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「赤枠」作品について

三人展『有機交流電燈』より新シリーズ作品の展示・販売を開始します。

このシリーズは赤い額縁との出逢いで生まれました。

もともと、これまでとは異なる契機に導かれた、カラーネガ・フィルムで撮影し、デジタル化を一度もしないまま手焼きプリントしたものを新たなシリーズとしてストックし、温めていたところ、それを額装するのにぴったりな赤い額縁と出逢いました。

このシリーズに理屈はありません。

撮影 : Koki Atarashi

ただこれまでの経験と知識の蓄積から来る直感に導かれた作品群です。

この魅力の言語化不可能性は、そのまま作品の強度を示すと信じています。言葉にできるなら写真である必要はないのですから。

このシリーズの初出しは下北沢の喫茶 透明薔薇で、と考えていました。

透明薔薇の天井は赤く、壁は緑で、薔薇を思わせるその空間にこの「赤枠」はよく馴染みます。

このシリーズの魅力を伝えるのにあたり、ふたりのかたに撮影をお願いしました。

Koki Atarashi氏と草木うちう氏です。

作品を魅力的に撮ってくださりありがとうございました。

ぜひ展示会場で新シリーズ通称「赤枠」をご覧になってください。

みなさまのご来店こころよりお待ちしています。

撮影 : 草木うちう

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