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なぜにパオラ?

なぜこうまでして、パオラ先生にこだわっているのか?一昨年より、日本でのWSをお願いしながら、二度にわたる延期。オリンピックだのコロナ禍だったといえば、それまででしょうが、所詮言い訳。参加者を十分に確保できなかった又は、間が抜けていただけです。

彼女の魅力は、たくさんあると思っています。自分は、トレーニングのフェーズ1での一週間とフェーズ2の約2ヶ月間を過ごしました。その時の印象は、確かにわかりやすいが、斬新さ・面白みに欠ける。その頃の自分の世界観は、その程度だったのでしょう。

こうしてパオラにこだわる理由は、昨年のオンラインWSでの彼女のコメントです。そこで気付いたのは、自分が知るパオラは、非常に「部分的だった」ということです。

そりゃ、そうでしょう。フェーズ1及びフェーズ2で出会った時の生徒は、ほぼ全員素人だったわけで、そうした生徒に合わせた教育プログラムの中で、彼女は自分の役目をしっかりと、こなしてくれていたわけです。

昨年のオンラインでのコメントとは、以下になります。

五感を意識することで、私たちの存在、すべてのパーツ(物理的・肉体的な部分や感覚)を一つにまとめることが出来ると、二つのことが起こります。

1、今、この瞬間に集中できる。自分の今この瞬間に集中することが出来ると、自分の中心(センター)つまり、安定を見つけられる。五感を通して私たちは、自分を知ることが出来る。そして自分の感覚に気づくことにより、さらに「今、ここ」に集中出来るようになる。

2、二点目は、統合のコンセプトに関係しています。統合とは、アライメント(配列)に関することだけでなく(それは一つの要素でしかなく)すべての身体のパーツに加えて、脳のそれぞれの部分も統合されます。大脳皮質・感情を司る真ん中の部分・感覚知覚を扱う部分もある。感覚知覚は、五感によって刺激される。脳のこの3つの部分が対話すると、私たちは統合されている(まとまりがある)感覚を得ることができる。その統合の感覚は、自分のセンター、安定が見つかっている感覚と関係していることが多い。

ムーブメント・エクササイズというのは、「動くこと」そのものよりも広い意味があると思っています。ムーブメントそのものは、シンプルで簡単なことだけど、それをどう経験するかによって大きな違いをもたらされるのです。

以上がパオラのコメントです。

個人的に、ここまでシンプルに「統合」について言及されたことに対して、興味が湧いているわけです。自分はこの統合について、かねてより色々と考察していたのですが、ここまでシンプルにわかりやすく言われちゃうと、グーの根も出ません。

自分ではそれまで悶々としていた「統合」について、このコメントを基に、自分なりに腑に落ちるところまで来ている感じです。きちんとまとめて公表するにはもう少し時間がかかりそうですが、そんなこんなで、是非ともパオラに日本に来てもらいたい一心で、こうしてせっせとパソコンに向かっています。

今年のメインは「三度目の正直! 秋のワークショップ」が控えているのですが、
まずその前にもう一度、オンラインWS。まずはこの”Touch experience”でパオラをご存知ない方は、是非ご覧ください。田畑さんの空間身体学による、場の調整も冒頭でやっていただけるので、奮ってご参加くださいませ。

お申し込み・お問い合わせはこちらからどうぞ。

下記リンクは、昨年パオラにインタビューしたものです。こちらも合わせてご拝読頂けると嬉しいです。貴方の世界は、あなたしか造れない。彼女の魅力を探り出せるのは、貴方自身の世界です。


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