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ドラえもんとのび太みたいに

当たり前の事だけど、僕が子どもの時と今の子どもたちを比べると、コミュニケーションのあり方が変わってきてる。

それは僕が子どものころ両親世代が感じていたみたいに、幅が増えたみたいで減っていってる。

増えたっていうのは、ハードのこと。

今じゃちっちゃい子どもだってスマホ持ってワンタッチで電話できて、そこら中でゲームできて、動画だって見れる。

減ったのはソフト。

心の距離は、遠くなったんじゃないかなって思う。

言葉に規制が出来て、いろんなところで監視されてる。

LINEも監視され始めた。

http://www.line監視.net

こんなだから悪い事する人は減るけど、逆に抑圧されてさらに怖いのがでてくるんじゃないかと思う。

関係ないけど僕はドラえもん好きです。

川崎にある藤子不二雄ミュージアムには、昔のドラえもんを見てた元子どもたちと、今のドラえもんを見てる現子どもたちの笑顔が溢れてる。

人生において大切なことはほとんど、ドラえもんが教えてくれた。

ここからドラえもんがいる未来には、どう繋がっていくのかな。

そもそも、ドラえもんみたいなハートを持ったロボットは生まれるのかな?

言ったらドラえもんは機械です。

つまりハードです。

だけど、誰よりもハートがあるから、のび太が成長するんだよね。

ドラえもんに見るコミュニケーションのあり方

少し頼りないものの、どうしても憎めない「のび太」、自分本位なところはあっても、なんだかんだで仲間思いのガキ大将「ジャイアン」、ずる賢い印象もありつつ、次々と周囲の人が興味をもつアイデアをひねり出す「スネ夫」、思いやりがあり、誰からも愛される「しずか」ちゃん。

そして、どこか間の抜けた僕らのヒーロー、ドラえもん。

後のアニメ・マンガ作品のキャラクター作りにおいて、ある種のテンプレートにもなっている特徴的な登場人物たちは、大人になってから触れてみると、また違った表情を見せてくれる。

『ドラえもん』は、人生や人間学を学ぶテキストとして捉えることが出来るんです。

ドラえもんはのび太をときに褒め、叱り、間違いに気づかせ、日々をなんとなく過ごしているだけでは決して得られない経験させて、人生を学ばせている。ドラえもんの“育て力”は便利なひみつ道具ではなく、そのキャラクターにあると言えるだろう。

ドラえもんの言葉。

『どんなに勉強ができなくても、

どんなに喧嘩が弱くても

どこかに君の宝石があるはずだよ。

その宝石を磨いて、

魂をピカピカに磨いて魅せてよ。』

ドラえもんと日々を過ごした結果として、のび太は憎めない性格はそのままに、ひたむきで人の心がわかる大人になり、憧れのしずかちゃんと結婚する“勝ち組”の未来にたどり着いている。

年齢を重ねるにつれ、人を指導する機会は増えていくものだが、部下や後輩、あるいは悩める友人に模範解答を示す=ひみつ道具で助けてあげるだけでは、根本的な解決にならないことも多い。

辛抱強くのび太を見守り、その長所を引き出していくドラえもんに学ぶことは多そうだ。

一方、のび太はのび太で、人生を切り開くための“能力”を備えている

テストは0点ばかり、運動神経もよくないし、失敗し、怒られて大泣きしているシーンもよく見かけるのび太だが、大人になって各エピソードを見てみると、確かに「自分の現状を心から悲観していない」ことがわかる。

バカにされたり、怒られたりしながらも、のび太は決して周囲の人に見放されず、いつでも人の輪のなかにいる。その理由は、どんなに失敗を繰り返しても、せかせか、ギスギスせずに、つい応援したくなる性格にありそうだ。

アニメの世界に限らず、「困ったことがあると誰かが助けてくれる」という体質の人はいるもの。単に日々をぐうたらと過ごすのはNGだが、のび太のお気楽な生き方を少し見習ってみると、周囲の人たちに支えられて、楽しい人生が送れるかもって思う。

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