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教員のiPadオススメ活用術 

念願のiPad air4 を手に入れて、半年ほどど3ヶ月ほどが経ちました。

使ってみて、
なんでもっと早く使わなかったんだろう!!
と思っているので、良さを発信することに。

現在は授業づくりやスケジュール管理など、校務のあれこれをiPadに一元化しつつあります

実際とっても楽に、かつシンプル、効率的に仕事をできるようになったので、
私が試した中でオススメの『教員のiPad活用法』をまとめておきます。

YouTube等の動画教材は画面録画

授業で動画を用いたい…だけどオフラインで使いたい…!

教室にインターネット環境がない or 私物端末を学校のネットに繋げない or いちいちLANケーブル挿すのがめんどくさい などなど、

インターネット上にある動画を使いたいけど、使いにくいという方もいらっしゃると思います。(もちろん動画は、著作権の関係など、教育現場で使ってよいものを選んで)

そこで便利なのが『画面録画』昨日。
iPadの画面操作をそのまま録画してくれます。

画面録画をオン
→ 動画を再生
→ 録画できた画面をトリミングして画面上の操作(画面録画のオンオフなど)をカット

これで目的の動画をフォトライブラリに入れることができます。

設定 > コントロールセンター > コントロールをカスタマイズ

で画面録画をコントロールセンターに追加して使うとよいです。

教科書等はpdf化

移動中や家で見たいがために、教科書やノートを持って帰るの、とっても重い。持って帰ったのに、結局見なかった、なんてこともしばしば。
というか、そもそも持ち帰り残業なんてしたくない。でも前日の夜に「明日の授業、なんだっけか」とか気になってしまうタイプです。
授業ノートだけでも、持って帰っておくかぁ…な週末。

今では、使う教科書はスキャンしてPDF化、iPadに全て入れています。

これで、教科書の持ち歩きはなくなり、
なにより、いつでも参照できるという安心感で、変な荷物を増やさずすんでいます。

スキャンは、教科書会社のデータがない場合は少し大変ですが、年度が始まる前にやってしまえばよい。

今はアプリでのスキャンが楽ですね。無料で使えるおすすめは『Adobe scan』。
スキャンしたデータをPDFにも、JPEGにもできる優れもの。

さらに、このPDFをストックしておくアプリがあるといいですね。

Adobe scan 上で

共有
→ コピーの共有
→ (お好きなアプリを選択)


でオッケー。


元々入っている『books』アプリでも十分かなと思います。

私はgood notesに入れて整理しています。
部分ごとにスキャンしてしまっても、簡単に結合できるのがよいです。

good notesに取り込む時に、

good notes上で結合したいPDFを開いた状態に
→ Adobe scanから共有
→ 「現在の書類に読み込む」


でPDFの結合ができます。一冊を一気にスキャンしなくてもいいですね、

会議資料のまとめ

紙がいっぱいの学校現場。
欲しい時に、探さないと出てこないなんてことも。

私はもらった書類はすぐAdobe scanでパシャリ。スキャンしてgood notesへ入れています。

紙でファイリングしているのは、個人情報を含む資料だけと決めています(机の上がすっきりします♪)。

他の先生の授業プリントをいただいたりしても、見たい時に出てこなかったりして、時間の無駄&ストレスだったのですが、ストレスフリーになりました!

メモの一元化

自分のためになることや、業務上の連絡など、パッとでてこず見返せないのが嫌なので、今まで一冊のノートにこちゃこちゃ書いていました。

が、重い&かさばる が嫌でした。

今はiPadとApple Pencilを持ち歩き、全てgood notes上のノートにメモしています。

↑ ある日の授業に関する研修の記録。こんな感じになります。

手書きの文字でも、検索にヒットするのがgood notesのすごいところ。
あの記録どこだっけー?がなくなり、時間の無駄がないですね。

あと、書いたものの配置をサッと自由に変えられるので、系統立ててメモがとりやすいというのがいいです。
good notesでのメモの取り方の詳細はまた別途記事を書きたいなぁ。

スケジュール管理 デジタル教務必携

手帳もかさばる。紙を減らしたい。

こちらのサイトで デジタル教務必携 なるものを買いました。いわば教員用のスケジュール帳です。

↑ぼかしていますが、こんな感じにApple Pencilで授業予定やタスクを書き込んでいます。

紙で持ち歩かなくてよく、荷物がスッキリしたのがよいです!

が、これについてはアナログのよさもあるよなと思うので、無理やりデジタル化するのもよくないなと思います。人によりますね。

ちなみに私は同じサイトから別売りの時数カウントのファイルも買って、デジタル教務必携と一緒に使っています。

授業中の活用

授業での活用は私はまだまだ研究中ですが、
常にプロジェクターにつないでおき、

考える活動に必要な資料を提示したり、

生徒の模範ノートやレポートを提示して指導したり(これは生徒も照れくさいながらもうれしいようで、もりあがる)

というのがパッとできるのはすごく良いです。


good notesに授業ごとのフォルダをつくり、必要なものを入れているので、もたつきません。

また、演習問題の解説など、
板書の時間を短縮したいとき使っています。
生徒にも、自分に必要な部分だけを記録する練習をさせ、サクサク進めます。

なんにせよ、授業準備がiPad1つなのがすごく楽です。
シンプルに仕事できる感じも、とても好き。
授業プリントをPDFであらかじめ入れておけば、電車の時間とか、スキマ時間にApple Pencilで書き込んでいくだけ。

余裕があれば、必要に応じて、スクリーンショットをとってPowerPointまたはkeynoteに貼り付け、
生徒に発言させたい部分などを図形で隠しておき、アニメーションで図形がフェードするようにしておきます。


また、オンライン環境があれば、生徒の意見を集約して前に示し、議論するなどもできますね。発言するのはできなくても、デジタルで打ち込むのならできる子が結構います。

私的 必須アイテム

Apple Pencil

good notes 5

それぞれ、そのお値段払う価値ありです!
これらがあってこそ、iPadは生きると思います。

大切にしていること

なんでも無理やりデジタル化しようと頑張らないこと。

一気にやらずに、少しずつ変えていくのが良いと思います。自分の負担軽減のためのことなので、無理なく楽しんでやろうと心がけています。なので授業での活用は、これからもっと進化させていきたいです。

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