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フリーランスを目指した人が陥る失敗談

会社に縛られず、カフェでノートパソコンを開き優雅に仕事をこなす…。そんな憧れを抱いてフリーランスを目指す人も少なくないでしょう。しかし、実際には顧客情報や機密事項、デザインパターンなどが入ったパソコンをカフェで開いて呑気に仕事をするのは現実的ではありません。また、フリーのネット回線に繋ぐこともセキュリティの観点から非常に危険です。

そんな人いないだろう…と思うかもしれませんが、これまでお会いした方々の中にも、最初はそんなイメージを抱いていた人が実際にちらほらいました。人事部の方とお話する機会がありましたが、やはり同じようなことを話される方がいてゾッとした…という話も耳にしました。

フリーランスという一筋縄ではいかない道を選んだ人たちの中には、続かない人、諦めて去っていく人も多いのが現実です。そこで、フリーランスを目指す人が陥りやすい失敗を4つピックアップしてみました。

1. 仕事の受注と顧客管理が疎かになる


フリーランスになると、自分で仕事を探して受注し、顧客と直接やり取りする必要があります。しかし、特に初心者のフリーランスは、営業や顧客管理に慣れていないため、仕事の受注や顧客管理が疎かになりがちです。これにより、仕事が思うように入らなかったり、顧客とのトラブルが発生しやすくなります。

対策
営業力やコミュニケーション能力を磨く
CRM(顧客関係管理)ツールを活用して顧客管理を徹底する
受注から納品までの流れを整理し、プロセスを標準化する

2. セルフマネジメントができない


フリーランスは自己管理が全てです。仕事のスケジュール管理、納期の厳守、収入の管理などを全て自分で行わなければなりません。しかし、自由な時間が増える分、自己管理ができずにダラダラ過ごしてしまう人もいます。これにより、納期遅延や収入不足といった問題が発生します。

対策
仕事とプライベートの時間を明確に分ける
タスク管理ツールやカレンダーを活用してスケジュールを管理する
目標を設定し、定期的に振り返りを行う

3. セキュリティ対策が甘い


フリーランスは会社のセキュリティ対策に依存できません。特に、カフェや公共の場所で仕事をする場合、セキュリティリスクが高まります。顧客情報や機密事項を扱う場合、セキュリティ対策が甘いと大きな問題を引き起こす可能性があります。

対策
パソコンやデータのセキュリティを強化する
公共のWi-Fiを使用しない
定期的にバックアップを取り、データの保護を徹底する

4. 情報商材やオンラインセミナーに騙される


フリーランスとして成功するためのノウハウを学ぼうと、情報商材やオンラインセミナーに手を出す人もいます。しかし、中には「これさえ買えば!フリーランス成功術」といった甘い言葉で高額な会費を取るだけで、中身が薄い内容だったり、騙されるケースもあります。

対策
情報商材やセミナーの評判を事前に調べる
無料のリソースや信頼できる専門書を活用する
自己投資は慎重に行い、必要以上に高額なものには手を出さない

まとめ

フリーランスとして成功するためには、これらの失敗を避けることが重要です。適切な準備と自己管理を行い、顧客との信頼関係を築くことで、フリーランスとしてのキャリアを築いていきましょう。

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