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不定期更新【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ

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ローリング内沢が書き下したエッセイ・コラムなどをまとめました。当マガジンを気に入りましたら各記事の下部にある「気に入ったらサポート」のボタンからご支援(投げ銭)をいただければ執筆…
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#ゲーム業界

ゲームは「着て」なんぼ【ゲームTシャツの変遷を探る】

Tシャツといえば、ラーメン屋の店員は、なぜ黒いTシャツを着て、頭にタオルを巻き、腕組みをしているのか? その謎は、宇宙が誕生してからすべての事象や感情が記録されているというアカシックレコードにも記されておらず、真相はフリーメーソン幹部であっても、家庭教師のふくろう博士であっても、ましてやレイトン教授であっても、知る余地がない。 なので、今回は"ゲームTシャツ"の話をしたい! \ゲームTシャツは、単なる"ぬののふく"ではない!/ ここ近年、街なかでゲームTシャツを着てい

¥200

ゲームを本当にやってるなと思わせるコメント集【芸能人向け】

\「ゲームをしていた」は芸能人にとって万能な言葉!?/ 先日、インターネットの"ヤホー"(ナイツ口調で!)を見ていたら、こんなニュースがあった。 <【Yahooニュース】熱愛報道が出た芸能人の多くが「ゲームをしていた」と説明する理由(NEWSポストセブン)> ようは、熱愛を報じられた(一夜を過ごした)芸能人のリアクションとして、「(一緒に)ゲームをしていた」というコメントはとても上手である、ということだった。 記事によると、 たしかに、"何もなかった"としても、「『

【ゲームのアクセシビリティ】は誰のためのもの?

"アクセシビリティ"という言葉をご存じでしょうか。 "アクセシビリティ"とは、情報やサービスなどに対する"アクセスの容易さ"を差す言葉。 テレビゲームの分野においては、あらゆるプレイヤーが円滑に作品を楽しむことができるような"利用しやすさ"、"便利さ"、"近づきやすさ"を意味しています。 たとえば、視覚の不自由さをサポートする"色調補正"機能や、聴覚を支援する"字幕"のオン/オフなどがそれ。 ほかにも、ボタンの割り当てを変えられる機能や、音声読み上げ機能、カーソル速度

ハマりすぎて"ぶっとびカード"を実際に味わった話【桃太郎電鉄】

1990年代。ボクがまだ週刊ファミ通編集部に在籍していたころ。 仕事が終わっても家に帰りはせず、夜な夜な編集部で同僚や先輩たちといっしょにゲームを遊ぶことも多かった。 PCゲームの『ダンジョンマスター(日本語版)』(1990年)や、『Diablo(ディアブロ)』(1996年)が発売されたときは完全にハマってしまい、家に帰らず編集部に寝泊まりしていたほどだ。 会社にゲーム好きな人がたくさんいたこともあって、コンシューマーやPCゲーム問わず面白いゲームの情報がいち早く入って

ボクが催眠術にかかったときの話【ファミ通WaveDVD】「ボーズの○○タイム」

\「あれって、ほんとにかかってるんですか?」/ と、よく読者の方々に聞かれることも多いのだが、嘘偽りなくばっちりかかっている。 これから、ボクが催眠術をかけられたときの話をしたい。 もう、かれこれ10年以上もまえの出来事なので、あらためて知らない人に向けて説明をしておく。 2011年に休刊した、DVD付きの月刊ゲーム誌『ファミ通WaveDVD』。 当雑誌の付録であるDVDには、さまざまな映像コンテンツが収録されており、そのなかのひとつに「ボーズの○○タイム」という連

¥300

『ファミ通DS+キューブ&アドバンス』キミは伝説の占い師「マンデーわかめ先生」を知っているか?

現在は休刊してしまったのですが、『ファミ通DS+キューブ&アドバンス』というゲーム専門誌に"オレのページグランプリ"というコーナーがあったんですね。 これは、『ファミ通DS+キューブ&アドバンス』の編集者たちが、毎号ひとり1/2ページ(見開き1/4)を使って、自分の好きな記事を作成し、その人気度を読者の投票によって順位付けするという企画コーナーだったんです。 ちなみに、投票数を多く獲得し1シーズンでトップになると、たしか見開きページ(2ページ)まるごと自由に担当できる権利