見せつけた差 その先へ ベンフィカ vsリバプール

チャンピオンズリーグ1stレグ
ベンフィカvsリバプール 1-3

リバプールにはまだ余裕がある。前半早い時間にセットプレーから先制し、試合を有利に進めた。
ベンフィカはエースがもぎ取った1点を活かし、2ndレグでの逆転を狙う。

ベンフィカは、守備では、4-5-1,4-4-2ミドルゾーンセット。両サイドハーフは攻撃参加するアーノルド、ロバートソンにそれぞれマークすることが守備の役割として与えられていた。ゴンサロラモスはアンカーのファビーニョを消す。攻撃では、ヌニェスは大きな起点だ。運べるし、奪われない。攻撃のスイッチを入れる。右サイドのラファシルバも攻撃の起点となれる。ドリブル突破で運べる。この2人は、カウンター局面、攻撃で鍵となった。後半では特に、ロングボールを放り込んでからのセカンドを狙うという戦い方を行った。チャンスは作ったが、得点までは奪えず。
リバプールは、マネ、サラーを途中から休ませ、シティ戦に向けて調整を行い、尚且つ得点も奪い勝ちきった。

リバプールのプレッシング

マネはアンカー気味のヴァイグルを消し、ウイングはサイドバックとセンターバックどちらでも行ける中間ポジションを取り、外切りでサイドバックを消しながらセンターバックへ向かう。センターバックまで向かった場合はサイドバックは、相手のサイドバックまで出ていき、センターバックはウイングに着く。いつも通りのハイライン、コンパクトな陣形で守備を行った。
ビルドアップでは、チアゴが降りてロバートソンを上げる。チアゴが縦パスを刺して前進。もう一方のインサイドハーフのナビケイタはペナルティエリアまで侵入。飛び出しを行った。また、ルイスディアスは背後へのアクションが多い。深さを出す。そのスペースをマネやサラーが使う。切り替え局面で、背後へのアクションを前線の選手は行う。切り替え局面でのアーノルドのロングボールで、相手の背後のスペースを狙う。これが得点にも繋がった。

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