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8/198 実況J.LEAGUEパーフェクトストライカー 攻略!
1996年のクリスマス直前に発売されたKONAMIのサッカーゲーム。nintendo64としても初のサッカーゲームで、完成度も高く、後続のゲームメーカーに多大な影響を与えたであろう作品。なんと言っても3Dスティックで自由に選手を動かす感覚は現代のゲームとなんら変わりない。
『ウイイレ』はここからはじまった?
どこかに「パーフェクトストライカーはウイイレの前身です」と書かれた文献があるかもしれない。とにかく操作性や雰囲気はウイイレにかなり近い。驚くべきはその操作性のスムーズさ。今なおストレスなく気持ちよく選手が動いてくれる。
クリア条件は『Jリーグ優勝!』
サッカー大好き男である局員村上。ウイイレよりFIFA派ではあるが、きっと楽しめるに違いない。すげー楽しみ!!
1996年のJリーグへタイムスリップ!さぁ、キックオフです!(スタートださっ)
ドーンと出てくる「MAJOR A」。今ではもう見かけることがないプロダクションのロゴだ。
そしてJリーグのライセンスが。ここで結構ワクワクする。
ちゃっかりnintendo64初参戦のKONAMI。大好きなメーカーなのでこのロゴは嬉しい。
そしてタイトル画面!東京ヴェルディがセンター、しかもセレッソやガンバは遠すぎて見えないところに大阪人としては減点ポイント!
冗談はさておき、メニューはこちら。なかなかいっぱいあるやんけ!という印象。
今回は触れないが「シナリオモード」がこちら。パワプロでいうところの「サクセス」的なノリかと思いきや、実際にあった名勝負をプレイできるアツいモード。今のゲームでも採用して良いのでは?
ということで、南大阪なので局員村上は『セレッソ大阪』を迷わずチョイス。やるでー!
ドーン!重厚感ある感じ。『最強羽生将棋』のメニューといい、当時はこんな感じが流行ったのだろうか。当時の前後半戦システムが懐かしい。
合計16チームで30節がワンシーズン。なかなかのボリューム!
『実況』と名前がつくだけあってフルボイス。清水大輔さんが一人でとにかく忙しく実況してくれる!
良い感じ!満員の長居スタジアム!
コイントスからスタート。これも1996年ならでは。
さぁ始めるぞ!ということでまずは操作を覚える。割とシンプルで覚えやすい操作性。フェイントなどもあり案外遊べる。特筆すべきは選手の移動がマジでスムーズ。
とりあえず2021年現在ではバラエティ番組でよく見る前園にがっつり決められる。彼は当時のアイドル的な選手だったはず。
やられたらやり返す!!元日本代表西澤で19.6mのロンングシュート!初見プレイでも点が取れるのは嬉しいポイント。
しっかりセレブレーションもしてくれるのも好印象。選手に愛着がわく。
最初は選手のカーソルチェンジ、タックルのタイミングにつまづく。しかしこれは後から試合を重ねるうちに自然と慣れてきた。
そして言っておきたいのが「ロスタイム」。前半5分設定なのだが、5分にプラスしてロスタイムが3分程度もある。つまり、ロスタイムがめちゃくちゃ長く、全く興奮しない。
引き分けで試合終了。初見ではまずまずか。
と思いきやゴールデンゴール制度!引き分けはなく、延長戦では先に点を取ったチームが勝ち!これは燃える!
社長ゴーーーール!!2021年現在、C大阪の社長を務める森島も現役。顔のグラフィックが若い!ということで初節は勝利!!
セーブはROMではなくコントローラーパック。初期KONAMIの特徴である。
次節は清水エスパルス戦。ここで『パワプロ』でよく見た顔たちがずらり。サッカーゲームで見るのが新鮮である。(サントスは三都主アレサンドロだろうか…。)
第3節は京都パープルサンガ。懐かしい過去の表記である。ラモス瑠偉は当時サンガだったのか!
ちなみにGKもフィールドでプレイ可能。なぜかシュートとダッシュが化け物の控えGK武田。
もうバカ試合の連続である。
第7節柏レイソル戦ではハプニングが。
負けていることにイラついたナルシーゾが相手GKに地獄のスライディングタックル!1発レッドである。
ここで初の敗戦を喫してしまう。
と慣れば補強だ!!このゲームは「選手作成」「選手トレード」が自由に行える。これもウイイレっぽい。
最悪最強のストライカー『鬼翼院(きょくいん)』の爆誕である。ちなみに名前で総合値が決まる仕組みで、鬼翼院の79はセレッソ大阪で最低のザコ値である。あんなにきょくいんさんを愛してくれた『ジョゼット』には見せたくない画面だ。
ちゃっかり中田英寿も補強して再スタート!
もうブチギレストライカー鬼翼院を止められるものはいない…。
もちろんカズもいる。カズは「カズ」、レッズの福田は「赤い悪魔」と実況される。このゲームで未だ現役なのは三浦知良くらいか。
中田英寿も使いやすい。というのは嘘で当時まだいち若手選手でしかなく、平凡な値である。
鬼翼院は元気にやっております。
だいぶ操作感も慣れ、試合を重ねること25戦。気になる残り5試合の得点ランキングがこちら。もうやりたい放題なのである。
順位はこちら。というのもこのゲーム、途中で難易度の変更ができない。普通なら慣れてゆくにつれCPUを強くしたいのだが、できない。つまり、慣れるにつれ、クソつまらんヌルゲーが終われないのである!!!
そして行き着いた先はこれ。ゴールキック中も時間が進むので、とりあえず勝っておいて、この画面でほっといて時間をつぶす!もう最悪である。
難易度が低すぎて、生殺し状態。局員村上のモチベーションを上げてくれるものは、もはや危険なタックルしかないのか…。
ということで新しい風!2021年レアル・マドリードから退団を発表したセルヒオ・ラモスを作成!そしてセレッソが獲得!スペイン代表キャプテンが1996年のJに電撃移籍である!しかも総合値92!強い!(鬼翼院は79)。
DFにして初戦でハットトリック。さすがラ・リーガの虎である。
最終節は瑞穂陸上競技場にて、名古屋グランパス戦。
ブラック企業並みの選手交代の少なさで消耗し切ったイレブン!鬼翼院は前節まで出場停止だったので元気もりもり!あと、森島が本当にへばらない。さすがは社長である。
とんだバカ試合である。CPUレベル2のまま実は7時間やっている。はっきり言ってこのゲームレベルはもうお腹いっぱい!飽きた!!(でも終われない!)
そして見事優勝!!途中加入のくせに高々とカップを掲げるセルヒオラモス。
鬼翼院も感極まっています。
セレッソファンの皆様、荒らしてすみませんでした。
得点王はしっかり西澤なのでお許しを!これJ記録じゃない?
ということで無事エンディング!お疲れ様でした!
ん…。あれ?スペシャルゲーム???
ドーン!!なんとエンディング後に『J.VEGA』とのスペシャルマッチが!
おいおい、なんやこれ!!!
こっちはさっきの試合の直後やんけ!!!
8時間の集大成、絶対に負けられへんやんけ!!!
あまりにもの理不尽を跳ね除ける得点王西澤のゴール!
鬼翼院も2ゴールでヴェガ撃破!!
そしてちょっとムカつく真のエンドカードを見て無事終了!!
最後に
いやーとにかく長かった。『栄光のセントアンドリュース』は18H×4日という地獄の長さ、そして『マリオカート』は4コース1セットのお手軽の長さ。「リアルをとるかゲームバランスをとるか」この二択は常にゲームにつきまとう。
こちらはリアル志向なのでしっかり30試合。やはりこれを飽きさせず楽しませるためにはゲームが面白くなくてはならない。今作は、操作性、実況は最高の出来。だがしかし設定が良くない!惜しい!!!『パーフェクトストライカー2』に大期待である!
誰がやるかぁぁぁ!(おいでやす小田)
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