夜行バスについて
突然だが、私は夜行バスが大好きだ。
しんどいイメージをもつ人も多いが、長時間同じ体勢でもあまり苦痛がなく、どこでも寝ることが出来る私にとって、夜行バスはうってつけの移動手段である。部活の遠征や就職活動など、移動はもっぱらバスだ。
そこで今回は夜行バスのメリット・デメリットを述べたい。
【夜行バスのメリット】
①とにかく安い
言わずもがな、夜行バスはとにかく運賃が安い。
私は交通手段を確保するときに、格安移動
(https://idou.me/)
というサイトを好んで使っている。皆さんもぜひ見て欲しい。
ここで夜行バス、飛行機、新幹線の交通手段を比較すると、夜行バスの運賃は格安である。飛行機は予約サイトに飛ぶとなぜか表示価格から2,000円程増しで買うことになるので、その点でも夜行バスに軍配が上がる。
なお、新幹線は定価運賃のみの表示であるため、各旅行会社が発行する割引きっぷを買う方がお得だ。
【夜行バスのメリット】
②発着場所の利便性
飛行機で格安となると、ピーチやジェットスターなどのLCCを思い浮かべる方も多いと思う。しかしLCCの多くは成田空港発着である。仮に都内への行き来だとすると、空港までの移動に少なくとも1,000円はかかってしまう。
対して夜行バスの発着は、新宿や池袋などのターミナル駅に併設されたバス停であることが多い。ちょっといいバス(最低価格+2,000円~のバス)に乗ると発着場所に乗客専用のラウンジが用意されており、シャワーや化粧落としなどの身支度が出来るのも魅力だ。
【夜行バスのメリット】
③サービスエリアが楽しい
これは私が最もおすすめしたいポイントである。夜行バスは福岡~東京間で14時間と乗車時間が非常に長いため、狭い車内に閉じ込められ何時間も…というイメージを持たれる方が多いと思う。
しかし夜行バスは一般的に2~3時間毎にサービスエリア等で休憩時間が設けられ、洗面やちょっとした買い物等を済ませることが出来る。
私は余程眠くない限り、休憩時間になる度に車外に出ることにしている。満席の便の時などは特に、夜の冷たい空気を吸うだけですっきりする。以前新幹線こだまでの小倉~東京間移動を図ったことがあるが、空気のことだけを言うと新幹線の方が余程しんどかった。
またサービスエリアごとに特色があり、それを観察するのも面白い。だいたい隣2県くらいまでの特産品が置いてあるため、お土産を買いそびれた時も便利だ。
と、ここまで夜行バスの魅力をお伝えしてきたが、全ての方にバス移動がおすすめできる訳ではない。
次に夜行バスのデメリット、バス移動が向かない人を述べる。
【夜行バスのデメリット】
①足腰がつらい
まあそうっちゃそうである。基本的に腰痛持ちの人にはおすすめしない。私は腰は何てことないが、とにかく脚がむくむ。むくみが気になる人は、着圧ソックスを持っていくといい。それだけで下車時に靴が入らないなんて事態は防げる。
【夜行バスのデメリット】
②騒音・スマホの光問題
夜行バスは基本的に4列ないし3列の構成である。
隣の人のいびきがうるさいと最悪である。気になる人はイヤホンないし耳栓を携行しよう。
さらに消灯後になってもスマホをいじっている人が稀にいる。運転手を通して注意してもらってもいいが、アイマスクを持っていくと快適だと思う。これは車内の予備灯が眩しい時にも使える。
神経質な人は向かないかもしれない。
【夜行バスのデメリット】
③到着が早すぎることがある
都会だと始発が早いためそう困らないかも知れないが、九州の駅前で早朝4:50に下ろされても何もやることがないのが現状である。冬とかめっちゃきつい。さらにUSJなどのテーマパークに到着する便だと、開園までかなり時間がある、ということになりかねない。到着時間をよく見て予約するか、近くのスタバやマックを探しておこう。
以上が夜行バスのメリット・デメリットである。
デメリットももちろんあるが、価格や発着場所への交通を考えると、やっぱり私はバスから離れられない。
福岡~東京間14時間はさすがに…という方は、他の交通手段と併用するのも良策だと思う。
例えば福岡~大阪を新幹線で、大阪~東京をバスという風に。
静岡に行く場合なんかだと、一発でバス移動するより、名古屋までバスで行って、そこから普通電車の方が安くて早い場合もある。
色々と述べて来たが、まだ乗ったことがないという方はバス移動をぜひ試してみて欲しい。
それぞれの利点を踏まえ、快適でお得な旅を送ってください。
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