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怪談を読むYouTuberなろうかな

よーし、将来は会社に頼らなくても、YouTuberになって自分の持っている才能を元手に暮らしていくぞー!
となると、薫の持っているものと言えば、怪談好きってことだから(大学の卒論で研究してたくらいだから)、そいつを音読するYouTubeでも作って儲けようかな。アナウンサーもやってたくらいだから

(数秒後、既存の怪談の音読は著作権違反で不可能と知る)

はいー。夢潰えたー。子どもにサンタさんておらんのやで?って悪気なく言ったようなことになったー。
じゃあ、怪談話してる人達ってあれ全部オリジナルなの?世の中に出ている怪談の短編怪談組み合わせたら、この世のほとんどの怪異は網羅されてしまうと思うのだが、それを搔い潜ってオリジナルに到達せなならんの!?

…あ。いいこと思いついたぞ。AIに怪談を創作させて、それを読むってのはどうだ。この世に生のないものが紡ぐ、この世にあってはいけない物語。流行りそうじゃない?(399字)

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