『ローマ建国史』第1巻 21節-30節
21.全体の群衆は、暴力と武器から逸れ、これらの事柄を考慮し調整することに従事していました。彼らの心は何かをすることに没頭しており、天の神々の絶え間ない監視は、神々が人間の関心事に興味を持っているように思われたため、全ての人々の胸に敬虔さを宿らせました。信仰と宗教的義務が、法律と罰への恐れと同様に、国家を支配していました。国王の模範に倣って自らを形成していった人々によって、周辺の国々も以前は彼らが平和を乱す軍営であると考えていたにもかかわらず、彼らに対して敬意を抱くようにな