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子どもたちに、読み聞かせ


#この春やりたいこと

アラカン世代になってから、お話を書き始めた。対象は「小学生」。

小学生は、思っているよりも理解力がある。小学5年生より賢いかどうかなんていうTV番組では、教科書から出題されている問題に、大人が全く歯が立たないことも、よくある。

かと言って、全てにおいて、知識が深いわけではない。大人が実体験して当然理解していることも、子どもたちには経験不足から、わからないことも多い。また、まだまだ成長段階なので、大人に比べ、客観的に物を捉える力が弱く、考え方が自己中心的であることも否めない。

この、賢いようでそうでもなく、人のことを考えているようでそうでもない
小学生の心を動かす話を書きたいと常々思っている。知的好奇心をくすぐりながら、情を揺すぶることができたなら、作者冥利に尽きる。

私は、話も書いているが、読み聞かせボランティアにも所属している。それは、自分が作った作品を読み聞かせすることで、ダイレクトに反応を受けることができるからである。また、世に出ている名作を読み聞かせることで、聞き手が、どの辺りに感動するのか笑うのか、その辺りの細かいニュアンスも直接感じ取れるからである。

ところが、昨年度は、コロナ禍で、殆ど「読み聞かせ」ができなかった。休校が続き、学校にすら行けない状態だったので無理はない。でも、昨年度の後半は、世の中全体が、コロナ禍の学校生活にも少しずつ慣れていった。

でも、こんなご時世なので、外部の人間が読み聞かせに学校を訪問することは、かなり難しく、私が所属している読み聞かせ団体の活動も、全くと言っていいくらい活動が、できなかった。

だからこそ、今年こそは、子どもたちを前に実際に読み聞かせをしたい。どんな話だろうと、期待で胸がいっぱいであろう子どもたちの前に立つ。子どもたちが一斉にこちらを見る。そして、読み聞かせを始める。あ~、なんて贅沢な時間だろう。考えただけで、嬉しくて興奮してしまう。

どの話にしようかな。あの話をして、次にその話、最後はこの話という風に、組み立てを考えておかなきゃ。

この春、できたらいいなあ。

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