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貴州の旅5(貴陽観光)

注:このシリーズは、旅行中にとっていたメモを書き写しているだけなので、不適切、読みにくい、どうでもいい情報が多分に含まれる恐れがあります。

博物館を出て、西にあるという観山公園とやらに向かうが
地図の縮尺がおかしいもので(中国に行った日本人にありがちな主張)、想像の三倍は歩いてやっと着いた。

人が多いので入り口のほうだけ見たけど、
夜はライトアップ、とかなんとかで、電飾がつくらしい。

みんな家族で来ていて、人がこんなに多いのにどの人もすごく楽しそうで、こっちまで楽しくなってくる。民族衣装を着てるおばあさんとか普通にいてびびる。
地下鉄(できたて)が眼の前にあったのでたすかる。

まだ数の少ない地下鉄の駅の一つ、貴陽北駅に寄って取票(切符の発券)したけど、その時もパスポート出すまで外国人と気づかれなかった。
普通話を使う機会が少なくて、俺の訛った普通話と普通の普通話の違いがわからないのかもしれない。まあこれは助かる面が大きい。外国人と思われると普通、得はしないものだから。
貴陽北駅はむだに広くて骨がおれる……

中山西路に戻って奶茶を飲む。
久しぶりに快乐柠檬を見た。観山公園のあたりに小さい店でも出したらもっと売れるだろうな。だってあの辺飲み物も食べ物もないもの。(じっさい昼飯を食い損ねた)。

人がたくさんいる。みんな春節で浮かれている。屋台の人は労働中だけど、それも「稼ぎどきだ!」といわんばかりにエネルギッシュに売る。俺だったら、正月に自分だけ働かなくちゃならないと思ったら泣きそうなので、こういうメンタルを本当に見習いたい。

貴州っぽい本がほしいと思い、西西佛书店(オシャレ本屋のチェーン)に行ったら、やっぱりオシャレな本しかなかった。
旅行者としては残念だが、これはこれで(成都や上海と同じ品揃えというのは)
ニーズがあるのだから何もいうまい。
店員さんが親切で、ずっと一緒に本を探してくれた。

貴州は貧しいとか遅れてるとか言われがちだが、その中にあっても貴陽は州都であるだけあって都会的な空気があってよろしい。沿岸部の下手な、金だけ持ってる小都市よりはよっぽど「街」の雰囲気があるだろう。俺は自分が新興大都市、東京の腰巾着たる某Y市出身なせいか、特に、こういう小さくてもちゃんとしている街にえらく憧れがある。…貴陽の人はあまりショッピングモールみたいなものが好きじゃないのか、はたまた他の要因があるのか、とにかくショッピングモールがどこも閑散としている。俺もショッピングモールとかはあまり好きじゃないので(正確に言うと、あってほしいが自分は行かないという一番わがままなタイプ)貴陽の人はくーるだなと思う。万达や星巴克だけが偉いんじゃないぞ!いや、あると嬉しいけど。

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