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浅倉透は現実を生きていない!?体癖論で見るシャイニーカラーズ 〜ノクチル編〜

シャニ体癖論ロゴ

こんにちは。

前回に引き続きアイドルマスターシャイニーカラーズのキャラクターを『体癖論』と言われる独特な人類分類学の一種を使って分析していこうと思います。体癖論とは一体……?と言う方は詳しくは下のnoteを見ていただければある程度分かると思います。基本的には「気質」「体質」「人間関係」の順番で解説していきます。また、存分に個人的な解釈を含めているので反論、質問等も大いに受けて付けております。

ここで扱っている情報は正確に言うと「名越式性格分類」と言う4000人以上を診てきた精神科医の名越康文先生による講義及び書籍を元としています。それでは見ていきましょう。

私の書いた体癖論まとめのnote

ストレイライト編


浅倉透ー6種(前後型偶数系)

さて、浅倉透と言えばどのような印象を持つでしょうか。何を考えているのか分からない、話を聞いてなくて色々と雑、それなのに色気とカリスマで周囲の人間を魅了してしまう、並べるとここら辺でしょうか。この様な特徴を持つ人間は紛れもなく6種です。皆さんの周りにもいますか?何処となく不思議な雰囲気を纏っていて吸い込まれてしまう感覚を感じる人は。私も6種が有りますので妄想気味な語り口になってしまいますがどうぞ許して、そして6種から見た解説をお楽しみください。それでは見て行きましょう。

夢想の中で息をするロマンチシズム
浅倉透は紛れも無くロマン的な質感の軸を持っています。数々のプロデュースをして来たあなた方なら分かるでしょう?乙女チックとも言えますがシャニPとの二人の関係性を楽しんでいる面より、どちらかと言えば自分の中にある妄想の世界へ彼を引きこもうとしていますよね。WINGのプロデュースでは過去にジャングルジムで出会った青年と再会を果たし、物語の登場人物が揃いって初めてアイドルの道へ進みます。今までスカウトを幾度となく断って来た彼女を動かす為に必要なピースは運命や奇跡といったロマン的要素が必要だった訳です。別にただ違う世界に行きたい訳ではなく、現実と妄想が入れ替わる様な、いや、むしろ6種にとって妄想と言うクオリアこそがこそ当人の現実ですから、自分の描く物語の中に入って初めて息が出来る様な感覚を覚えているのでは無いでしょうか。

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思わせぶりな6種的言動

またGRADのエピソードでは多忙なアイドル活動を卒なくこなしています。6種と言うのは本来体力が無く、忙しさにすぐ根を上げてしまう生き物なのですが彼女は自然体で、無意識で出来てしまい、世間に認められてしまう。それが良くなかった。つまりアイドルをただやっていければ自分は夢想世界の中居られると思っていた、けれどもそれが退屈で平坦な日常に変わってしまいます。一度入れ替わった現実と夢想世界が、再び入れ替わり日常と化してしまう事で息が詰まってしまう。その中で学校の発表でミジンコの生態を知り、水中で必死に息をして心臓を動かす姿を見て透は共感に近しい天啓を肌で感じ取ります。シャニPと共に上って行くために、変わり続ける為に、ロマンの中で息をする為には、透の中に存在しなかった概念「頑張る」と言う行動を選び、河原を100周走りました。

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わかりましたか

自分のロマンを叶える為に頑張る過程に居れば再び物語の中で息が出来る事に気づく、その時必死に心臓を動かし生きているミジンコに心の底から共感できた訳なんですね。

・猫背と肺と朝
先程も言いました通り6種は肺が弱いのが特徴です。それすなわちほとんどの6種の人が持つ特徴、「猫背」である事なんです。肺が詰まり肺活量が下がる。透を見てれば猫背である印象は受けませんが(普通にアイドルが猫背だと人気出ないので)この広がり続ける妄想は6種にしか出来ませんので本当はアゴを少し突き出し首が斜め猫背なんじゃないかなと考えられます。その特徴がよく出たSssrカードが【ハウ・アー・UFO】の一枚です。このようにアゴを突き出し、首を前に出し妄想に耽る。全てが6種の特徴に当てはまります。このポーズを良く取るのでしょうね。

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何はともあれ顔が良い

また、肺が弱い事から朝も非常に弱いのも6種の特徴です。透は朝コミュであくびをし、プロデューサーの注意されていました。酸素を取り込む量が少ない為、午前中はほぼ脳が働かない体質なんです。なのでいつも目がトロンとする。彼女の目をよく見ると三白眼気味ですよね。

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三白眼とは黒目が全体的に上に寄っている事。ホント顔が良いなコイツ

いつも眠たく瞼が下がり気味なのでその傾向が見られるのです。逆に夜は滅法強く夕方ごろから元気になって来たりもします。故に彼女のカードには夜の時間帯のモノが多く見受けられます。すなわち透の本当の活動時間は夕方から始まるです。やっと脳に十分な酸素が取り込まれ始め、妄想と現実の境界線が曖昧になってくる訳なんですね。
他にも6種は結構よく食べると言う特徴があります。酸素を取り込みにくい体の性質上エネルギーが常に足りて無い感覚があるので空腹に非常に敏感なんです。
透も空腹で動けなくなったりよく人から食べ物を貰ったりしてますね。常に飢餓に対しての危機感を持つので細かい食糧補給を必要とする生き物なんです。

・二重人格と惑わす性
次は浅倉透と言う人間を取り巻く関係性の話をしていきます。透にはノクチルと言う同じメンバーの幼馴染がいます。その中でも樋口円香との関係性は語らずには居られないでしょう。後で話しますが円香は8種体癖で有り、非常に信仰、とまでは言い過ぎかもしれませんがカリスマを持った人に惹かれやすい体癖を持つです。その無意識から発せられるカリスマ性にいつも振り回されていますが常に一緒に居る。そして6種の人間関係の最大の特徴と言えば友人に、つまり同性の相手には大事な事を言いません。

???「浅倉には私が付いてないとダメなんです」


透がなぜアイドルを始めた事かは恐らくまだ言って無いでしょうし、これからも曖昧にしか言わないんじゃ無いでしょうか。その同性と異性に対する対応の違いこそが6種の人間関係の根底にあるモノです。何故なんでしょうかね?正直6種である自分もその傾向が有るんですが未だに分かりませんので心当たりのある6種の皆様は是非共に勉強して頂ければ幸いです。
そして彼女の担当するプロデューサーは男性であり、透にとっては異性です。6種は異性を前にすると目が更にトロンとなります。彼女のPカードではSカードに見られない程に誘惑的な目をしています。

目の開き方が全然違いますね


自分とロマンを共にするシャニPを相手にするとスイッチが入るんでしょう。同性には見せない表情を異性に見せる二重人格性を透から強く伝わって来ますよね。無意識の内に相手を引き込む力を持つのが浅倉透と言う6種の人間なんです。
また、突発的な行動を取ったり思わせぶりな発言をして相手をある種困惑させる事で関係性の内に優位性を取るコミュニケーションをします。6種は相手を脅かせる事が大好きなのでこの様な行動に快感を覚えるし、そこで相手が付いてくるか試したりします。【まわるものについて】で観覧車を見ていた透は急に走り出します。はたから見ると迷惑極まりないんですがある意味そこでしか愛を感じない事もあるわけなんです。

樋口円香ー8種体癖(捻れ型偶数系)

さぁお次は人気アイドルの樋口円香を解説していきます。何故彼女が人気なのかと言えばWING優勝時の俗に言うツンデレっぷりが刺さった人が多いのでは無いでしょうか。このツンケンしていて面倒臭い円香は捻れ型である事は確定です。じゃあ既に解説した黛冬優子と同じ体癖なのかと言えばよく見ると全く違います。冬優子の持つ攻撃性は先手を取りますが、円香はどちらかと言えばカウンター型と行った方が良いのでしょうか。根本にある欲求を除くと8種体癖である事が明確に分かるはずです。それでは見ていきましょう。

・勝ちたいではなく負けたく無い。その為には?
真っ先に彼女の特徴を挙げるとするなら口が悪い事でしょう。プロデューサーの1の優しさを10の悪態で返す様はアイマスシリーズにも類を見ないくらいで実装当初荒れていました。元はと言えばプロデューサーが幼馴染の浅倉透を何やら巧みな言葉で唆し、騙しているのでは無いかと言う猜疑心を強く持っています。心理学的に言えば他者への攻撃性は不安を抑える為にイニチアシブを取る為なんです。8種の敗北への衒いの対象は巨大な社会にも適用されます。そう言った大きな存在に流されたりする事に負い目を感じる為、友人を社会の一部にしようとするプロデューサーを仮想敵として見ている節がありますよね。

初対面でキレキレの樋口円香さん


彼女は透が世間のモノになってしまう、つまり敵側になり嫌ってしまうのではないかと言う焦燥感からついアイドルになってしまったんですね。この体癖いから感じる斜に構えた雰囲気は勝ちたくないから闘いたくない、けど負けたくないからつい抗ってしまう所為なんです。
また非常に粘り強い性格です。8種と言う人間はどんな泥臭い事でも「続けられる」性質を持っています。円香も夜遅くまでレッスンしていますよね。

奇跡は起こらない。だからこそ粘り強い。

コレは対抗心もありますがある種の鈍感さを持ち合わせているのも特徴です。自分の体に鈍感である為あまり疲れを感じ取る事が出来ないんです。それでいてオーディションでも負けたく無いが為に努力をする。WINGのコミュでも夜遅くまで練習しています。現場で感の冴える9種やステージに上がると変容する6種と違い、本番では奇跡が起こせない体質だと分かっている為しっかりと入念に準備したから挑む非常に地に足の付いた体癖だと言えます。負ける試合には出たくない、勝算の無い賭けに興じるなんてクレイジーな事ですよね?

・角ではなく丸で見る
ここまで言っても何となく7種との違いが分からない方も多いと思います。それなら顔の作りはどうでしょうか。円香の頭のシルエットが何処となく他のアイドルに比べて丸いように見えませんか?

何見てるんですか?ミスター盗撮魔

7種のヤンキーの様な釣り上がった目や尖った鼻やアゴに比べて全体的に丸い印象を与える顔の作りになっているんです。彼女も垂れ目で顔も比較的横長ですね。8種はねじれ型ですが泌尿器型とも呼ばれており偶数系だと尿を我慢する事が得意です。これが何を意味するかと言えば体の水分量が多い、つまり顔が少しむくみがちになるんです。泌尿器や腎臓の働きが悪い故に体に水が溜まってしまって丸みを帯びる、しかも3種の艶やかな肌の感じとは違いどこかハリのない肌に見えてしまうんですね。
では次に彼女の癖を見ていきましょう。円香もねじれ型の強気な人間なのでよく腕を組む動作をしますね。しかし7種の冬優子とは違い肩を下ろしたまま腕を組みます、肩がすくむ冬優子とは違い下の方で組む、つまり出来るだけ重心を下半身に下ろそうとするんですよね。他にも右腕を反対の手で掴む動作をします。皆さんも実際に立ってやって見たら分かると思いますが腰が片側に突き出す様な形になると思います。この重心を下半身に移す行動をする時は大抵プロデューサーに何か言われたり皮肉を言う時なんです。

臨戦態勢の樋口円香さん

つまり彼女の闘いが始まる時、体癖的な言い方をすれば「ねじれる」という事になり、ねじれ型がねじれる時は決まって戦闘態勢に入りますので周り人間関係で心当たりのある人は要注意してください。心理学的にも腕を前で組むという事は本心を知れれたくないという警戒心の表れなので合っていますよね。

・本当は慈悲深いと言う真実
円香は世間の流行やいわゆるミーハーである事を強く拒否します。先程も述べた通り絶対的強者への強い反発心を持つと言うのは解説しましたね。話は変わってGRADでのとあるアイドルと共演しました、その子は番組上「無能系アイドル」として自虐的に紹介します。その事実に円香は番組の台本通りではなく声を上げて強く反発してしまいました。結果的に番組上手くおさまりましたが、円香は衝動的に動いてしまった自分を強く反省します。そう、8種の根底にあるのは強者への反発、そして弱者への共感なのです。

弱者に共感し、自分が盾となる

自分が何も無い事を知っている発言が多い円香だからこそ持たない者に共感出来ますし、その想いを受け取って瞬間に爆発的なエネルギーが発生します。その為必死に努力する小糸を非常に非常に可愛がっていますよね。Pssrの【カラカラカラ】の1凸ボイスでは廃墟の建てられた日の事を思い馳せており、コレも世間に負けてしまい使われなくなった敗者、言い換えれば弱者への共感がそうさせているのです。彼女のシングル曲「夢見鳥」でもその様な歌詞がありますよね。また、シャニPへの対応はどうでしょう。最初は敵対心を持って接していた円香ですが、時が進むにつれ彼の事を理解してしまい上の者に頭を下げながら必死にアイドルを支えるシャニPに共感してしまう。敵だと思っていた彼に対して段々と頑張りを認めてしまう中で敵対心と共感のアンビバレントの比率が傾いていく様は非常に興味深いですよね。

私は好き


そして8種の特徴として信仰的な感性を持つと言う事もあります。幼馴染である浅倉透のカリスマ性にも惹かれているには明白です。しかしSssr【UNTITLED】では「自分だけが透を理解している」とあり、幼馴染の透が手の届かない所に行ってしまうのを拒否しています。自分の中にある信仰心を認めてしまえば手から離れていく事が感覚で分かっているんでしょうね。他にも小宮果穂の純粋な眩しさにニッコニコになってたり、あさひの傍若無人さに振り回されながらも幼さからくるパワーにニッコニコになっていたしますよね。自分の中に突出して自慢できるモノが無いと認識している為、そう言った世間と正面からぶつかっていける輝きに恐れながらも惹かれてしまう性質なんです。

市川雛菜ー3種体癖(左右型奇数系)

あなたは今幸せでしょうか?すいません宗教の勧誘では無いんです。そう彼女、市川雛菜を見てるとあまりにも幸せそうでそう言いたくなってしまいました。さて、そんなしあわせ〜な彼女の体癖は何種でしょうか。よく食べ、よく笑い、よく眠る。まるで子供の様な愛らしさを持ちつつ好きなモノは好き、嫌いなモノは嫌いとはっきり言う姿ははっきりと3種体癖だと言えます。価値観の中心にあるのが「好き」と「嫌い」、そして判断を分ける核があるのがなんと胃袋。脳ではなく胃袋で物事を考えると言われてる3種はとてもシンプルですが興味深い対象でもあります。それでは見ていきましょう。

・幸せか否か
雛菜といえばしあわせ〜♡か否かと言う話が出てきます。コレは3種の感受性を強く表しています。感情で全てを判断する、非常に非論理的な世界で自己を中心に生きるのが3種と言う生き物なのです。

やは~♡

好きか嫌〜いで判断する雛菜も当てはまりますよね。透先輩やシャニPだって好きですし、甘い物も大好きな食いしん坊です。嫌いなモノの話で言えば早起きや練習です。そしてWINGでシャニPに皆と自主練したらどうだと促された時に断りあまつさえ「今日のプロデューサー嫌い、明日は好きでいさせてね」と言いました。次の日になると何事も無かったようにシャニPに挨拶してきます。この感情の移り変わり様は3種と付き合う上で心に置いておかなければなりません。好きと嫌いが行ったり来たりしても平気、むしろずっと機嫌が良いと体調に支障が出てしまうほどに3種の体内には感情のコマが回っている訳です。捻れ型の闘争感情とも違う爆発的な好き嫌いを持つ。雛菜も結構大きな声でユニットメンバーに怒ったり言い方は悪いですが喚いたりしますよね。この瞬間の巨大な自己主張で場を支配する事こそが、6種のロマンや9種の集中と同じ様にこの一瞬で生きている感覚を強く覚えるんです。彼女のしあわせ〜は裏側にある無数のきら〜いと入れ替わり立ち替わりのセットで考えるべきモノですね。
彼女を語る上で核となるのが「カン」と言うワードです。なんとなくと言い換えても良いでしょう。Pssr【♡LOG】では事務所でネット配信する雛菜に対するコメントをシャニPがどうやってピックアップしてるんだ?と問われたときにコレが当たり前じゃない?と答えました。

当たり前の事が出来ない人には刺さるセリフ

損得の論理的な判断ではなくただなんとなく自分の哲学に従って正解を出す、コレこそが3種のカンの鋭さなんです。何故そう判断したかは詳しく言語化出来ないのに結果いい方向に行く、合理化を無意識に出来る能力を持つので決断も非常に早い。他ののコミュでも持ってきた仕事を即決していましたね。一瞬で本質を見分ける力こそがこの体癖の持つ恐ろしさなんです。

・胃袋の全て×胃袋が全て○
ずっと雛菜の好きな物の事を考え語ってきましたがまだ続きます。彼女の好きな物と言えば透先輩、シャニP、そして甘い物です。もう色んなコミュでパクパク食べてるので分かりますよね。そして今回注目するのは好みの味ではなく量です。言うなれば質より量。あるコミュでは山盛りのミニケーキ、あるコミュではチョコバイキング、そしてシャニPのケーキだって奪い取ります。

胃が拡張して交感神経がしあわせ~♡

胃袋を満杯にする事が3種の最大の幸福と言っても良いでしょう。胃袋が伸び縮みして交感神経を刺激する、それ故に胃の拡張欲求を常に持つと言うのがこの体癖の特徴です。詳しくは野口晴哉先生の「体癖」でご確認下さい。非論理的な性格の為機嫌が全てであり、その機嫌を左右するのが胃袋なので「胃袋が精神」と言っても過言じゃないでしょう。また、胃を拡張するとだらしなくなるのもこの体癖の特徴です。雛菜がごろ〜んしたい時はお腹が満腹の時なのではないでしょうか。
なんでもたくさん食べたがる雛菜、当然食べると太りますよね。彼女の肩幅は常に話題に上がっています、肉の付きやすい体癖ではあるのでダイエットにも一苦労でしょう。その太り方にも体癖の特徴が出ます。他の肉が付きやすい体癖と言えば10種(8種もある)なのでそちらと比較していきましょう。10種は年齢と共にたるみやすい体質なのですが3種は歳をとってもハリのある体つきです。またこいつおっぱいの話してると思われますが知った事じゃないですね。雛菜の胸は釣鐘型のハリのある形ですしお尻も突き出すようです。年をとっても肌にハリがあっていつまでも若い、いつまでも天真爛漫な女の子の様に居られるのが10種との違いです。ただし栄養を量で摂るのでたくさん食べられ無くなってくると腰が曲がってきてしまうのでしあわせでは無いですね。

・もう既に満ち足りている?
散々雛菜の好きなモノの話をして来たので最後は雛菜の好きなモノの話をしましょう。透先輩です。雛菜にとって彼女はどう言う存在ですか?優しい先輩?大好きな幼馴染?いえ、もっとふさわしい言葉があるはずです。それは「カレシ」でしょう。透の顔はカワイイ寄りではなく美形ですし雛菜が何言っても否定しない、わがままにも付き合ってくれるしだらしない所もあって世話が焼ける。女子の理想の彼氏像なんじゃないでしょうか。

完全にカレシに家に遊びに行く女子高生だもん

その透がどうしたかと言うと、余りにも昔から雛菜を満ち足りさせてしまっている為に彼女の交友関係に必要性を見出せていないんじゃないでしょうか。と言うのも3種は世間で言う所の恋愛脳であり、友人の約束を蹴ってまで恋人との時間を優先する程恋愛に心血を注ぎます。言い方は悪いですがブランド物を持ち歩く様に彼氏を連れ回し周りに見せびらかす、それでいて彼氏の一番になりたがる。雛菜もずっと透にべったりですよね。イケメン彼氏が昔から居て自分の承認欲求を満たしてくれる、じゃあ別に人間関係に不満は無いと言う所で止まっているんじゃないでしょうか。友人が欲しいと言うのは寂しいだったり新しい交友関係で世界を広げたいだったりしますよね。雛菜の場合はいつでも側に透が居るし結局辿り着く所は世間から認められている透先輩に愛されてればそれで満足なのでしょうね。時おり雛菜から感じる空虚感の正体は承認欲求の渇望の無さから来るものだと思います。

福丸小糸ー2種体癖(上下型偶数系)

小糸ちゃんね〜〜〜実際彼女を見ていると家庭内での影響が前面に押し出されててちょっと辛いんですよ。まぁそれは一旦置いておいて診断して行きましょう。2種の特徴と言えばルールを守る事を何よりも大事にする所です。いつもふざけているノクチルのメンバーをしっかりと叱れるのは良い所でもあり彼女自身への自罰を助長している悪い所とも言えます。強い客観性を持つ彼女が何故あの様に緊張し、そして何故必死頑張るのかを体癖を交えて解説をして行けたらと思います。それでは見ていきましょう。

・過敏、ゆえに緊張
小糸は異常なほどに怯えています、常に緊張状態と言っても良いでしょう。親しい人の前ではある程度リラックス出来ますがそれでも事務所の他の人の前だと何も喋れなくなってしまう事があります。

あの西城樹里でさえタジタジになる

ここで出てくるキーワードが「過敏さ」です。全てにおいて公平性を持つため優先順位を付ける事が出来ず全てに過敏に反応してしまうんです。優先順位をつけられないと言うのは自分の中の判断基準が無いと言う事なんです。他の体癖であれば、雛菜は感情ですし透はロマンと言った軸がありますが上下型は常に頭で考える故に感情を重要視しないのでそう言った軸が無いため不安になってしまうんです。ですので社会的なルールを軸とする事で初めて安心出来る様になります。それが2種の小糸がいつも不安にしている理由であり、主観が客観に依存している理由なんですね。
小糸の判断軸で言えば良い例となる話があります。WINGのコミュにて小糸がアイドルを始めるにあたって親の同意を得るために書類に両親のサインが欲しいとプロデューサーが言うのですが、小糸はアイドルを始めた事を親に言わずに自分でサインをしてしまう、これがかの有名な『福丸小糸私文書偽装事件』ですね。何故真面目で優等生な彼女がこの様な凶行を取ったのか、先程も言いました通り判断軸が無いためブレてしまった。つまり天秤にかける事が非常に苦手でパニックを起こしてしまうんです。後ほど話しますが家庭内での過剰適応と呼ばれる期待を必要以上に背負ってしまう状態の為言えずにいて、けれども唯一の居場所である幼馴染の輪の中からこのままだと弾かれてしまう。親からの期待と幼馴染、この両方を比べた時に両方を選ぶ形となってしまい結果社会性のある彼女が書類偽装してしまったと言う話です。

元から選択肢などなかった。そして選択出来なかった。

物事を公平に見るため何かを犠牲にする事が出来ない、自分の客観性を持つため裏切ってしまう事に過敏に反応するため強い躊躇いがある、選べない不安でパニックになった故の行動だった訳なんですね。

・首より上で止まってしまう
さて、ここまで幾つかのワードとして公平性、客観性、そして過敏が出てきました。急に出てきたワードに戸惑っているでしょうがその理由を解説していきます。上下型は首に特徴が出ますが正直シャニにおいて髪や顔のバランス的に首があまり体癖を反映される事は少ない様に思えます。が、小糸に関しては見た目の細い太いを抜きにしても首が細い人の特徴が性格に表れています。そして2種体癖では大脳が緊張します。1種体癖では首が太く血流が流れやすいのですが、2種はその反対で首の血流が悪く頭に血が溜まりやすい。その為脳に血が多いので大脳が反射的に過敏反応を起こします。その反応が臓器に出る事で胃袋の酸が増えて胃潰瘍になりやすい、真面目でルール重視の人が胃を痛めてしまう理由なんですね。小糸ちゃんの胃が心配です。
先程から散々首、首とうるさいですね。ですが2種を語る上で首の特徴は外せません。2種は「頼りない首」に見えると言われており(この感覚を掴むのはめちゃくちゃ難しいし私もまだまだ)背筋の良さからそう見えるのだと私個人はなんかそんな感じするなと思っています。Ssrの【しかえし優等生】の絵では背筋をピンとしたまま勉強していますよね。

やべ、そんな事ないかも

これこそが2種体癖が上下型と呼ばれる理由で常に上下に引っ張られる感覚があるんです。頭に血が上るのが1種体癖で逆に頭に血が上ったままの為血を下ろしたい欲求がある、そのイメージが高所から落ちる悪夢を2種が良く見せると言われてます。ちなみに2種は痩せ型で体の発達も横ではなく上下で進む傾向がある為……ね……小糸の体の丸みと言うか……ね……飴食べる?

・その緊張は何処から
小糸の性格上人間関係にはかなり苦労している様です。身内にはアレもダメコレもダメとかなり内弁慶が発揮されている様にも見えます。反面、幼い頃からの教育で外界からの恐怖を植え付けられている為他人とは緊張してしまい上手く話す事が出来ていません。緊張の原因は大脳にあると先程話しましたが普通の2種はここまで無差別な相手に緊張したりしません。ここからは体癖界隈で有名な名越先生の「過剰適応」と言うワードが小糸に当てはまるのでは無いでしょうか。過剰適応とは相手の期待に必要以上に応えようとして自分の意思を無視したり、相手に対して緊張して言いたい事が何も言えなくなってしまう現代の日本の集団環境で起こりがちな現象の事です。

過剰適応になると必要以上に顔色を伺い自分で結論を出して、結果息苦しい環境にしてしまう。

2種と言うのはルールに従ってしまう為、LPで登場した小糸母が家庭内の強い権力を持っている場合彼女の言う言葉に従ってしまいます。さらにコミュの描写で幼い頃小糸が怪我をしたから過保護になったとあるので外界に接する機会も少なく、幼馴染の関係もありますが言い換えれば親の目の届く範囲でしかコミュニティが存在してなかった様です。親が小糸の外界へ飛び出す事を恐れ、それがいつしか無意識のうちにルールへと化してしまいそれを破る事を恐れてしまう様になったとも体癖的には言えます。また、2種は暴力や権威に非常に弱い生き物です。何故ならそれらはルールの外側にありルール自体ですのでコレらを前にした時に緊張し怯えてしまうのです。Ssrの【しかえし優等生】でも雛菜が先生に小言を言われた時に本当にささやかな反逆として雛菜の擁護をしました。普通の学生だったらうるさいと一蹴したり反論したりしますが、相手を貶す訳でもなくやんわりと友達を庇った。上の人間に意見を自分なりに言った、この事実は彼女にとっても外界を飛び出す大きな一歩なんでしょうね。嬉しいので今日はこの事を考えながら寝ます。

(´;ω;`)


一方、身内には非常に厳しい様に見えます。ノクチルのメンバーには何かとつけてダメだよと言ってます。少し倫理観の乏しい彼女らには丁度いいバランサー的な立ち位置ですね。コレもルールの上での話なんです。普段外の人間には何も言えない小糸ですが何故身内にはこれだけ強く言えるのか。だって正論だから、ルールだから。規則という後ろ盾があると気が大きくなるのが2種なんです。LPでは夜遅く出歩く妹に注意をしていました。夜遅くに妹が出歩こうとする妹に対して当然の行為なのですが、それでも母親に伝えたかと必要以上に心配している気がします(私だけ?)小糸の心配性な性格は体癖的な観点から見れば脳に血が鬱血するのであれこれと妄想してしまい不安になる傾向があるんです。まぁ母親の真似事をしている節もありますが。母親の真似と言えばノクチルだけではなくプロデューサーにも言う口癖があります。「私が居ないとダメなんだから」と言うセリフはまんま母親の口癖であると言って良いでしょう。人間関係で義務を遂行するのも2種の特徴です。ルールに義務的に従っている瞬間こそ2種が安心し緊張を解く事が出来るんです。自らルールを作り出し小糸を操作しようとする母親の真似をし、自らをこの人、この人達には自分が必要だ、ここで役割を果たす事が義務なんだと自己暗示に近い感覚を自ら作り出してしまっているのが現状です。ここから関係無い話なんですが、私は小糸母が全て悪いと言う事を言いたいのでは無く、小糸母の心配性と小糸自身の性格とが悪い方向に噛み合ってしまっただけなんです。別に罪でも無いので責任と言う言葉は使いたく無いですが、この関係性の責任は実際半々だと思います。今後機会が有れば小糸の家庭環境の考察noteでも書きたいですね。

あとがき


はい、え〜前回が、え〜……5月4日、ですね。前回の記事から4ヶ月ですか?まぁ……

別に良いだろ。

なぁ!!!!!!!!!

忙しかったから仕方ないね。
ノクチルの話しましょう。アイドルの話。いや〜

4人は多いて……

前回のストレイはそれなりにスイスイ書けましたけど4人は矢印が多いて……1人くらい全く誰とも喋らない人が居ても良いだろ……愚痴はこのくらいにしますか。とにかく4人で根を上げてたら今後5人のユニットを解説出来なくなりますんで頑張りましょう。
すいません体癖の話を戻りましょう。何故ストレイの次がノクチルかと言うとまず体癖が被っていないと言う事、そして後のユニットの解説に必要な基礎情報を含む体癖の人間が居ると言う事です。私が何故このシャニマス体癖を始めようと思った理由があるアイドルについて話したかったからなんですよね。続きを楽しみにしていて下さい。
さて、ノクチルですが内輪で完結する珍しいユニットですよね。4人中3人が偶数系体癖を持つためあまり社交的ではなく、唯一の奇数系の雛菜も他人にあまり興味を持てない、そんなユニットです。良くこんなユニット作ったな。まずカリスマがあるリーダー6種の浅倉透が居て、そのカリスマを支える8種の樋口円香を配置する。このままでは明るさが足りないジトジトした関係になるので明るさの権化である3種の市川雛菜を置く。6種と3種の暴走を8種だけでは止められなくなるので3種と相性の良い2種の福丸小糸でピースが揃う。と言った感じでしょうか?余りにも完璧な布陣すぎて外部の関係で補完する必要無くなっててスゴいですね。
他にも私自身が6種で同じく6種である浅倉透の気持ちが多少分かりますのである程度解説に自信がありますのでそれがフックになって読み進めてくれる人が増えてくれたら良いなぁとコレを書きながら思いました。別に書く前にその意図があった訳ではありません。noteってジャズだからね。ちなみに別の体癖を書く時にはその体癖を身体に降ろして書いてます。調子が悪い時はホントに降りてこないので書けないんですよ、時間がかかるのも仕方ないですね許してやりましょう。ですがそんな事言ってると終わらないので次のユニットは9月中に出します。いや、10月頭までに出します。今25人中7人かぁ……

やるぞ!!!!!!!!!!!

頑張るぞ!!!!!!!!!!!

(6種は気合を入れると体が動かなくなるので逆効果ですね許してやりましょう)


助けてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!

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