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心身の健康状態が上向きになった、この1年間の取り組み③

①②に引き続き、③をまとめようと思います。

③は、食べているものを改める、です。

きっかけは、この本。

藤川徳美先生の「すべての不調は自分である治せる」を読んだことです。

現代日本人は、量的(エネルギー)には栄養は足りているが、その中身(必要な栄養素)は不足している。
つまり、質的栄養欠乏である、と。
代表的なのは、ハンバーガーセットやコンビニのパン、とか。

摂取エネルギーや食べ合わせは、人並みかもしれませんが気にしているほうでした。

例えば
今日はおやつを食べすぎたから、糖質を少し控えよう。揚げ物がメインだから、付け合わせは生や煮物など油を控えた副菜にしよう。
野菜はなるべく食べよう。野菜から食べよう。
朝ごはんを食べて頭を動かそう。
腹八分目、自炊を心がけて、生活習慣病を防ごう。

どこのパンフレットやネット生地にも書いてあるような、ざっくりとした栄養知識を、生活の中で取り入れることで、自分は不健康ではなく健康な方だ、意識高い方の人間だ、と信じていました。

でも、決してそんなことはなかったのです。

この本を読んで、大学受験のために必死で覚えた生物(せいぶつ)を思い出しました。
体に取り込まれた食べ物や栄養素が、どこでどんな力を借りて、どのように代謝されて、エネルギー源となったり体を作ったりするのか。

「食事」をそこまで考えていなかった自分に、ふと気付いたのです。

この「食事」という毎日毎日の営みが、知らぬうちに積み上がり、将来病気を引き起こす体をせっせと作っていた。
うつ、統合失調症、糖尿病、高血圧、アトピー性皮膚炎、だるさ、イライラしやすい、発達障害…これらは、日頃の誤った食事が原因で起こるものだそうです。

なんと無知だったのか。

詳しく書くにはスペースが足りません。
この本の衝撃的な事実を私の文章力で表すには、到底足りません。
この本をぜひ読んでみてください。

では一体何を変えたか

①糖質ではなくタンパク質重視、の食事。
②鉄分を補う
③間食はなるべく砂糖と小麦を使わないものを。

これって、言葉で書くよりも結構大変です。

昼ごはん食べる時間がない…今日はスティックパンで済まそう。

お腹すいたなー、クッキー1枚食べよ。
もう1枚もう1枚…あれ、なくなっちゃった。

ごはん作るの面倒だなぁ…土曜の昼くらいラーメンやチャーハンでいいか。

上のことを当たり前のようにやってきました。
というか、みなさん、やってませんか?

これまでの食習慣を改め、①〜③を続けると体にどのような変化が訪れるのか…
私の体で実験してみようと、心に決めました。

①糖質ではなくタンパク質重視、の食事

コスパ重視なら、卵!そしてプロテイン!
朝夕の一日2回、プロテインを飲み、糖質源であるご飯は減らすことにしました。
これで、体重×1.5〜2g程度のタンパク質が摂取できることになります。

パンやパスタ、うどん、たこ焼きなど小麦製品はなるべく控え、食べたくなったらプロテイン!
不思議なことに、2ヶ月続けた現在、甘くて美味しいプロテインを飲んでいると、小麦製品への執着がなくなりました。
つまり、別に食べなくてもやっていける気になります。
というか、むしろプロテイン美味しいからそれ飲みたい!となり…すごい変化に自分でも驚きです。

②鉄分を補う

女性は慢性的なタンパク質不足であると同時に、鉄不足でもあり、慢性的な貧血状態の人がほとんどだそうです。

キレート鉄の錠剤を夕方に1錠飲み始めました。
とりあえず少量からですが、慣れてきたら2錠に増やすつもりです。

③ 間食はなるべく砂糖と小麦を使わないものを。

どうして甘いものが無性に食べたくなるのか。
それは、砂糖を食べると脳から快楽ホルモンが出て、その刺激を求めて砂糖を使った食品を食べたくなるのだそうです。

砂糖は中毒性が強く、タバコ並みと書かれた本を読んだことあります。

小麦も然り。
いくらでも食べられるのに、質的な栄養は満たしていない。
だから、体は栄養不足状態になり、「もっと食べたいもっともっと!」と欲するようになるのだそうです。

食事は食べようとしないのに、おやつは無限に食べようとする我が子。
それは実は恐ろしいサインなのでは、と勘付きました。

他の栄養素も含み、低糖質でなるべく砂糖を使っていないもの…ということで調べ、アーモンドフィッシュ、ピーナッツ、炒り大豆、プルーン、チーズなどを試しています。

子どもたちは、平日は保育園で出されたおやつを食べているので、休日はこれらのおやつに徐々にシフトしていこうと思っています。
でも、おやつってすぐどこかでもらってくるんですよね、そして、引き出しにたまっていくんですよね。

どこかに消え去って欲しいおやつたちが、今日も引き出しから溢れそうになっています。

人体実験、しばらく頑張ってみますね!

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