花粉症にビタミンD

花粉症の季節がやってきました・・・!
2月なのにポカポカもう春。

YouTubeでもしゃべってます!手っ取り早く知りたい方は、ぜひ聴いてみてください❤️

花粉症ってなんでなるんだろう?

花粉症は、腸の状態が悪いことが発症の大きな要因です。

プラス、免疫が過剰に反応してしまうこと。つまり免疫システムが正常に働いていないことが症状につながります。

腸に関しては、リーキーガット症候群という、腸粘膜の結合がゆるんで腸に隙間ができてしまうことで、分子の大きい栄養素や花粉がそのまま体内に入り込んで、過剰なアレルギー反応を引き起こしてしまいます。

遅発性アレルギー検査で多くの項目に引っかかる人は、大体リーキーガットです。

↑でもお伝えしたように、食品が合わないってのもあるけど、腸粘膜の状態が悪いからアレルギーになっちゃうよって場合もあります。

こういう方は、リーキーガットあるし、花粉も食品と同じで体内に入り込みやすいから花粉症の症状が出やすい。

つまり、腸粘膜を治してあげること、腸の状態を常によくしておくことが花粉症改善には重要なのです。

ただ、腸粘膜の炎症をとるには、2〜3ヶ月くらい前から・・・いや1年前からコツコツとやっていかないと治りません。。

プロバイオティクス(乳酸菌とか)で腸を整え、
グルテン、カゼイン、精製糖、カフェイン、アルコールなどはフリーにして、
ビタミンC、亜鉛、ビタミンA、グルタミンなどで腸粘膜を修復・強化して・・・

やることたくさん@ 'ェ' @

今改善したいならビタミンD

そこで、もう花粉症出ちゃってるよ〜って人にはビタミンDをオススメします。

ビタミンDは、花粉が体内に入ってきたときに、「異物だ!」と反応するリンパ球のT細胞の調整をしてくれる働きがあります。

T細胞が「異物だ!異常だ!抗体作れ!!!」と騒ぎ立て、抗体が作られてヒスタミンが分泌させて、鼻水、かゆみ、くしゃみなどが出ます。

そのT細胞を落ち着かせてくれるのが、ビタミンDです。

そして過剰なアレルギー反応を抑えてくれるということです。

魚ときのこ

食品から得られるビタミンDには2種類あります。

・鮭、いわし、しらす、あん肝、白子などに豊富な動物性のビタミンD3(コレカルシフェロール)

・きのこ類や切り干し大根に豊富な植物性のビタミンD2(エルゴカルシフェロール)

動物性のビタミンD3の方が、植物性のビタミンD2に比べて、より効率的に吸収されることがわかっています。ですが、植物性のビタミンDを摂る意味がないわけではないので、どちらも意識してこの時期は増やしていくことが大切です。

ビタミンDは体内のコレステロールを原料に、紫外線を浴びることで皮膚で合成されます。(食事で摂るより、大半こっちで作られてる)

そもそも、血清コレステロールの値が低い人は、いくら日光を浴びていてもビタミンDが作れないということ。

コレステロールは、総コレステロールで200以上は欲しいですね。LDL140、HDL70以上だと◎。

え、コレステロールって低いほうがいいんじゃないの?と思った皆様、またコレステロールについては書きますね。

ビタミンD合成経路まとめ

参考)
Journal of Japanese Biochemical Society 87(4): 438-444 (2015)
日本人の食事摂取基準(2020) 脂溶性ビタミン-ビタミンD

花粉症改善には4000IU/日

日本人の食事摂取基準(2020)によると、ビタミンDの摂取上限量は1日あたり4000IU(100μg)となっています。(ちなみに、前回の2015年版から改訂された)

食事摂取基準を読むと、「〜摂取量を提言するのは現時点では困難である。」との記載が多くあることから、まだまだデータが少ないというのが現状。

ただ、2010年版の食事摂取基準では2000IU(50μg)だったのが、一気に倍量に改訂!!つまり、ビタミンDの重要性がここ数年で明らかになることが多くなってきたということですね。

斎藤糧三先生の著書、サーファーには花粉症はいないによると
花粉症改善のためには、1日4000IUのビタミンD摂取を勧めています。

サプリメントでは、1000IU、5000IU、10000IU、というような単位になっているので、わたしは花粉の症状が出てしまったため、5000IU/日を目安に摂ることにしています汗

高ビタミンD摂取時にはマグネシウムを一緒に

ビタミンDを摂ると、カルシウム(Ca)とリン(P)の吸収が増えます。これにより、骨形成=ビタミンDが大事!となるのですが、

その代わり、たくさんビタミンDを摂ると、高Ca、高Pとなってしまいます。

高カルシウム血症を回避するために、マグネシウムの摂取が重要です!

ビタミンDとマグネシウム

(大事だから何回も言う)

アスリートも、妊婦さんも、ストレス過多のあなたも、マグネシウムたくさん使ってますよ〜

マグネシウムも、もともと足りていない人も多いから、それでビタミンDだけたくさんとったら危ないっ!

足つる人は、マグネシウム不足の場合が多いので、注意してください。

ビタミンDサプリ

こどもにもたまにあげてる液体ver.(感染症予防)
中鎖脂肪酸由来。

安いから続けられそう!
非遺伝子組み換え、エキストラバージンオリーブオイル由来

きのこ由来なんだけどビタミンD3。まごめ先生が過去のブログで紹介していたので、わたしも次はこれ試してみたいやつ。

マグネシウムサプリ

これは食べる(飲む)タイプではないのですが・・・
バスソルトです!マグネシウムは経皮吸収するので、お風呂でも取り入れたい!

これ、めっちゃ美味しい!ちょっと酸っぱいスパークリングウォーター的な。かなり微炭酸だけど。こどももすっぱいと言いながらも飲みますw
アスリートにもめちゃオススメしたいやつ!

ご参考に😊

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