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日向坂46はとんだ大嘘つきだ -DASADAライブ 感想-

何が“LIVE & FASHION SHOW”なんだよ!! あれはもう完全に“LIVE”だよ、しかもクソ最高な!! 日向坂46は大嘘つきじゃないか!!
ということで、DASADAライブ 初日に行ってきました。あまりにも素晴らし過ぎて、このフツフツと湧き出る感情を何かの形に残したかったので。

ほぼ定時に会場が暗転。ファッションショースタート。
ファッションショーの感想。とにかくみんな可愛かった。以上。
ちなみに1日目のコーディネートのテーマはクール。2日目のコーディネートのテーマは可愛い系とのこと。2日目のファッションショーにひよたんが出て来たときの会場の盛り上がりはスゴかった。ひよたんはスタイルがいいからランウェイですごく映えてた。
ファッションに関しては語る素養を持っていないのでこれ以上は勘弁してください(笑)

ファッションショーは30分程で終わり、ドラマでは語られることのない3年後のDASADAのアナザーストーリーを上映。上映が終わりすぐに流れ出したOvertureではDASADAの役名からメンバー名に変わっていく演出。ここからはDASADAの世界観から抜け、日向坂のライブのスタートである。

Overtureが終わって最後に出てきたのは復帰後初ライブのひよたん。大盛り上がりのフロア。この時点でもう泣きそう。そしてメンバーが身に纏うのは、鮮やかな青のグラデーションの衣装。日向坂46としてのライブの1曲目は美しいピアノから始まる"青春の馬"。
"青春の馬"のMVが公開されたのが1/15。まさに卒論真っ只中にも関わらず戦意喪失してた自分を奮い立たせてくれた一曲であり、しんどかった1月を乗り越える原動力となってくれた一曲にイントロから最初から涙が止まらなかった。

ここでMC。話題はDASADAの役について。ここでは次の第4話でフューチャーされるきょんこ演じる真琴先輩について。低い声のきょんこがあの体育会系熱血キャラは確かによく似合ってる。演じる本人が実は運動音痴なギャップも面白い。
2日目は美穂ちゃんが演じる沙織のお話。今のところはぶっきらぼうなイメージだが、ここから色んな表情を見せるとのこと。演技に定評のある美穂ちゃんがどのように演じるかが楽しみだ。

そしてひよたんに話を振るキャプテン。すでにパフォーマンス中からヤバそうだったが、直後のMCで話を振られて感極まって泣いてしまったひよたん。同じ横浜アリーナで行われた昨年3月のデビューカウントダウンライブでは1日目から辛そうで2日目に体調不良で欠席を余儀なくされたが、そんな横浜アリーナで彼女の復帰を盛大に祝い、涙を嬉し涙にすることができて本当に良かった。おかえり、ひよたん。
2日目はちゃんと話せてたひよたん。「休んでいたのに、ファンが「おかえり」のうちわ(??)を持ってくれてたのが嬉しかった」とのこと。

キャプテン「ファッションショーとライブだからってナメてませんか?? 日向坂のライブ楽しむぞ!!」と一言。正直ナメてました、ごめんなさい。

2曲目からは3rdシングルゾーン。まずは口笛から始まる"ホントの時間"。
そして"こんなに好きになっちゃっていいの?"、"川は流れる"。"こん好き"と"川は流れる"は名古屋全握、ひなくり共に全然見えなかったのでしっかりと集中して見れたのが良き。

"川は流れる"でセンターステージに来たところでMC。まずはDASADAの役紹介。次はこのちゃん演じるおちょこ。確かにキャプテンの言う通り、おちょこの名言がこのちゃんの凛としたイメージに合ってる。そして丹生ちゃん演じるくるみん。丹生ちゃんが髪下ろしてるのは確かに珍しいよなぁ…。
2日目は愛萌演じる正子ちゃん。言われてみたら確かに愛萌がポニーテールしてるのなかなかレア。そしてKAWADAさん演じるトックリン。山口の方言で話すということでキャプテンから山口の方言で告白の無茶ブリが(笑) これにはフロアが沸いた。

ここのMCの最後にキャプテンは「今日はスペシャルなライブだから懐かしい曲もやったり…やらなかったり…(笑)」とまあ懐かしい曲やるフラグを立てまくって、「何が来るんかな~」と思ってた矢先…。

聞き覚えのあるイントロ…ま、まさか。美玖ちゃん・このちゃん・おすずによるユニット曲“線香花火が消えるまで”、まさにその曲であった。走り出す瞬間ツアーでは日替りで聴けなかった一番好きな曲の1つがまさかここで聴けるとは…。3人の伸びやかな歌声が緑に染まる横浜アリーナに響き渡った。お尻フリフリをこっち向けてやったときは失神するかと思った。

続けざまに披露されたのはKAWADAさん・愛萌さん・ひよたんのユニット曲“割れないシャボン玉”。テクノポップ的な曲調が3人の可愛さを引き出す曲。とにかく可愛い。愛萌さんへのしゅきみが溢れる。そしてひよたんとお陽菜の笑顔も可愛い。もうこれだけで2期生のヲタクのライフポイントはゼロ。

"割れないシャボン玉"の途中、これはあの曲は明日かな~なんて油断してた。終わると続けざまに太鼓の音が鳴る。イントロのギター。圧倒的昭和歌謡感。"キレイになりたい"。前にもいない。後ろで歓声が上がる。後ろを向くと、そこに美穂と丹生ちゃんの姿。センター席最後尾だとほぼゼロ距離での"キレイになりたい"。マジで泡吹いて倒れるかと思った。菜緒ちゃんおらんくてこれなんやから、菜緒ちゃんおったらたぶん心肺停止状態になってた() 

けやき坂から日向坂に改名し、ユニット曲も増えたがため二度と聴けないと思ってた2期生初のユニット曲3曲全部を聴けて、本当に嬉しかった。欲を言えば"割れないシャボン玉"でのピンクサイリウムは初日から揃えてあげたかったな。(2日目はバッチリ揃ってた)
あと"線香花火"はセンターステージ、"シャボン玉"はメインステージ、"キレイ"は後方ステージ(??)と3曲全てが異なるステージで披露されているんですよね。ひなくり2019では柱の存在と圧倒的見えにくさで指定席のライブ会場としては悪名高い幕張メッセを見事に攻略しあの会場にいた全員を満足させたわけですが、まさか横浜アリーナでもそんな感じでステージを置くとは思ってませんでした。本当に圧倒的センスの持ち主であるライブ演出担当の方には頭が下がります。

話を元に戻します。ここまでで既にテンションがおかしい。"キレイになりたい"が終わり、イントロが特徴的な"永遠の白線"。日向坂となってからは初披露。1期生曲ではおい夏とトップを争うレベルの好きな曲。白に染まるフロア。"欅の補欠"どころか心無いヲタクからは邪魔者扱いだった時代にリリースされたこの曲。彼女たち1期生の汗の分だけ、個人として・グループとして今願いが叶い続けてる今聴くと本当に感慨深い。不遇だった当時から「彼女たちの前には 永遠の白線があった」のか、はたまた「彼女たちが自らの力で白線を引いた」のか。とにかくエモエモのエモで泣く。

ここでDASADA劇中に登場するユニット、FACTORYが降臨。新曲"ナゼー"の初解禁。PerfumeのようなゴリゴリなEDMをベースにしたテクノポップに近い曲でとにかく飛び跳ねたくて仕方なかった。それにしても"割れないシャボン玉"もそうだけどKAWADAさんの声とテクノポップって結構相性良いよね。

ここでMC。ここまでは青春の馬のMV衣装だったが、ここからは衣装がソンナコトナイヨのMV衣装にチェンジ。2期生ユニット曲の感想。そして日向坂となってからは初披露だった"永遠の白線"ではラスサビの「ひ・ら・が・な」の部分が「お・ひ・さ・ま」になっていた。言われて2日目はそこに注目してたが、遠くてハッキリとは分からなかったものの、確かに「ひ・ら・が・な」より複雑になってた(笑)

そして美穂の「会場の皆さんで虹を作りましょう!!」から始まった“JOYFUL LOVE”。これまで終盤に披露されてきたJLを中盤に持ってくるライブの魅せ方ができる、日向坂の進化を感じた瞬間。そしてステージ上の証明の色順が「赤橙黄空緑青紫」とフロアの色順になってた。もちろん泣いてた。
(写真は日テレP 毛利さんのTwitterより)

そしてここからはとにかく客を煽りまくる日向坂のライブの真骨頂。"誰よりも高く跳べ"。スタンド通路にメンバーが行き間近で煽る。ひなくりでもそうだけど、本当にハズレ席をできるだけ無くそうとするステージの作り方が上手い。そして続けざまに"NO WAR in the future"。2番のキャプテンとひよたんのバレエセッションの復活がエモい。けやき坂時代からのライブ映えするナンバーで会場の熱気を最高潮に持っていくなか、NO WAR終わりの自分は騒ぎすぎて酸欠になり、終わった時には視界がボヤけてた(笑)

そして丹生ちゃんセンターの"ドレミソラシド"、かとしセンターの"キュン"、KAWADAさんセンターの"キツネ"と今度は日向坂としてリリースしてきたライブ映えのナンバーを立て続けに披露。ここら辺はもう安定の盛り上がり過ぎた。

そして本編ラスト。新曲"ソンナコトナイヨ"。芽依ちゃんがアップになりフロアが大きく沸く。個人的に最初は微妙な感想だったんだけど、聴けば聴くほど魅力を感じる一曲。特にイントロの昭和歌謡感にAメロのナギイチ(NMB48) 感が心地良い。そして何よりもラスサビ前のギターソロが最高。ライブ的にはやはり1サビ終わった後の「ソンナコトナイヨー!!」のシャウトが最高に楽しかった。

そしてアンコール。MCでは映画撮影のため泣く泣く休演を余儀なくされた菜緒ちゃんに電話。会場が湧く。ゆりあちゃんの「私ぃ、可愛いじゃないですかぁ??」に会場は更に沸く。菜緒ちゃんヲタクのワイ、狂ったほど叫んで喉を潰す(笑)

そして日向坂のライブの締めはやはり"約束の卵"。1年後"約束の彼の地"でのライブが決定してからは(自分は)初めて聴く。デビューカウントダウンライブ以降、この曲とJLは聴くだけで涙が出てくる不思議な力を持った曲。約10か月後、"約束の彼の地"でこの歌が響くと思うと本当に自分の中の何かが壊れる気がしてならない。約10か月後、我々おひさまは彼女達にどのような景色を見せてあげられるだろうか?? そして彼女たちは僕達にどんな景色を見せてくれるのだろうか??

まさに「最新の現場が最高の現場」と感じられるライブ。日向坂46はどこまで更新し続けるのだろうか。2020年の日向坂46が見せてくれる景色が本当に楽しみだ。

2019/2/4 日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW -Day 1- セットリスト
0. Overture
1. 青春の馬 (センター 美玖)
MC
2. ホントの時間 
3. こんなに好きになっちゃっていいの? (センター きょんこ)
4. 川は流れる
MC
5. 線香花火が消えるまで
6. 割れないシャボン玉
7. キレイになりたい
8. 永遠の白線
9. ナゼー (FACTORY)
MC
10. JOYFUL LOVE (センター 美穂)
11. 誰よりも高く跳べ! (全員 ver.)
12. NO WAR in the future
MC
13. ドレミソラシド (センター 丹生ちゃん)
14. キュン (センター かとし)
15. キツネ (センター KAWADAさん)
MC
16. ソンナコトナイヨ (センター 芽依ちゃん)
<本編終了>
MC (菜緒ちゃんと電話)
EN1. 約束の卵
2019/2/5 日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW -Day 2- セットリスト
0. Overture
1. 青春の馬 (センター 美玖)
MC
2. ドレミソラシド (センター 丹生ちゃん)
3. こんなに好きになっちゃっていいの? (センター きょんこ)
4. 川は流れる
MC
5. 線香花火が消えるまで
6. 割れないシャボン玉
7. キレイになりたい
8. 永遠の白線
9. ナゼー (FACTORY)
MC
10. JOYFUL LOVE (センター 美穂)
11. 誰よりも高く跳べ! (全員 ver.)
12. NO WAR in the future
13. キュン (センター かとし)
14. キツネ (センター KAWADAさん)
MC
15. ソンナコトナイヨ (センター 芽依ちゃん)
<本編終了>
MC (菜緒ちゃんと電話)
EN1. 約束の卵

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