうしていますか。
私の場合は右耳が聴こえないので、
「左から話しかけて欲しい」とか、
「この角の席に座りたい」とか、
その辺りがよく使う言葉です。
周りもそれでからかったりしないし、
言って引かれたこともありません。
一回言っても忘れちゃう人はいるので、
そのときはもう一回言います。
「え、忘れちゃったんだ…」じゃなくて、
もう一回「こうして欲しい」と頼みます。
これはタイプの問題だと思いますが、
あまり重く考えない方が私には良くて。
このnoteマガジンでもインタビューしていた
片耳なんちょー キクチさんっていますよね。
私、キクチさんの漫画が
すごく好きなんですけど、
ああいう風に、面白く捉えて
明るく対処できるのが理想ですね。
(続きは明日公開!お楽しみに!)
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