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『Romiの空』と名付けたのは、私の空がみんなの空とつながっているから

学生の時、福岡出身で一人暮らしをしている友達がいました。
彼女がよく、寂しい時実家に電話して泣くことがあると話していて、ある時こんなことを言いました。

「お母さんと電話してる時さー、今夜は月がきれいだねって言ったら、お母さんもほんとだきれいだね、って言ったの。
あー今見てるこの月は福岡でお母さんが見上げてる月と同じ月なんだなって思ったら、空は繋がってるんだなって思えて嬉しかった。
だから寂しい時は空を見るんだー。福岡の空ともつながってるって思えるから」

この時、実家から大学に通っていた私は、「この気持ちは理解できないし、想像もできないなぁ」と思っていました。

卒業して2年が経って、結婚して埼玉から引っ越して仙台に住むことになった時、彼女の言っていたことがもう本当に身体の芯まで沁みるほどよくわかりました。

その後、転勤で7年間住んだ仙台から離れる時、泣いて泣いて、泣いて泣いて、泣きながら自分にずっと言い聞かせてたことがあります。

「大丈夫。空はつながってる」

『Romiの空』と名付けたのは、いつでもみんなの空とつながっているものでありたいという想いがあるから。

目にした時、「うふふ」「ほっこり」「ピシッ」「ほほー」「にんまり」みたいな味わいが生まれたらいいなと思っています。

私の見上げる空からあなたの空にも、日々に少しの彩りを添えるメッセージが届いたら嬉しいです。


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