【建築と衣服の共通項】特別展示 『被覆のアナロジー —組む衣服/編む建築』インターメディアテク
立体。包むもの。社会的なつながり。身を守るも(カバーするもの)
と言葉を並べてみると、建築と被服の共通項はけっこうあるなと思う。
制作過程で図面、製図、設計図(パターン)という用語が出てくるのも共通していると思う。
ただ数人の集合体の身体を守るものから、その規模何千人、何万人の集合体を収容する堅牢な素材でほぼ不動な立体物である建築に対して
被服は、たった1人の体を収容する柔軟な素材で可動な立体物なところ、
が違いだろうか。
というようなことを考えながら展示を見ていた。
ファッションデザイナーの江角泰俊氏と建築家の隈研吾氏の被服と建築のクロスオーバー。
襟だけでもデザインが成り立つ、襟だけでドレスになるという不思議と折り紙を思い起こさせる壁は影も印象的だった。
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