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2024年美術館記録まとめ

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2024年に行った美術館やら展覧会やら
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記事一覧

【トリオの秘密2回目】TORIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション 東京国立…

東京国立近代美術館で開催中のTORIO展。 企画担当東近美研究員の方のギャラリートークが聞ける…

薪
2週間前
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【現代美術館のトップバッター】広島市現代美術館 コレクション展 2024-Ⅰ ハイライ…

1日目、下瀬美術館へ行ったあと広島市内に戻って宿泊。 次の日は広島市現代美術館へ。 広島市…

薪
11日前
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【ここにあることの意味】広島県立美術館 コレクション展 第1期 光と風の世界

お昼すぎに広島市現代美術館から広島県立美術館へ移動をする。 山を下る途中、曲がりくねった…

薪
6日前
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【宮島の向こう側へ】下瀬美術館 開館1周年記念 加山又造

広島へ行ってきた。 動機3つ。 ・加山又造の個展が下瀬美術館でやっている ・下瀬美術館一度…

薪
2週間前
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【継続は_なり】渋谷 UESHIMA MUSEUM

5月半ばに「渋谷に私設の美術館ができる」という話題を知り「?」と思っていた。 宮下公園、…

薪
3週間前
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【虎と泥】走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代 菊池寬実記念 智美術館

京都国立近代美術館で開催されていた展覧会。巡り巡って都内にやってきた。前期は見れずだった…

薪
3週間前
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【シンプルに捉える】中西夏之:1962〜2011 SCAI PIRAMIDE

中西夏之氏の作品がまとまって10点ほど出ている。今なぜ?と思いつつ。六本木へ行ってきた。 紫の絵のシリーズと、コンパクトオブジェ、弓のシリーズが出ている。 概要 ギャラリーの展示といえど、多摩美大の教授・光田ゆり氏が寄稿、解説をしている。 やっぱり氏の評は難解だーと思いつつ、懸命に読む。難解ではあったが、なんとか噛み砕けるギリギリのところ。この文章を書けるのがすごい。 このギャラリーは赤瀬川原平氏の写真展のときも、非常に豊かな文章を掲示していた。 無料の展示でこの解

【沼のほとりで宴】シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴 群馬県立館…

群馬県は館林。群馬県は県立美術館を2つ擁する珍しい自治体である。 高崎の群馬県立近代美術館…

薪
4週間前
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【言葉の雨宿り】「翻訳できない わたしの言葉」と「Tokyo Contemporary Art Award 2…

ホー・ツーニェン「エージェントのA」を見た後、窓の外は大雨になっていた。 もうここは腹を…

薪
1か月前
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【世界を見渡すバードアイ!】Beautiful Japan 吉田初三郎の世界/ 府中市美術館のコ…

府中市美術館で開催中の吉田初三郎の展覧会へ。 この作家さんは、世田谷美術館で数年にわたり…

薪
1か月前
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【知らぬ間に結ぶ】カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめ…

概要はこちら。 公式サイトの情報量、すごく少ない。 東博の「管轄外よー」なのか。 ときど…

薪
1か月前
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【寄贈、購入…保管?】所蔵作品展「MOMATコレクション」(2024.4.16–8.25) 東京国…

始まりました、MOMATコレクション。 今季の展示概要は公式ウェブサイトをチェックしてもらって…

薪
1か月前
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【これからは◯◯の時代!】三島喜美代―未来への記憶 練馬区立美術館

原美術館が品川にあった頃、その芝生の中庭にいつも大きな新聞紙が鎮座していた。 私が見た三…

薪
1か月前
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【足利セレンディピティ】コレクション展2024 足利市立美術館

とにかく、昔から赤瀬川原平さんが好きで追い続けている。 今年は没後10年。 情報を追うためにしていることの一つに所属ギャラリーのInstagramアカウントをフォローするという方法がある。 そんな事をしていたら5月某日、足利市立美術館で作品展示があるという投稿が。 お、なんかあまり見た事ないコラージュだな? でも現物が出てるなら見たい。 今年使い切らねばならない有休もまだあるし、夫の出張が増えてワンオペ予定期間が迫っている。その前に私による私のための有休消化実行である。 都