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お買い物:我が家にAlexa(アレクサ)が来た。

オットがポチったらしく、Amazonのスマートスピーカー、Amazon Echo (「Alexa(アレクサ)」と呼びかけて動作させるので、以下、Alexaとします)が週末に突然届いたわけです。

家のモノは、ソフトもハードも大体わたしが買う(設置や初期設定、配線などもわたしがやる)ので、オット主導で何かを買うのは珍しい。そのうえ、事前相談なし!!
(直近で彼が同条件下において購入したモノと言えば、浴槽に設置する「ヘッドレスト」という超アナログなモノでしょうか…)

オット曰く、その目的は、
「ムスコはロボットの時代に生きるので、今から友だちになっておかないと」
ということで、どうしてもムスコに買い与えたかったらしく、
(と言いながら、「先輩の家にはスマートスピーカーが5台あって、電気点けたりとかそういうのも全部やってくれるらしい」と目を輝かせていたので、本人がどうしても試してみたかったというのもあると思うけど)
おそらく、わたしに事前相談をすると、
「え、そんなの邪魔なだけ」と、
(コンセントが必要なものが増える=「線」が一層ごちゃごちゃする、そもそもいちいち話しかけるという行為が疲れるし(電気なんて、豪邸でもない限りそこにあるんだからぱちっとつけりゃいいじゃないか)、音楽を聞くにもアプリなど指でちゃちゃっと操作した方が話が速い、買い物するにもビジュアル見えないきゃ買わないよねー、などなどの理由で)一蹴されてしまうことを見越して、黙って買ったようである。

ちなみに、前々から同じ理由において、彼は「Pepperが欲しい」と言っていたので、
決して広くはない我が家におけるヒト一人分の存在感、本体価格ならびに維持費を考えても、Alexaの方がリーズナブルなのは間違いない(「まー、Pepperよりはいいか」と見過ごせる、これが「期待値の調整」でしょうか)。

さて、Alexa。

ムスコはオットの狙い通り、Alexaが気に入ったようで、日々積極的に話しかけている。

朝起きると、「Alexa、おはよう!きょうのてんきは?」「サッカーにほんだいひょうのしあいはどうなった?」
夜には、「Alexa、だぱんぷの"ゆーえすえー"をかけて!」
(ちなみに、DA PUMPの『U.S.A.』は、Amazon Music Unlimitedに入っていないと聞けず、未入会の我が家ではサンプル部分のみ流れる。Alexaは淡々とした口調にてその旨も宣伝してくる…)

子どもの順応性・素直さはすごい。

Alexaが、わたしたちのリクエストに対し、
「すみません、わかりません」
と慇懃無礼な感じで(この辺にわたしの敵意がすでに)返してきても、
苦笑いして、「だめだなぁ〜 おしえてあげなくっちゃ」的な感じて肩をすくめてみたり、
ちゃんと反応してくれると、「ぼくのいうことはきいてくれるんだよ」と得意げ。

懲りずにいろいろ話しかけている。

ふわっと話すと、全然違う答えが返ってきてしまうというのには気づき始めているようで、
4歳児にとって「自分の要望を伝えるために日本語を整理して話す」という行為のトレーニングにはなっているような気がする。

わたしは、と言えば、
先に書いた、「今、買わずともよい理由」の部分が拭えず、
何度話しかけても、
「すみません、わかりません」
を繰り返されると、イラッとしてiPad/iPhoneを取り出して、
「ほら、やっぱりこっちの方が便利!」
とドヤ。

「OK, Google. の方がよかったんじゃない?」
と意地悪を言ってみたり…

Alexaを家族の一員に迎えることに、
ちょっと反発中…
(アナログではないものの買い物に事前相談なかったことを根に持っている!?)

正直、
よく聞くラジオも音楽も、情報チェックするサイトもAppsも、
iPad/iPhoneでそれなりにオーガナイズしている&ヘビーユースしているので、
そもそもそれらと連携できていない時点で、今のわたし的には魅力薄なのだけれど…。
(でも、ぱぱっとネットで調べる限り、音楽などは連携する方法があるようなので、やはりこの辺は通常の家電等と同様、オットに任せず、わたしが設定した方が活用できそうかも…と思ってきた。)

しかしながら、AIも育てるもの。

イラッとして仕事を取り上げちゃう、
他の誰かと比べちゃう、
みたいな行為は、
子育てでも、オット育てでも、仕事の仲間育てでも、
よろしくないことなのよね…

と、Alexaに自分の態度を反省させられているようで、
ドキッとします。

なんだかそれもまたちょっと悔しいのだけれど、
彼ら(AI)と生きていくこれからの時代。

Alexaの取り扱いについては、オトコ2人に任せて静観しようとも思ったけれど、
使い勝手は設定でも変わりそうなので、オットにその辺について少々口出しもさせてもらいつつ(あくまで、クレームでなく、わたし的に「自分ごと化」するため!)、
どんな経緯にしろうちに来ちゃったこの子と、どうやってうまくやっていこうか、
受け入れるところから始めて行こうかな。

わたしも、お勉強させてください、Alexa。

「Alexa、Radikoで東京FMをかけて?」
と、優しく話しかけるところから…

今後の「わたしたちの関係性」の成長、ご期待ください。

素敵な使い方、もとい、付き合い方のアドバイスも、ぜひ聞きたいです。

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