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世界でいちばん薄いカメラの本を出版しました

まさか人生で本を出版することになるとは思っていなかったけれど、2022年11月30日に「おしごとカメラ手帖」(発行:合同会社339PLANNING)を出版しました!11月30日はなんと"カメラの日"だそうで、カメラの日にカメラの本を出すなんてすごいな…と自分のことなのにもはや他人事のように驚いています。

そもそも出版の話が決まったのは1年前のこと。
「こんな本を出しませんか?」といただいた企画書を見て、実は前向きな気持ちではありませんでした。
何故なら世の中にはすでに素晴らしいカメラのHow to本がたくさん出版されているから。
わざわざRomeが書く意味があるのだろうか、と思っていたからです。

でも企画書を眺めているうちに、339BOOKSさんの「Romeのカメラ講座がわかりやすいと思っていただけていたこと」や「わかりやすいからこそ、もっとカメラに悩んでいる人に情報を届けたいと思ってくれていること」
RomeがSNSで発信することでカメラへのお悩みを解決することができた方のその先に居る、今もカメラに悩んでいる方々のことを考えて提案いただけたこと、私と同じ方向を見据えて真剣に考えてくださっていることに嬉しさも感じていました。
世の中にある素晴らしいカメラの本のことを思い出しては、Romeがカメラの本を書く意味に悩み、なかなか首を縦に振れませんでしたが最終的に出版を決断したのは企画書を送っていただいたときの「カメラに悩んでいる人に届けたい!」という想いと熱量を私と同じように持ってくださっていたからです。

普段、Romeのカメラ講座では大切にしていることがあります。
それは「講座中にわかるのは当たり前。講座後、私が居ないときでも迷わずにカメラの操作ができるようになること」
自分でカメラが使えるようになることを最重視してきました。
だから受講者さんのカメラを画面越しに見ながら、この時にはどのボタンをどう操作するのかという操作方法もしっかりお伝えしています。

マンツーマンのレッスンで受講生の方とやりとりをしてきたような、そんなカメラの本を作ることができたら、それは今までの受講生にとっても、そしてカメラに悩んでいる人にもやさしい本にできるのではないかと思い、原稿を書き進めていきました。

結果、仕上がった本のページは54ページ。サクッと読めて、カメラと一緒にバッグに入れてお出かけしやすいサイズになりました。これは世界でいちばん薄いカメラの本なのでは?!多分だけど!

実際、本を出版してみてどんな気持ち?と聞かれることも多いけれど、正直、不思議な気持ちです。
出版までの準備期間の1年間、ちょこちょこと向き合ってきたからこそ「やっとお届けできるんだなぁ。」が最初の感想で、周りの方からの「買ったよ!」という写真をもらって初めてじわじわ実感が湧いてきたところ。
カメラを持っていない方から「この本なら自分でもカメラを使えるようになる気がして!」と購入していただいたと聞いたことが、最近とっても嬉しかった感想です。カメラ買うところからサポートさせていただく講座もあるから困った時はいつでもお待ちしています!

私がカメラのことを講座を通して伝えるようになって1番嬉しいことは、「子どもの成長記録を撮りたくて」「新しい趣味をはじめてみようと思って」「ECサイトの写真を自分で素敵に撮れるようになりたくて」はじめたカメラで思い通りの写真を撮れるようになって嬉しいという話を聞くことです。
世の中的に良い写真なのかどうか、ということではなくて自分がまずその写真を好きだと思える写真が撮れること。その結果、カメラ沼にハマって気付けばレンズが増えたとか、上位機種を買ってみたとか、そんな話をしてくれる卒業生の楽しそうな顔を見るときがカメラ講座をやっていて良かったと思う瞬間でもあります。

この本を手に取ってくださったあなたに「カメラって楽しいかも」と昨日よりも思っていただけたら嬉しいです。好きな写真が撮れたら、ぜひSNSでメンション付けて教えてくださいね。

書籍の紹介記事も書いていただきました!どんな本なのか気になる方はぜひ、こちらの記事もご覧ください。


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