天才あさひの根源に有るモノとは!?体癖論で見るシャイニーカラーズ 〜ストレイライト編〜
こんにちは。
今回からアイドルマスターシャイニーカラーズのキャラクターを『体癖論』と言われる独特な人類分類学の一種を使って分析していこうと思います。体癖論とは一体……?と言う方は詳しくは下のnoteを見ていただければある程度分かると思います。基本的には「気質」「体質」「人間関係」の順番で解説していきます。また、存分に個人的な解釈を含めているので反論、質問等も大いに受けて付けております。
ここで扱っている情報は正確に言うと「名越式性格分類」と言う4000人以上を診てきた精神科医の名越康文先生による講義及び書籍を元としています。それでは見ていきましょう。
私の書いた体癖論まとめのnote
https://note.com/roku666666/n/nd92d13c289da
芹沢あさひー9種体癖(開閉型奇数系)
ストレイライトの芹沢あさひは9種の傾向が圧倒的に強く出ています。良く好奇心が強いと表される事がありますが、それに興味を向けたが最後ずっと物事に執着してしまうという言い方も出来ますよね。その他にも納得しないと行動になかなか移せない、かと思ったら自分が納得するまでクオリティを求め続けるなどと言った所は9種特有の行動です。それでは見ていきましょう。
・特有の執着心と完璧主義
先ほども言いました通り芹沢あさひは好奇心が強く、興味を持った物に飛びつきそれに執着する傾向が見られます。その行動が原因でプロデューサーや他のメンバーに迷惑を掛けたりする事も少なくありません。その根本にある物がひたすらに理解したい、納得したいという感情ですよね。普通の人なら周囲の状況を考慮して諦めたりする場面でも一人の世界に入ってしまい、その欲求が長く続くという事が「執着する」という事なんです。ある種の孤独を追い求め、外界を分断した空想の中で一人の世界でずっと本質を追求し続ける瞬間にだけ生きている実感を得られる感受性を持つ生き物こそが9種なのです。そのせいであさひはダンスに集中していて周りから声を掛けられても気付かない場面が多々あります。これこそ無意識的な世界との分断をしようとしているのでしょうね。
また、特徴としては完璧主義な所もあります。クオリティを追求し続けてあまつさえ黛冬優子や和泉愛依にも要求する場面もあります。自分がこれだけ追求しているのにあなたはどうなの?と言った発言をしたりします。
ですが、その欲求が裏目に出る印象的なシーンがあります。ストレイライトの感謝祭ではあさひがアイドルのトップに今まさになろうとする場面では体に寒さを感じ、体が動かなくなったと言っていますよね。これこそ9種が強く感じる恐怖、「終わる」という事です。
普通の人だとそこに達成感や解放感を感じたりしますが、自分の世界で本質を探究し続ける事だけを良しとする9種にとってその時間が奪われる感覚があるのです。あのシーンでは、終わりがつい見えてしまうと焦燥し始め居場所が無くなってしまう不安感を強く感じてしまったのではないでしょうか。
また、完璧主義な為に未完成なまま終わらせてしまう、未完成の物を世に出してしまう恐怖が体を支配するとも言うらしいです。そもそも9種本人が満足する様な完成品を、9種本人が永遠に追い求めてしまうので堂々巡りの様な気がしますが。
・9種の体とスピード感
あさひの体癖は体にも大きく現れています。彼女のカードを見るとほとんどが腰を曲げていたりしゃがんだりしていますよね。
骨盤を中心とした動きが9種の体の特徴であり、体が縮こまっている瞬間こそ9種の攻撃態勢なのです。攻撃態勢とはいつでも攻撃できるぞ、つまり興味の対象を見つけた瞬間にグッと骨盤が開いて飛びつくように突撃できるぞという意味です。
9種のスピード感の根源は骨盤の開閉が得意であると言う事にあり、しゃがむ、立つ動作を非常にスムーズに出来ます。ぐっとエネルギーを集中させてそれを一点に解き放つ、それを他の体癖では考えられない様なスピードで行う事が可能なのです。
他にも体の面でも特徴が出ています。それは体重です。あさひの体重は47kgで身長は153cm、同じ体重である桑山千雪は身長が163cmで、あさひは普通の人と比べれば適正体重ですが自由に数値を設定できるゲームキャラのアイドルとしては少し重めですよね。(桑山千雪は絶対に嘘をついている)
あさひは良く動くので筋肉量も多いでしょうし、脱いでみると引き締まった立派な体付きをしているでしょう。9種は人間の原型で非常に動物的と呼ばれています。動物が狩りをする様に動くため、体付きがネコ科動物の様に一瞬の行動に掛ける為の筋肉が発達しています。
・他者と自分の同一化
先ほど9種は孤独になり続けたい生き物と言いましたが、じゃあ全員が天涯孤独で過ごすのかと言うと違います。もちろんその様な生き方をする方も非常に多いのですが、9種にとっての人間関係は少し特殊です。言うなれば他者、つまり好きになった相手を自分の延長線上であるかの様に感じるそうです。とことん自分に付き合ってくれる人を動物の擦り込みのようにずっとずっと一緒に居たいと感じます。
あさひの突飛な行動に付き合ってくれるプロデューサーやアイドル活動に食らいついてくれる冬優子、なんでも優しく受け止めてくれる愛依を自分の延長線上の様に感じているでしょう。その証拠に積極的に一緒に行動しようとします。放課後クライマックスガールズの小宮果穂とも仲が良い様ですね。果穂が連れ回されている様にも見えます。最高。
つまりは相手に自分と一緒に孤独になって欲しいという欲求があるっぽいですね。それもある種の思い込みとも言える様な感覚です。行き過ぎるとストーカー化してしまう程の愛情が一点に集中してしまうのでそれを受け止めてくれる受け皿を持っている人でないと、焼き焦がすと言える愛情が相手を疲弊させてしまうので一度自分を外側から見る必要があります。
黛冬優子ー7種(捻れ型奇数系)
黛冬優子の特徴と言えばなんでしょうか。普段は猫をかぶっており、気を許した人間のみに対して本性を見せる。言い方を変えれば高圧的な言い方をしますよね。これこそ勝負の世界で生きているねじれ型の特徴的な感受性です。
猫を被り始めたのは最初こそ周りの様子を伺っての行動ですが、アイドルも世界に入ってからはそれを自分の武器として使い始めます。積極性的に周りからの好感度を得ることで頭一つ抜けたい、積極的に勝ちたいと思うのは体癖的に言えば7種の特徴なんです。それでは見ていきましょう。
・捻れに捻れた闘争癖
7種の感受性と言えば良く挙げられのが怒りっぽいという事です。これは常に勝利の快感を求めるあまり、いつだってそこを闘いの場に仕立て上げたりしなければ気が済まない為です。冬優子もいつもプロデューサーや同じユニットメンバーのあさひに食って掛かっていますよね。戦って勝ちたい、勝って快感を得たい欲求こそが7種の根底にあるモノです。
アイドルとしてのやり方もそうですよね、WINGではカメラマンにダメ出しされてもカワイイを作れるアイドルでいる事を貫き通しました。
素を見せて納得させ、折れて自分の負けを認めるよりも自分の武器で相手を屈服させた時の高笑いは見事な7種の勝利ポーズです。欲求が非常にシンプルなのもこの体癖の特徴です。
・黛冬優子の上半身とは
捻れ体癖と呼ばれる所以は腰の捻れの動作の強みにあります。重心が腰にあると言う意味で開閉型と一緒になりがちですが、7種・8種と呼ばれる捻れ型は別名泌尿器型とも呼ばれ、9種・10種の骨盤の開閉の特徴とはまた別です。7種は上半身、8種は下半身を捻る動作を得意とします。さて、前置きが長くなりましたが冬優子の上半身を見ていきましょう。pSr カード、【水×天カイヤナイト】では水を蹴る冬優子がデカデカと表示されています。
普通アイドルの女の子が水をかける時って手のひらを使って可愛らしく作りませんか?(コレもめっちゃかわいい)やらしい話ですが上から下のアングルなら胸を強調する事も出来ますからね。冬優子ならこうするだろうという、捻る動作が強調されているのも7種の特徴を強く出したい作り手のこだわりが見られて良いですね。あざっーーーす。
また、冬優子は腕を組む事も多いですよね。コレも派手なジェスチャーで自分を大きく見せたい感受性も7種の特徴でもあり、腕を組む事で重心を上半身に移動させるこの体癖によく見られる行動なんです。
腕を組むと言う事は正面を設定してしまう事ですから、私の予想ですが半身の状態から冬優子は腕を組んでグルっと上半身を捻ってから正面を向いて話始めるのではないでしょうか。
あと余談ですが冬優子は辛い物を好みます。7種は唾液の多い体癖だと言われており、逆に疲れてくると口の中が乾いてくるそうです。辛い物には唾液の分泌作用があるので、口の中を唾液で溢れさせる事で体の調子を取り戻す感覚が心地よいという見解も出来ますね。他にも7種は体にエネルギーを溜まりやすく衝動的になりますので体温が上がる感覚も好きなのではないですかね?あえて自分を苦しめる行動をして背水の陣で自分を追い込む感覚に快感を覚えるのは7種の特徴ですね。
・張り合い続ける人間関係
勝ち続ける為には相手が必要です。相手がプロデューサーの場合も常に張り合ってます。話の頭には「ハァ!?」で始まり聞いた事も素直にハイと言えず一言二言マウントを取って主導権を確保したがる、最後には「ふゆが納得してやったわ」と言う自分の優位性をアピールしてから話を締める、非常に厄介なコミュニケーションの仕方をしています。
ただ面白いのがここからで、WINGでは冬優子がプロデューサーとケンカし一時的に連絡がつかない状態になります。そして事務所に戻って来た時にしおらしく泣きながら謝ってくる、一度戦わないと腹を割って話せない不憫な生き物が7種なんです。ある意味不良漫画などで河原でケンカした相手に友情が芽生える様な感覚です。さらにそこで負けると独特な雰囲気を出すんですね、黄昏れるような少しロマンチシズムを醸し出します。
負けを素直に認めて泣いてる冬優子に惹かれた人も多いんじゃないでしょうか。戦って負ける事で初めて弱みを出せるような人間であり、あまり良くない話ですがダメ男に引っかかる人はこのタイプの醸し出すアンニュイな雰囲気につい私がいないとと思ってしまう訳ですね。
今度はあさひが相手の場合の話をします。一言で言えば敵わない、です。アイドル面ではパフォーマンスで敵わないですし、日常生活でも振り回されっぱなしです。そりゃそうですよ、7種の冬優子が挑戦状を叩きつけたとしても9種のあさひにとって自分のやりたい事を永遠に追求していますし、戦ってる意識は根本にはなく最後には勝った、そして負けたという結果だけが残ります。
チラチラ相手の出方を伺ってる間に一気に抜かれてしまうのが7種vs9種で良くある事ですね。ただ、非常に勝ちに執着するタイプですので盤外戦中である愛想の良さでは勝機を見出してる所は見事だなと思いました。
また、7種は権力の大きい者には従い、小さい者には強く出ます。親分肌なので子分には優しいのです。あさひは冬優子の年下ですしはっきりと言えば素直に言う事も聞きますのでその面は可愛らしく思ってるのではないでしょうか。良く冬優子ママなんて言われますが私の解釈ではやれやれ仕方ないと言いながら尻拭いをする「冬優子アネゴ」と言った方が正しいのではないかと思ってます。あさふゆは良いぞ。肩こりにきくぞ。
和泉愛依ー10種体癖(開閉型偶数系)
愛依ママ……すいませんオタクが出てしまいました。しかし和泉愛依はママと呼ばれるにふさわしい体癖を持つ人物です。それが開閉型の偶数系、10種体癖がそれを指します。ふくよかな体つきと聖母の様な抱擁力を持ち、それがストレイライト全体を包み込む中和剤と言った位置付けですよね。骨盤が閉まる9種とは反対に骨盤が開きっぱなしであらゆる物、人に集中が向きます。全員を手懐けようとする愛依にもその傾向が強く見られます。それでは見ていきましょう。
・全員の母親になりたがる
10種体癖を形容する時によく「聖母」という言葉が使われます。全ての人を暖かく包み込む母親の様な博愛の心を持った人の事を指しますよね、愛依も持ち前の許容力で同じメンバーのあさひと冬優子を受け入れています。
さて、ここからが感受性の話です。なぜそんなに寛容でいられるかというと誇張表現抜きで全ての人に対する母親でいようとするからです。母親でいるという事は相手を子供扱いします。関係性が親子で固定される為、距離感も近くなり、気が付いたら懐に入れられてしまってる事も多々あります。Pssrカードの【ちょっとあげる〜】では他のアイドルには無い様なボディタッチをしており、珍しくプロデューサー自身と腕を組んでいる状況が見られます。これも異性という括りではなくちょっと成長した息子と一緒に遊んでるくらいの感覚なのでしょう。
WINGプロデュースでは、ステージ上に上がると緊張して頭が真っ白になってしまいます。この後のコミュで「知らない人だと緊張する」と言っていましたよね。ただこれって矛盾していませんか?だって最初のコミュでおばあちゃんに話しかけていましたしその後のプロデューサーとの会話も軽やかに話せていました。実の所は知らない人に緊張するのではなく「ステージと客席というはっきりと分断された空間で、距離感の詰め方が分からず戸惑い立ち尽くしている」のだと思います。
・膨らみのある肉体
さて、10種が聖母と呼ばれる理由は体型にもあります。骨盤が閉まり体全体が締まっていく開閉型、生殖器型とも言われる奇数系の9種と比べて、骨盤もっと細かく言えば腸骨が開いていく10種の体つきは何処か良い意味で締まりのない丸みが広がっていく印象を与えます。実際愛依のバストとヒップは相当なものですよね。しかしながら……すみませんやっぱ言います。おっぱいは少し垂れていますね。すみません。これも体を見る体癖の大事な要素なんです石を投げないで下さい。
他の比較的ふくよかになりやすい体癖で言うと3種なんかはハリのある形をしていますが10種は老いた性と呼ばれる程体の成熟が早いと呼ばれておりどちらかと言えば若さよりも年齢が肥えた体つきをしているからなんです。そして開閉型なので骨盤周りも膨らみやすい為横幅はあるけど後ろから見るとハリがなく平べったく広がっている様に見えたりします。
これは余談なのですがこの10種体癖はラフで緩い服装や着こなし方をする人が多い様です。愛依は制服でも私服でも胸元を大きく開けていますがこれはある意味妊婦の感覚でゆったりとした服を選ぶ傾向があると言われています。
・欲張りな関係性
愛依のPssr【ちょっとあげる〜】で友達との約束をダブルブッキングしてしまいどうするか相談しています。
これは大家族の母親が子供全員を平等に愛する様に、友人全員を大事にしている為優劣がつかない10種特有のトラブル原因となります。物事の優先順位をつけられずむしろ人、全員に好かれたいという思いが全員を優先して結果振り回してしまう事態になります。
また、愛依はいつも笑顔で知らず知らずに周りを取り込んでいます、それでいて相手を否定しない、まさに小さい子供が描く理想の母親像です。なぜその様な博愛的行動が出来るかと言うと、他の体癖で見られる嫌われる恐怖心もありますが、それ以上に単純に「ありがとう」と言う言葉が大好きなんです。
他人に愛されてる、私は必要とされている実感こそが彼女の奉仕的な行動の根本にある物です。「あなたしか頼れる人が居ない」と言う言葉が最高のご褒美の10種ですが逆に他の人に頼ってる所を見ると私は必要ないんだと思い冷たくあしらったりし始めるので注意が必要ですね。
あとがき
さて、シャニマスのキャラクターをユニットごとに体癖論で分析していくわけですが、なぜストレイライトを最初に選んだのかという事ですよね。分かりやすいからです。それぞれ強くキャラが立っており、全員の関係性の構造が非常にシンプルなんですよね。あさひと冬優子が対立関係にあり、それを愛依包み込む事でバランスを取りながら高め合っていく構造はとても見ていて分かりやすいですよね。あと人数が少ないから線がトライアングルと言う関係性の線の少なさも初回の解説に非常に助かりました。
もちろん他のアイドルがキャラが立っていない意味では無いですし、ストレイのメンバーはもっと互いに複雑な感情を抱いています。決してここだけで語り尽くせないモノですし、まだまだメンバーの事を隅々まで語りたいのですが皆さんにどうぞ体癖を学んでいく途中で発見してもらいたいんでね……。普通はイルミネから始めるべきでしょうがそれはちょっとまだ私には難しくて分類しきれないキャラもいたりするんです……。
他にはあさひの様な天才性と社会不適合性を持つ人に対して少しでも理解してもらいたいと言う気持ちもありました。社会に出た人が必ず持つ他人への不理解を少しでも解消するツールとしての体癖の窓口として、シャイニーカラーズのアイドルを少しずつ解説出来ればなと思います。現在次のユニットを書いてる途中ですので期待してください。
それでは最後に本当に言いたい事を言います
シャニマスをやりましょう。
シャニマスをやってる人は体癖を。
体癖をやってる人はシャニマスを。
どっちもやってる人は今度飲みに行きましょう。
終わり~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
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