![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126548212/rectangle_large_type_2_1245c510aca56ff4a9dd2a0622705810.jpeg?width=1200)
回転と平行移動〈龍孫江の群論道具箱〉
前回の「群の定義」では,表題通り群の定義を紹介しました.群がある種の変換の集まりとして現れると述べましたが,実際に実平面 $${\mathbb{R}^2}$$ の変換のなす群をいくつかご覧いただきましょう.
演算の設定
以下の実平面 $${\mathbb{R}^2}$$ の変換の集合は
$${f\cdot g := f \circ g}$$(写像としての合成)
を演算として群をなす.
ここから先は
1,475字
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6793783/profile_3a0e265de7b70cf698fc566f3541b8b8.png?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
群論の初歩について,基本事項をまとめます.教科書にはあまり書かれない細々とした計算や寄り道っぽい話なども多く取り入れようと思います.購読月中は過去記事をすべて読むことができますので,必要なときだけご購読いただいてもOKです!
龍孫江の群論道具箱
¥400 / 月
初月無料
群論の初歩について,基本事項をまとめます.群論について,学び始めた人,もう少し良く知りたい人におすすめです.月6回ほどの更新と,おまけテキ…
龍孫江の群論・環論道具箱
¥700 / 月
初月無料
龍孫江の群論道具箱・環論道具箱の記事を同時に読める合冊版です.それぞれ購読するよりはお得な価格設定となっております!龍孫江へのご支援を兼ね…
Twitter数学系bot「可換環論bot」中の人。こちらでは数学テキスト集『数学日誌in note』と雑記帳『畏れながら申し上げます』の2本立てです。