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桜ノ夢裏話

『桜が見せた幻は優しく、最後についた嘘はほろ苦い』

 この作品を初めて世に出したのは、3年前の9月だった。当時、小説家になろうでアカウントを作ったばかりで、物凄くイキっていたころだと思う。作風も、ただ綺麗なだけで、中身があまりないという見せかけだけの小説だった。まあ、当時の作品を振り返るとみんなそんなもんだし、最初から上手く書ける人なんて少数だ。
 それは置いておいて。私のイキり話を書くつもりはなく、裏話を書いて行こうと思う。

 この当時、物凄く好きだった小説があり、実はこの作品はその影響を凄く受けている。多分、読む人が読めば笑ってしまうくらいわかりやすいと思う。それぐらい影響を受けこの作品を書いた。私も、リメイクにあたって読み直したが、影響を受けすぎていて正直笑ってしまった。やりたいことは分かるが、割りとまんまだなぁと。当時の自分が何だか愛おしくなってしまうくらいだった。
ちなみに、何の小説とかは言わないが、平安が舞台で妖によるトラブルを解決していくファンタジーだ。ちなみに、映画化もされている物凄く有名な作品だ。
 けど、今でもその世界観が好きだし、懲りずに書きたいなとは思っているが。
 
 小説家になろうから移動してきたとき、過去作をどうしようかと考えていた時があった。当時の文をそのまま載せるか、リメイク可能なもののみリメイクし、再掲するか。悩んだ末に、一度見直してから考えようと思った。まあ、結果は御覧の通りだが。
 それに、新天地に来たのだから過去作も今の自分だから書けるものに直してから投稿しようと思ったのだ。

 ただ、問題があった。私は基本的にプロットを書かない。故に、どういう話にしたかったのかわからない可能性があった。プロット書けよ、と毎回言われるのだが、プロットでお腹いっぱいになることもあるし、プロットがマジ書きになってとんでもないことになってしまったことが一度や二度ではない。故に、プロットは基本書きたくないのだ。そんな、プロット嫌いがまさかこんなことになるとは思った。反省はしていない。
 意外にも、書き始めるとすんなり思い出してきて文章を自然と紡ぐことができた。自分でも驚いた。もっと苦戦してここにいっぱいかけると思ったが、書くことがびっくりするくらいない。なんだったら、書きながら欠伸してしまうくらい何にもない。


 というわけで、今回はこの辺でご勘弁願いたい。
 もっと書け!と言われても宣伝やら何やらになるだけで、まったく関係のない話になってしまう。


 嗚呼、そうだ。今回は桜ノ夢リメイク版をエブリスタに投稿させていただいたが、リメイク前のは小説家になろうの私のページにてまだ掲載されている。気になる方はそちらも見て欲しい。というか、見て比較して欲しいと思う。比較してみてください、よろしくお願いいたします、まじで。
 どれだけ成長しているかも多少は分かるかもしれない。

 能書きはここまでにしておいて、と。
 嗚呼、そうそう、桜の幻と彼は誰時にはお気を付けて。
 それでは、また次の作品でお会いしましょう。

P.S.
作品リンクはこちら!

エブリスタリメイク版→ https://estar.jp/novels/25854758
小説家になろう版リメイク前→ https://ncode.syosetu.com/n1772fa/

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