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ガラタサライvsバルセロナ トッテナムvsウェストハム ユベントスvsサレルニターナ

ガラタサライvsバルセロナ
〜厳しい雰囲気,戦いも勝ち抜けるバルサ〜

ガラタサライは、守備としては、4-2-3-1。トップ下のチカルダウがブスケツにマンマーク。1トップは、ピケを見る。エリックガルシアをフリーにする。2ボランチは、インサイドハーフのぺドリ、フレンキーにほぼマンマークで捕まえに行く。特にフレンキーについては張り付いてマークした。フレンキーは、セカンドトップ的にペナルティエリア内に飛び込んだり、ゴールに向かう動きあるため警戒したのだろう。逆転されてからは、ボランチがブスケツまで出てい気き、センターバックへはトップ下とセンターフォワードがプレッシングに変更。攻撃では、バルセロナのハイラインの背後をロングボールで狙ったり、ゴミスに単純に放り込んで起点を作る。先制は、できたものの厳しい結果となった。
バルセロナは、守備ではヘドリがセンターバックまで出ていって4-4-2。ペドリは、降りるボランチを消しながらプレスするなどのシーンを見せた。攻撃では、ブスケツがマンマークのため、ひとつ飛ばしてオーバメヤンに当てる。そこで、ブスケツの前向きを使ってブスケツが受けて展開。今のバルセロナにはよく見られる形だ。オーバメヤンが降りてできたスペースはフレンキーが飛び出す。これもよく見られる形だ。ウイングは、サイドに張って幅を取る。そこから仕掛ける。後半投入されたデンベレの個人技はやはり脅威である。そこからのチャンスは多い。また、フェラン、オーバメヤンの裏抜け、ペドリのハーフスペースを駆け抜けて、ポケットを取りに行く動き、ライン間で受ける仕事は脅威となっただろう。勝ち続けるバルセロナ、強いバルセロナは戻ってきた。

トッテナムvsウェストハム
〜やはりトッテナムのカウンターは一級品〜

ウェストハムは、守備時5-4-1。中盤ミドルゾーンでセットし、そこからプレッシングを行い、奪いに行く守備を行った。前半の35分の一点返すまではこの前がかりの守備を行った。攻撃では,デクランライスが左サイドバックの位置まで降りたり,後ろから組み立てる。守備から攻撃への起点としてトップのアントニオも起点となった。ボールを奪われずキープできる,または運ぶことができる。攻撃では4-3-3気味になる。後半途中からは4-3-3に変えて前へと出た。前半のうちに一点返したが追いつけず。
トッテナムは,5-4-1セット。相手をある程度引き込む。攻撃では,プレス回避からのカウンター気味の攻撃で多くのチャンスを作った。スペースがある中でのソンフンミン,ケイン,クルセフスキは脅威であった。プレス回避ではケインが降りて来てボールを引き出し,起点となり展開。スペースに走るソンフンミンにパスを通してチャンスという形が基本だ。これらの形でチャンスは多く作ったと言えるだろう。ケインは攻撃において常に起点となった。快勝と言えるだろう。

ユベントスvsサレルニターナ
〜インテル戦に向けて準備万全ユベントス〜

サレルニターナは前線からプレスを行い、積極的にはめに行き奪いに行った。ひっくり返されてピンチという場面はなかったが、奪ってカウンターからチャンスという場面は作れなかった。攻撃では、ロングボールをセンターフォワードのジュリッチに放り込んでジュリッチを起点とした。後半はセカンドも拾い、攻め込んだが得点できず。後半良い時間は作ったものの厳しい結果となった。
ユベントスは、前半は圧倒。両サイドバックは高い位置に出ていき、左サイドハーフのラビオは中に入る。チャンスも多く作り、ディバラ、ヴラホビッチで決めた。右サイドのクアドラードのドリブル、クロス、ヴラホビッチの起点となるキープ、そこからの展開、裏に抜け出す動きはチャンスを生み出す。守備では、アルトゥールが高い位置に出ていき、降りるボランチを捕まえに行った。気になるのは、後半相手に押し込まれる展開、時間がどの試合でもあることだ。前半は圧倒したにもかかわらず、後半押し込まれた。ペナルティエリア前でセットして弾き返すことを繰り返す場面が多く見られた。どの試合でもある。今日のような相手、状況であれば前半の展開を後半も続けて欲しかった。なぜペナルティエリア前でセットし、相手の攻撃を受ける時間を作るのか。怪我人も多い中、圧倒し続けるのは無駄なのか。勝つには十分な試合展開とも言えるので、このような守りに入る展開も否定は出来ないが、、、
勝つための割り切った戦いも必要かもしれない。

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