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うつ病を再発しても生きていく

久しぶりの投稿です。
うつ病が再発して、再休職してから半年ほどが過ぎました。

考えすぎる癖がある自分なので、これからのことをあえて考えないように努めていたのですが、いよいよモヤモヤがおさまらないため文字に起こすことにしてみました。ひとまずは再休職から現在までのことを書き記したいと思います。

再休職する時から今までのことを振り返ると、最初に休職した頃とはだいぶ心境の違いがありました。

再休職する時に、もう少し頑張れなかっただろうかという思いや、休職することへの罪悪感は、1度目の休職に比べると幾分少なかったように感じます。もちろん、せっかく復職できたのにまた休んでしまうという意味では1度目とは違う悔しさや申し訳なさはありましたが、これ以上悪化させる前に休むという決断ができたということを前向きに思えていました。

実際再休職する時の自分は、ろくに眠れず仕事に行ったとしても頭も回らず身体も動かず、ぐったりしていることが殆どで、もはや機能していなかった。
周りにも体調や勤務について相談しながら配慮してもらったりしたけど、それでも続けることが無理な状態ではあったので再休職は賢明な判断だったように思う。

なので再休職していることに後悔はないというか、ゆっくり休ませてもらってありがたいという気持ちではあるのだが、1度目の休職とは決定的に違う思いがある。


それは、果たしてこのまま休んで復職訓練を再度したとしても、長く働き続けられる体調に戻ることができるのかという不安である。


自分は1度目の休職をした際に、リワーク(復職支援)施設に通っていて、リワークスタッフの方々や共に回復を目指す仲間たちと充実した復職訓練を行っていた。

休職した要因を掘り起こしてみて、それに対する考え方や対処法などを学び、再発防止に努めた。それでも再発率は高い病気ではあるので、再発する可能性はあるだろうなと覚悟はしていたが、いざ再発してみるとなかなかに絶望的な思いである。

あれだけゆっくり休んでリワークに通所し、再発防止にも努めていたのにそれでも再発してしまう。それなら一体全体、自分はどうしたらいいんだという思いに打ちのめされてしまった。


再休職して間も無くは、いわゆるうつ病の急性期にあたるので、しばらくは何も考えず何もしようとせずゆっくりした方がいいというのをこれまでの経験や知識から知っていたので、何とかゆっくりと休むという段階はクリアできた。

持病であった鼻の手術も終えて、少しずつ眠れるようになって回復してきたので、再度リワークに通所することにした。前回の通所を経て、リワークに通うことで生活リズムの改善や仲間たちに会えること、復職の準備ができるという意味ではとても手応えを感じていたので、再度通いたいとは思っていた。

まだまだ体調は万全ではないが、少しずつ通う日数を増やして活動量が増えてきていることはとても嬉しいし、メンバーは違えど新しい闘病仲間にも出会えて心強い気持ちもある。リワークのプログラムも自分に合っていて、とても充実している。


だがしかし、以前と同じようにリワークに通って復職準備しているだけでは再発を繰り返してしまうのではないかと不安は拭えない。その思いを抱えたままではなかなかリワークにも身が入らないという気持ちもある。

それでも、ひとまずは目の前のことをこなしつつ、今後再発する可能性や復職後に勤労を継続できるどうかの不安はあるけれども、少しずつまた違った方法を試し、色んな道を模索しながら歩んでいくしかないのかなと思ったりしている。

迷いや悩みはあるけれども、ひとまずは今できることに取り組みながら、少しずつ自分の道と体調の整え方を模索して、働くということだけに捉われず、自分の人生が幸せに向かう生き方を見つけていきたい。


過去を悔やまず、
未来を憂いず、
今を生きて、生きたい。

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