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たまには壁を取っ払って話す

今日はPTAに関するけど、いつもとちょっと違うお話を。

先日、校長先生を含めた先生方とのお酒の席がありました。(まだ1月初めだったのでコロナが流行する前です)
自分が小学生だったころ、「先生と同じ席で食事をすることがある」なんて考えたこともなかったし、ましてはお酒を飲むことがあるなんて1ミクロンも考えたこともありませんでした。
ですが、先生方も大人です。お酒だって飲むし楽しく食事会もします。でも、正直言うと、私自身は先生方とお酒を飲むのは苦手です。あまり親しくするのもお互いのために良くないと思っています。距離感を大事にしてしまう空気読んじゃうマンなのでそう思っています。保護者の中には「そんな堅い事言わずにさー」と思う方の方が多いんじゃないかなー。そうです、私ってお堅い人間なの(笑)

ですが、今年度から赴任してきた教頭先生が「PTAとはボランティア活動の一つであり、お世話になっているのだからやはり労いたい」と言ってくださいました。「そうですねー」と軽く流してたけどもう3学期だし1回くらいいいよねーとセッティングしたんです。すると校長先生も参加すると連絡があり、ちょっとソワソワしながらお店へ行きました。

うちの校長先生は女性です。とても貴重なんですよ。男性校長が悪いとは言いませんが、やはり柔らかい。いつかゆっくり話してみたいなと思いつつ、でもこちらからは誘いにくい。なのでとても楽しみだけど緊張でした。そして食事をしつつお酒を飲むと校長先生が一番おしゃべりしてくれるし、ここだけの話ってぶっちゃけてくれるんです。話術もある校長先生、ステキ!さすが!(きっとお気遣いいただいたんだなと思います)
学校とPTAの関係、改革への意見、そして同じ女性としての話。一緒に参加していたPTA会長も「それはいいですね!」と新しい企画も生まれました。心からこういう機会も大切なんだなと思いました。教頭先生もあまりお顔に感情が出るタイプでもないのですが、「いやー、本当に楽しいなぁ」と手酌で日本酒を飲む姿にちょっとほっこりしました。学校ではいつも立ち話やあいさつ程度しかできなくて本音はどう思ってるんだろうなぁと思う事もあります。だけど校長室や職員室で長々と話す時間はお互いなく、こうやって時間と場所を設けて話すことはとても大事なことだったんだと気づかせてもらいました。だからと言って頻繁に飲みに誘うのは違うと思いますけどね(やっぱりお堅いの)

PTAと学校って別団体なのでお互いの責任や守るものはあるけど、最終的には子供たちの安全と楽しい生活を目指しているところは同じだと思っています。お互いの理解を深めるためにも、そしてそこから生まれる信頼や覚悟を知ってもらうためにもたまにはお堅い壁を取っ払って歩み寄ることをしたいと思いました。

今はコロナウイルスの関係で何事も自粛ムードとなっていて来年度の学校スケジュールだってどうなってしまうのかわかりません。うちの学校も来週から始まる予定だけど、明日になったら「始業式しません」と変わるかもしれないです。それぐらい世の中がピリピリと「〇〇はできません」「〇〇も中止です」ととても重い空気が広がっています。だけどその中で「だったらこれができませんか?」とこちらから歩み寄ってお互いに意見を出し合っていくことも大切じゃないかなと思います。現代はとてもラッキーなことにインターネットの普及があるので直接会わなくても画面を通して顔を見ることができます、声を聞くことができます。メールもあるしSNSもある。うちの学校でもPTAの行事がどうなるかわかりませんが、どうなってもいいように焦らず落ち着いて行動ができるよう、何事にも余裕をもって計画していこうと思います。本当に今それが必要なことなのか、代わりの案がないかをSNSでグループトークしながら決めていけるようにするのが私の今の仕事かなと思います。

でも、まずは来年度のPTA総会までに資料集めと決算だな・・・
1年で1番忙しい時期は例年通りやってくるので頑張ります!

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