6歳児とはじめての英語#2|「Yes」と「No」の大活用
「英語らしさに慣れること」を目的に、お家で3人目の息子(6歳)に少しずつ英語に触れさせ始めました。ごく当たり前で、基本的な内容ですが、英語の「初めの一歩」の流れを記録したいと思います。
いろんな感じで「Yes」と「No」
まず最初の第一歩にオススメなのが、この絵本で、「Yes」と「No」に触れること。内容はこのふたつの言葉だけ。大事なポイントは、このふたつ言葉は「はい」「いいえ」という意味だけではないということ。
「Yes」は、「いいね!」「オッケー」「もちろん」「やったー」「当然!」なども表現できる。「No」は、「ダメー!」「えー」「やだー」「ありえない」もぜんぶ表現できる。
その時の状況に合わせて、声の調子や表情を変えればYesもNoも七変化。子供の世界では「はい」「いいえ」よりも、「やったー」「やだー」の方がよっぽどよく使うであろう。
まずは、この絵本に描かれている絵を見ながら、感じたままに声や身振りに気持ちを入れながら、ゆっくりと読み聞かせてみる。子供にとって身近でわかりやすい「いいこと」と「わるいこと」が描かれた内容なので、日本語の説明は全く必要なく、絵と英語だけで充分。
「No No」と首を横に振ってみたり、呆れた顔をしてみたり、「ノーっ!」と叫んでみたり。親指でグッドをしながら「Yes Yes」と言ってみたり、大きく頷いたりしているうちに、表情も自然と笑顔になる。声や動作に現れる感情は言葉以上に伝わりやすいもの。子供は、声の感じや動作ですんなりと理解することができ、真似をしてみて、その言葉を同じような場面で使えるようになっていく。
YesとNoだけでは少し物足りなくなったら、一緒に絵を眺めながら、絵の中に見えるものや状況を英語で聞かせてみよう。小さな子供に日本語の絵本を読み聞かせる時と同じように、ゆっくりと、わかりやすく、絵の中に見えるものを指差しながら語りかければ、英語でも子供は何かを感じとることができる。
例えば、絵を指差しながら・・・A baby. That's a book. Oh no! The baby is ripping the book! That's a "no no!"、といった感じに、見えるものをそのまま言葉にしてみる。英語はシンプルであればあるほどグッド。
言語はすぐには形にならないけれど、目的である「英語らしさに慣れること」に向かって少しずつ歩んでいきたい。ちなみにこの絵本は1〜3歳が対象で、英語の第一歩としてちょうどいい。「はい」「いいえ」の枠にとらわれずに、まずはYesやNoを自由にどんどん使ってみてほしい。
絵本の詳細:
2008 by Leslie Patricelli
Candlewick Press
Official HP
[6歳児とはじめての英語#3・・・英語で数える] に続く、、、
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