HSPとして感性を活かす

この記事は、HSP傾向のある方々に向けに書いています。

HSPは感覚が鋭く繊細です。その特性を良い方向に活かす事を書いています。

結論
感性の繊細さをモノゴトの判断に活かそう
「なんとなく良い,悪い」を言語化しよう

感性の繊細さをモノゴトの判断に活かそう

HSPは感性をつかさどる脳の扁桃体が大きい為、感情が細かく動きやすい特性があります。その感性の繊細さはモノゴトの判断に活かせると考えています。

この連休に嫁と中目黒にあるStarbacks Reserveに初めて行きました。

Starbacks Reserveは通常のStarbacksよりも高価で、コーヒーが600～800円します。以下のコーヒー,チャイ,ケーキで凡そ2,600円しました。そこで「この2,600円は私にとって適当か？」を考えてみました。

フード,ドリンクだけで考えると2,600円は適切ではないと考えます。スタバですからコーヒーはこだわっていると思いますが、ケーキの素材はごく普通（もしくはケーキ作り自体が外注？）かもしれません。きっと、フード,ドリンクだけを切り取れば、他のお店でより安価に食べられるかもしれません。

しかし、Starbacks Reserveでは味覚以外の様々な感覚が刺激されました。ガラス張りから見える綺麗な景色,お店に流れる音楽,お店に漂うコーヒーの香り

更に、コロナでお店が空いている為ゆったり出来る事,新しい場所で珍しいものを見た喜び,一緒に行った嫁が満足している事,友人と会う際に紹介できる場所が増えた嬉しさ

それらの感覚を総合的に見ると、この値段も妥当かなと思えました。

次に行く時はまた改めてプライシングする必要があります。今回と同じ新鮮さを感じる事はできません。一人で行くのか、嫁と行くのか、友人をもてなしに行くのかも、プライシングの妥当性に影響するでしょう。

「なんとなく良い,悪い」を言語化しよう

帰りに代官山のUrth cafeでランチをしました。ここのハンバーガーは凡そ1,600～1,800円です。この金額は妥当でしょうか？

この時私達はバルコニーで食事をする事ができました。バルコニーでの食事は家で出来ない為、リラックスした感覚を得られます。

周りを見渡すとお客さんの半数が外国人のようでした。周りで飛び交う英語とイタリア語（きっと）は、海外に来たような珍しい気持ちを抱かせます。これも良い感覚でした。

このように考えると、お店だけではなく空間を共有するお客さんも、実は1,600～1,800円という価格の価値を決める要因になっている事に気が付きます。

他方、フードは嫁のご飯の方が美味しいと思いました。これは満足度が下がる要因です。（ちなみに、Urth Cafeのウリはフードじゃなくてスムージーだそうですね！）

今回の経験を通して満足度は食事以外にも依存する事を知り、自宅で使うお客様用のハンドソープを買いました。（コロナ以来、外食ではなく家に招く事が多くなりました。普通の石鹸ではなく、ちょこっと特別なハンドソープで、友人が受ける印象も良くなるでしょう。）

HSPとして日頃から多くのモノゴトに感情を抱きます。感情を見つめて言語化する作業は、自身と他者の生活を豊かにする事に繋がり、仕事や個人事業に活かせるかもしれません。

以上です。HSP傾向のある方々にとって役立つと幸いです。