【日記】鼻中隔湾曲症 手術体験談 1/2
本日、鼻中隔湾曲症の手術および後処置が完了しましたので、日記を書きます。悩まれている方の参考になれば幸いです。
結論としては空気が今までの2倍以上吸えるようになっているので、本当にやってよかった!!と思っています。しかし、術後から厳しい約10日間を過ごしてきたので、そこは現実として共有させていただきたいと思います。
■手術の背景
僕自身は子どもの頃から鼻炎がひどく、鼻のかみ過ぎで鼻血が出たり、鼻が詰まって眠れないことが多かった。
きっかけとなったのは昨年転職して時間が出来たことで、10年以上市販の鼻炎薬を飲んでいたのを耳鼻科で処方してもらった薬に切り替えたことだった。毎月耳鼻科に通院する中で、鼻が曲がっていることを指摘され、手術を薦められた。魅力的だと思ったが、1週間程度入院が必要とのことで、仕事がまだ安定していない中だったのでしばらく経った後、5月に入り紹介依頼を掛けた。
■手術までの流れ
(1)約4週間前
かかりつけ医に手術する旨を伝え紹介状を書いてもらう。
(2)約3週間前
手術をする病院にいきCTスキャン+ 血液検査+診察を受ける。
CTスキャン+血液検査で約13,000円と思わぬ痛手。
当日か翌週だったかにCTスキャンの結果を見せてもらったが、見事に鼻が曲がっており、片側の空気の通り道は塞がれていた。手術では軟骨を切除してまっすぐにして、シリコンのプレートを入れる処置をするとのことだった。
(3)約1週間前
麻酔科の診断受けたのと、入院前の手続きをした。
栄養士や薬剤師の話を受けたのだが、話を聞いたのは15分程度。
・高額療養費制度
・差額ベット代
このあたりの話が後々重要。
(4)入院初日(手術前日)
PCR検査後に2時間ほど待つ。
陰性だったため病棟へ入院。その後麻酔科、薬剤師、そして医師の説明を受ける。それぞれ5分ほどの簡単なものだった。
食事は以下のような手術前のためお豆腐など消化に良さそうな献立が出された。
看護師から全身麻酔なので尿管バルーンを装着すると言われたが、それが恐怖だった。
僕は2人部屋だったのだが、僕が入院手続きをしてベッドスペースに座ったのが12時過ぎ。その後、1人が14時頃に出ていった。おそらく手術だったのだろう。おかげで1人で過ごすことが出来たのだが、手術前ということでソワソワした。
19時過ぎから絶食。OS-1を2本渡される。これを飲んでおいた方が手術中の血管が太くなるということだったので、渡された1000mは翌朝までにすべて飲み干した。
なお、枕が安いものだったこともあり、あまり寝れなかったが、それでも4~5時間は寝れたと思う。
(5)手術日(手術前)
手術日は7時に起床しそこから点滴で9時まで待機。
その日はナースステーションの近くの部屋に泊まるから自室には戻れないということなので、スマホなど持って行った方がよいと言われていた。着替えとは別でスマホ・イヤホン・充電器を持っていった。(あとあと助かった。)
9時になると看護師さんが迎えに来て歩いて手術室へ。
そこからベットの上に寝たが、全身麻酔をかけられた。
「徐々に眠くなりますよ。」
と麻酔科の先生に話しかけられて10秒ほどしたら意識がなくなった。
起きると手術は終わっていた。
(5)手術日(手術後)
鼻がすごく詰まっていたのとのどから管を入れていた影響でのどが少し痛かった。酸素マスクの下には鼻に綿球というガーゼのようなものを詰められて終わってからいた。
※このあと10日間は常に交換しながら着用
鼻が詰まっていたのも辛かったが、それよりも尿管バルーンが痛くてそれどころではなかった。これは手術時間によって装着有無が変わるようなので、しっかりと確認した方がよい。
12:00過ぎに手術が終わって目が覚めた後、12:30には意識が戻っていたのだが、痛すぎそこから13:00、13:30と時間が過ぎるのが本当に長かった。
気を紛らわすために看護師さんに頼んで小説を持ってきてもらった。それとスマホ・イヤホンでラジオを流し、気を紛らわしていた。起きるのも厳しかったので、寝っ転がりながら本を読んでいた。
バルーンは翌朝まで付ける計画だったようなのだが、様子を見に来た看護師、そして医師に痛さを訴えたら夕方には取ることが出来た。これが助かった。無理を聞いてもらって本当に感謝している。
なお、鼻は詰まってはいたものの、痛み止めを飲んでいたことありそこまで痛くない。「せき・たんに血が絡むと喉が痛くなるから吐き出してくれ」とも言われていたが、これはそこまでひどくなく、2~3時間したら落ち着いた感じがする。
バルーンが外れた後トイレにいったが、痛くて用を足すのに20分ぐらいかかった。あとあと考えるとバルーンを取る前後とこのトイレが痛みのピークだった・・・(後処置は少し痛いがこれに比べると大したことはない)
続く・・・
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