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【想像と全然違う駅に到着】東京ステーションギャラリー 鉄道と美術の150年


子供にチラシ見せられて、これ行きたい〜と言われたのですよ。
完全に鉄道万歳な企画展だろうなー、150周年だしなー、電柱美術もあるなら鉄道美術もあるよね。

JR東の施設だしね。


といそいそと鉄道記念日に出かけたんですけど。

これが…なんというか…レールで殴られる様な(褒め言葉)展示内容でした。

鉄道に全然寄ってない。

美術と鉄道の中間に立った人がきちんと冷静に企画している。
電車素晴らしい!駅万歳!ではなく。
鉄道による恩恵もあるがその反対部分もしっかり取り上げる。

美術が出来ることの一つに疑問の投げかけがあると思う。
それをきちんと、美術として見せる。
鉄道と社会との複雑な関わりを見せる。

企画の底力を感じました。
素晴らしい…

展示を見終えた11歳の子に「地下鉄サ●ン事件ってどんな事件?」と問われる事になるなんて想定していなかった。

乗車駅と降車駅が全然イメージと違う。
自分の頭もまだまだ、まだまだ硬い。
先入観との戦いも連敗だ。
終着駅なんて新たな始発駅でしかなかった。

オマケ
長男は勝海舟の直筆の作品を見たことに目を輝かせていた。

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