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『職業遍歴』#30-1 デジタルマーケティングの会社

筆者が過去に経験した「履歴書には書けない仕事(バイト含む)」を振り返るシリーズ第30弾。今回は、デジタルマーケティングの会社でWebサイトの制作や進行管理、営業事務をしていたころのお話です。

30. Webサイト制作・進行管理・営業事務

ギックリ腰の発症がもとで派遣先を辞めた話をこちらに書きました。↓

ギックリ腰自体は三週間ほどでよくなりました。

派遣会社から離職票を受け取り、ハロワに失業保険の申請に行きました。この派遣会社で私が雇用保険に入っていた期間は計10カ月。もし自己都合退職扱いになったら、失業保険はもらえません(自己都合の場合は12カ月以上の雇用保険加入期間が必要)。

そこで私は、ハロワの職員に「ギックリ腰のため退職した」と強調しました。体調不良などのやむを得ない事情があったと認められると、自己都合であっても「特定理由離職者」になり、6カ月以上の雇用保険加入期間があればすぐに失業保険が支給されます。

そのためには病院から「就労可否証明書」をもらってハロワに提出する必要があります。「就労可否証明書」は、その病気のために仕事を続けることが困難になったことと、現在は治っておりほかの仕事に就くことは可能、ということを証明してくれるものです。

私はギックリのとき通っていた整形外科へ行き、この証明書を書いてもらいました。なおこうした証明書を受け取るには2000~3000円程度かかります。が、失業保険がもらえることを考えれば、こんな出費などたいしたことではありません。

次にハロワへ行ったときに証明書を提出し、私は無事に「特定理由離職者」となり、失業保険を受け取ることができるようになりました。

失業保険をもらいながらまた仕事探しをはじめました。次の仕事は案外スムーズに決まりました。早期に仕事が決まったので、私はまた「再就職手当」を数10万ゲットしました。私ほど雇用保険システムをうまく利用している人はあまりいないかもしれません(なにしろ何度も失業を経験しているし)。

次の派遣先はデジタルマーケティングの会社でした。私はWebの進行管理をやることになりました。この時点で私はWeb制作や進行管理の経験もありませんし、デジタルマーケティングがなんなのかすらわかっていませんでした。派遣会社の求人票に書いてある「仕事内容」を何度読んでもよく理解できませんでした。この仕事は自分にマッチしてないんじゃないか?とも思いましたが、ここは条件がよかったのでとりあえず働いてみることにしました。嫌だったらすぐ辞めればいいだけの話です。

この仕事は時給1800円で実働8時間なので、結構稼げると思いました。全体的に、IT系は時給が高めです。これが紙媒体になると、平気で時給1600円とかの案件がゴロゴロしています。私はもうこれからの時代は紙じゃなくてWebだな、と思っていましたので、そういう意味でもこの仕事に興味を惹かれていました。

で、この会社、やっぱり今まで経験したことのないことをあれこれやらされることになり、最初のうちは苦労することになります。が、私は持ち前の真面目さを発揮して仕事をこなしていきます。次回はここで具体的にどんな仕事をしていたかをお話しようと思います。



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