いまおかしんじ「れいこいるか」
TAMA CINEMA FORUMで、いまおかしんじ「れいこいるか」 脚本は佐藤稔。
阪神大震災で一人娘のれいこ(3歳)を喪った後に離婚した夫婦、ひょんなきっかけで殺人を犯してしまった夫(河屋秀俊)と、娘が圧死した悲しみから暗夜に生理が来てしまった妻(武田暁)、流転の20年を経た二人の劇的な再会と前向きな別れ。人生の応援歌に感動の涙が止まらない傑作。
映画全体に優しさが満ち溢れている。悪い登場人物は一人も出てこない。全てが善人で、観ていて気持ちがほっこり温かくなってくる。