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漢字のお勉強?

珍しく宿題以外の勉強をしていた3号ちゃん。
何故か彼女は、自分の部屋の勉強机を絶対に使わない。この日もリビングの炬燵こたつで漢字の勉強中。

漢字の練習が一段落付いた頃を見計らって、妻が、
「3号ちゃん、これからお母さんが言うことを書いて。」
と。
どうやら、習った漢字を含んだ文章を書かせる作戦らしい。

さて、思い付きで作り始めた文章。この文章がちょっとした物語になっているのだが、ツッコミどころ満載のめちゃくちゃなストーリー。

その怪文書を突っ込みながらひもといていこう。





縦書きを左から書くとは.....
ねこが元気に走り回る
かわいい兄弟が草原にいる牛を見ている

なんだか普通に教科書に載っているような文からスタート。
たぶんこの時は、そんな感じで短文を幾つか書かせるつもりだったんだろうな。
しかし、このあとノリノリの妻の暴走が始まり、どんどん道がれていく(笑)


なんとその牛は二十頭もいた。
みんな北にある谷にむかっていた。

おかしな方向へ向かう兆候が出始めたぞ(笑)
何故20頭も出てきた?
群で北の谷にあるオアシスに向かっているのか?
面白くなりそうだぞ。ワクワク


そこで3号ちゃんは
森(に)ある木を合体させて
はしを作ってあげた。

おっと、目的地は谷ではなかったのか!谷を越えるつもりなんだな!
それを見越した3号ちゃんが、大胆にも橋を作ってやるとは!
しかも、木々を合体させて(笑)


そしてそのはしをお父さんに売った。

え~!!!
牛たちのために作った橋を こともあろうに売るとは!
しかも、何故お父さんから金を取ろうとするんだ?
そんなもん、いらんわ(笑)


はじめは50円だったが
色色と計算を直すと、
足りなかったため300円にした。

橋の権利が50円?やっす!!!
どんな計算をしたのか知らんが、6倍にも跳ね上がるか。
計算間違いの範囲じゃないよね。
それでも300円か!やっす!!!
ってか、売るなよ(笑)


お父さんは弱ったなと言ったが
3号ちゃんは150円のもうけがあった。

そもそも原価割れだったんかい!
300円で弱ったりしないわ!
よし、通行料を高額にして一儲けしてやるか。


3号ちゃんはしょうばいの天才だ

いや、そうでもないと思うが…..
まぁ、150円で橋を作って300円で売るんだから、十分商売になっているのかもしれないが。
しかし、お父さんはその橋を利用して何十倍も儲けてやるぞ。

ところで、牛たちは無事に目的地に辿り着いたのか?
そもそも目的地は何処だったんだ?
20頭の牛の無事を祈るばかりである。



と、まぁ、こんな感じでお勉強(?)してた(笑)
楽しんで勉強するのは良いことなのかもしれないが、今回のはあくまでも漢字の勉強であって文章作りの勉強ではないことを言っておこう。



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