息子から教わる、好きの狩りとり方
電車や昆虫、植物、ままごと、すみっコぐらし。子どもは、1つ好きなものが見つかると、どんどん夢中になりますよね。
3歳の息子は花と、特に恐竜がだいすき。
そのため、恐竜グッズを集める日々がここ数ヶ月続いております。おもちゃや図鑑に留まらず、洋服や靴下、お兄ちゃんパンツまでも恐竜柄。プールバックにもトリケラトプスが。
息子がInstagramをやっていたら、「#ダイナソーのある暮らし」「#パキケファロサウルス好きと繋がりたい」とのハッシュタグをつけて投稿しそうな勢いで、何かしらの恐竜を身にまとっています。
恐竜愛が溢れすぎるあまり、保育園の先生やじぃじばぁばも認知済み。園では折り紙でダイナソーをおってもらい、ばぁばには会う度に新種のガオーをもらったり、と、さらに好きなものに囲まれ暮らしを体現する息子。当たり前ですが、本人は大喜び。
ついには、3歳児クラスから、保育園の個人マークがクジラから恐竜に変更になりました!(す、凄すぎる。)もはや、好きを狩る技術。彼はティラノサウルス(肉食)です。
自分の持ち物を置く場所などを示す個人マーク(イラスト)は、もはや子どもたちにとってはアイデンティティの1つ。約2年ほど連れ添ったクジラマークに愛着を持っていた息子、いくら恐竜好きでも悲しむのでは?と思いましたが、杞憂でした。
むしろ、親の方がクジラロスです。
好きなことは、推し続けると、狩りとれる。
実は、ライターにも同じことが言えます。
自分が書いているジャンル以外でも、書きたいジャンルや好きなものはどんどんSNSで発信する。それが、何かのきっかけでライフワークにつながる可能性があると先輩ライターさん達から教わったからです。
仮に自分が発注者とします。漫画の記事をだれかに書いてもらいたい。どのライターにお願いしようかな。折角なら、漫画好きな人ライターに記事を書いてほしいな、と思う気がしますよね。
大人になって、歳を重ねるたびに自分の「好き」を言い控えたり、生活から抜け落ちてしまったりする時がある。他の人からどうみられたいかで、好きじゃなくて似合いそうな洋服を選んだりして、家に帰って後悔した日もあったなぁ。
似合うにあわないじゃなく、映えるわけでも、見栄を張るわけでもなく、ただ、直感で好きなものを選んでいく。
案外、好きで自分を満たすことは、シンプルなんだよなぁと息子から教えてもらった春。
ということで、息子を見習って、早速マリメッコのバックをポチったのでした。
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