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非モテだった私が理想の女性とお付き合いするまでの話 ~第5話 出会いの場所を考える~

【前回までのあらすじ】
第4話 服を買いに行こう!

友人の恋愛コンサルタントであるジャック(仮名)とケイト君と共に、私は人生で初めて伊勢丹に足を踏み入れ、
1着7万円するブリオーニのシャツを購入し、さらに服の選び方も教えてもらいました。
私(ロンベ)は女性とデートする準備を着々と整えていきます。
今回は、女性との出会いの場所を考えます。


【「出会いがない」はただの言い訳】
「出会いが欲しい・・。」これは、彼女がいない人、非モテの男子にとって切実な願いだと思います。
彼女がいなくて悩んでいる、もしくはモテない男性にとって、「出会いを作る」というのは人生を左右するほど課題と言っても過言ではないでしょう。
2019年3月に内閣府が発表した『少子化社会対策に関する意識調査』でも
結婚しない一番の理由は「適当な相手にめぐり逢わないから」、つまり「出会いがないから」となっています。

私もモテなかった時代は、同じように「出会いが無いと」悩んでいました。
どんなにもモテる努力をしたところで、好みの女性に出会えなければ何も始まりませんからね。。。
一応、自分なりにいろいろ行動はしているつもりでした。
例えば、

【モテないときにやっていたこと】
・友人に誘われるままに合コンに行ってみては、理想の女性にであとなくがっかりして、消化試合の2時間を過ごす。
・飲み会の後に、コミュ力の高い友人に誘われて、ナンパに繰り出し、友人の金魚のフンののようになって女性に話かけるものの、好みの女性が見つかることなくただただ緊張しただけで収穫なく終わる。
・友人サークルの飲み会やイベントに誘われて、ちょっとかわいい子に声をかけてみても、アドレスを聞いたり、デートに誘う勇気もなくその後特に進展もなく終わってしまう。
などなど。

非モテ時代の私は、できるだけ可愛い子と出会う機会を増やしたいと、漠然と考えていましたが、
「どうやって作るか?」を考えることができず、思考停止して、成果につながる行動ができていませんでした。
そもそも、女性との出会いは、運の要素が強く、理想の女性と出会うことなどできないのでは?とさえ思っていたほどです。

しかし、今になって思い返してみれば、「出会いが無い」は、「私は何も行動していません。」の言い訳でしかなかったですし、
自分が出会いたい女性(ターゲット像)をはっきりと決めてた上で、出会いの場所を適切に選択すれば、
いくらでも相性の良い女性とマッチングできると考えています。
前置きが長くなりましたが、物語の本編を見てみましょう。


1.ターゲット像を軸に女性との出会いの場所を評価してみた

第3回 理想の女性像を描く で決めたターゲット像を元に、私(ロンベ)は、
恋愛コンサルのジャックとケイト君の3人での出会いの可能性のある場所を考えてみました。

ターゲット像の詳細は第3話のこちら

3人で2時間ほど真剣に議論し、出会いの場として可能性のありそうな候補を出し、そしてその後に3つの視点から出会いの場を評価しました。

1.ターゲットの女性がいそうか
2.どれぐらいの人数がいそうか
3.時間・コストがどれぐらいかかりそうか


という観点で出会いの場として、最も効果的な場所を検討しました。
(※これはあくまで設定したターゲット像と照らし合わせた場合の評価ですので、すべての女性に対して当てはまるわけではないので注意してください。)


2.出会い場所の候補と評価結果

(1)職場・・・評価:✕
当時は15人ほどの女性がいましたが、ターゲットとなる女性はいない。
というか、職場恋愛は個人的なポリシーとして、NGだったので、そもそも論外。

(2)合コン・・・評価:✕
私のターゲットとしている女性は職業意識高めで、恋愛に関してはやや控えめ。
それでいて、見た目やキレイなので、男性から一定度モテるため、わざわざ自分からグイグイいくタイプではない。
そのため、合コンでの出現率は低いと考えた。

(3)街コン/相席屋・・・評価:✕
上記の「合コン」と同じ理由で、ターゲットとなる女性の出現率は低いと判断。

(4)結婚相談所・・・評価:✕
私のターゲットとなる女性は、25~30代前半で、男性からある程度モテる経験があるし、
わざわざ結婚相談所に高いお金を払ってまで出会いを求めようとはしないと考えました。

(5)SNS・・・評価:✕
ターゲット像の女性は、仕事が忙しいだろうから、SNSでの情報はほとんど行っていない。
わざわざSNSで出会いを求めるようなことはしない。

(6)ナンパ・・・評価:△
ナンパもターゲットの女性は引っかかる可能性はほぼゼロ。
時間をかけた割にリターンはほとんど見込めない。
ただし、女性とのコミュニケーションの練習や度胸をつけるという意味ににおいては有効と判断。

(7)習い事・・・評価:△
そもそも習い事の種類によってある程度出会える女性の特徴も決まってくるので、もしかしたら習い事の選択次第でいい出会いがある可能性もゼロではない。
ただ、出会い目的で習い事を実施するのはそもそも面白くないし、出会いがなかったら辞めるというのも時間のムダになるので、それほど効率的とは考えられない。

(8)婚活パーティ・・・評価:△
真剣にお付き合いしたい女性に出会えるが、ターゲットの女性はある程度男性にモテるため、わざわざ婚活パーティに来る可能性は低い。
ナンパよりかは出会いの可能性は高いが、優先的に時間を費やすものではないと判断。


(9)友人の紹介・・・評価:△
自分の好みの女性を紹介してくれるから、出会い質は高い。
ただし、懸念点として、母数が少なくなるため、そもそもターゲットの女性を紹介してもらえるまでに、かなり時間がかかる可能性がある。

(10)マッチングアプリ・・・評価:○
結局、インターネットの発展した現代においては、もっとも効率良く出会えるのは、やはりマッチングアプリ。
サービスが一般化しているため、昔ほどいかがわしい印象は少ない。
登録している女性も多いし、バリバリ働くような女性も出会いが少なければアプリを使う可能性は十分考えられる。


以上の評価を踏まえて、友人の恋愛コンサルと話し合った結果、出会いを作るための3つの方針を決めました。

1.短期的には、マッチングアプリを優先的に使う
2.マッチングアプリでうまく女性を見つけられないようであれば、ケイト君の友人から紹介できそうな女性を探す
3.理想の女性とうまくコミュニケーションできないようになら、女性慣れするためにトレーニングの一環としてナンパで修行する


3.では、どのマッチングアプリを活用するべきか?

方針が決まったところで、次は具体的に、どのアプリを利用するべきか、について検討しました。
ここでは、ケイト君の経験と知識が非常に参考になりました。

ケイト君:「マッチングアプリは最近、どんどん増えて来ていて、無数に存在しています。人気のアプリは登録者数も多いのですが、写真・プロフィールが良く、モテる男にさらに女性が集まっていき、評価が高いため、さらにその男性に女性が集まるというサイクルが発生しています。」

私:「じゃあ、なかなかマッチングできないのでは?」

ケイト君:「はい。『ごく一部のモテる男性』と『その他大勢』で二極化している状態ですので、大手のアプリに今から参加するのは、おすすめできません。」

私:「ターゲットの女性がいたとしても、アプリ上でマッチングできないということか?」

ケイト君:「なので、最近できたばかりのアプリのほうが、まだ”独占”が進んでいないので、参入しやすいはずです。特に、最近できた『いきなりデート』というアプリはマッチングを運営側が決めるので、二極化することはありません。」

私:「いきなりデート!?ステーキでも出てきそうな名前だな笑www」

ケイト君:「そうです。まだ使ったこと無いのですが、通常のマッチングアプリで行われる男女間のメッセージのやり取りがありません。」

私:「運営側が勝手に決めてくれるのか。。ターゲットの女性像は綺麗でバリキャリな女性だけど、このアプリを使っている可能性はあるだろうか?」

ケイト君:「あります。仕事をしている忙しい女性は、面倒なメッセージのやり取りを毛嫌いして、『いきないデート』を利用する可能性は高いと考えられます。」

私:「よし。ではこのアプリにしよう。」

ケイト君:「まずマッチングしなければ始まりません。そして、マッチングさえしてしまえば、ダンディになったロンべは無敵になっているはずなので、マッチングを目指しましょう」

利用するマッチングアプリの検討した結果の要点をまとめると3つです。

1.人気のアプリは、二極化しているため、後からの参入は難しい
2.短期的な成果を狙うなら始まったばかりのアプリが狙い目
3.職業意識の高い女性がターゲットであれば、いきなりデートが有効ではないか

私はその場ですぐに、いきなりデートのアプリをインストールし、登録申請を行いました。
男性の登録審査はけっこう厳しいらしいのですが、2〜3時間ほどしたら、
無事登録が完了しました。

次は、いよいよマッチングします。
どんな女性と出逢うのやら・・・
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました。
ようやくスタートラインに立ったロンベに乞うご期待。


4.当時を振り返って

【自分で心地よいと感じてしまう行動範囲から抜け出して欲しい】
昔の私もそうでしたが、「彼女が欲しい」、「出会いが無い」と言っている男性のほとんどは、「実は行動していない」「実はそれほど彼女が欲しいわけではない」のどちらかだと私は考えています。
(私の数少ない経験をもとにしているので、偏見が大いにあり)

知り合いの彼女のいない男性も同じように「出会いが無い」を口にしつつも、結局、自分の限られた行動範囲の中でしか出会いを求めていません。
例えば、

・いつも同じ友人と合コンにいく
・大学時代の同じサークルだった女性とだけ話をしている
・昔のバイト仲間の女性にしかアプローチしない、
等。

新しい出会いを求めて、今までやったことない習い事やマッチングアプを始めるのは労力がかかるし、新しい人間関係をゼロから構築するのは精神的な苦痛を伴う場合もあります。

33歳まで、全くやったことのなかったマッチングアプリを始めたことは、私にとって大きな一歩でした。
心地よいと感じる位置から抜け出せば、面白いことはいくらでもあるぞ、と
モテなかった頃の自分に声を大にして言ってあげたいです。

【結論、ターゲット選定が功を奏した】

後々、物語に出てきますが、ターゲット像から出会いの場所を検討するアプローチがうまくいきました。
出会いを求める人も、ターゲット属性、思考パターン、好み、見た目まで、ちゃんと考える人は、あまり多くありません。
(少なからずいますが)
マッチングアプリでもプロフィール画像のとり方、プロフィール文、メッセージのやり取りでも、
ターゲットに合わせて自分の”売り”を書き換えるだけで、マッチング率は劇的に変わります。
なのに、なぜ真剣にやり方を考えない人が多いのか。。。
今となっては、神頼みで友人に誘われるまま、合コンに行っては、ガッカリしていた昔の自分を呼び出して、1日説教したい気持ちです。
ちゃんと出会える場所、方法を考えろ、と。

【好みの女性がいそうな場所で出会いを求めれば、きっと出会える】

「出会いは運だから、理想の女性などに出会えるわけない・・・」。
モテない頃の私はそう考えていました。
冒頭でも書きましたが、出会いがないなど、ありえません。
もちろん、王族の娘で、美人で、仕事もできて、家庭的で、、、のような
非現実的な「空想」の女性と出会うことはありませんが、
現実性を考えた「理想」の女性となら、いくらでも出会いは作れます。

「出会えるわけない・・」という無意味な悲観的な発想が、彼女作りの行動を阻害する
最大の要因なので、すべての非モテ男子には、まず工夫次第でいくら好みの女性とお付き合いできるという真実に気づいて欲しいと思います。

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