どん底から這い上がれ!信じる者のために!【龍が如く7】

皆様、こんにちは。

日ごろのゲームライフいかがお過ごしでしょうか。
今回は龍が如く7についてレビューをしていきます。

前作6にて歴代の主人公、桐生一馬の物語は終わりを迎えました。
今作からは春日一番という新たな主人公で物語が展開します。
筆者は発表を見たとき、既存の登場人物にスポットライトをあてるのではなく新しい主人公で大丈夫なのかと心配になりました。
龍が如くといえば桐生一馬という印象が強く、新たな主人公に変わり龍が如くらしさが失われないかというのが一番の懸念でしたが、プレイした感想は春日一番の生き様は桐生に通ずるものがあり、新たな主人公に最適だということです。

さて、前置きが長くなりましたがあらすじから紹介していきましょう。

あらすじ

日本一の繁華街 神室町
ここのソープランド「桃源郷」にて産まれた春日一番。
街の住人からは「ソープの一番」と呼ばれ親しまれていた。
そんな彼は東城会三次団体「荒川組」に所属する若衆だった。
2001年1月1日、若頭沢城丈が犯した殺人の罪を被り、服役してほしいと組長の荒川真澄に頼まれ、組と大恩ある組長のために18年の刑に服すことになる。
19年後の2019年。出所した春日一番を待っていたのは崩壊した東城会と、近江連合へ寝返った荒川組だった。
真意を確かめるべく、荒川真澄の元へ向かうが銃撃されてしまう。
一命を取り留めた一番が目を覚ましたのはどん底の街と呼ばれる横浜の伊勢佐木異人町にあるホームレス街だった。
一番の胸には一枚の一万円札。謎の一万円札と事件の真相に迫るべくどん底の街から這い上がるのだった。

1.今までのシステムを一新。極道RPG?!

龍が如くといえば殴りを中心とした喧嘩スタイルのバトルが肝の一つでした。今作はそのシステムを一新し、RPGのようなコマンドバトル制にシフトチェンジしています。
以前までは
・経験値を得ることで技やステータスアップができる
・リアルタイムでバトルが進んでいく

いうようなシステムでしたが今回は
・ジョブで覚える技やステータスが変化
・経験値を得ることでレベルが上がり、技やステータスアップができる
・ターン制のバトルになった。

そのバトルスタイルはFFやドラクエそのものといっても過言ではないでしょう。
ジョブもドラクエのような魔法使い、格闘家などのジョブではなく占い師、解体屋、刑事など現実世界の職業に転生可能です。
どのジョブに転職しても共通で使える技や引き継がれるステータスがありますので、最強キャラを目指すには転職を繰り返し、ジョブを極めることが大切になります。
ジョブには
・勇者
・刑事
・ホームレス
・チーママなどキャラ固有のものはもちろん
・ホスト
・ダンサー
・キャバ嬢
・ナイトクイーンなど様々なジョブがあります。
中でも私が使用したジョブの中で
手数の多いダンサー、バランスのよい勇者、素早さと攻撃力に優れる事務員、回復手段をもつアイドル、タンクで敵の攻撃を受け止める機動隊員は私のおすすめです。

2.最強の装備は取得するにあらず。作るものだ!

ドラクエやFFなどはダンジョンなどを攻略することで最強の装備を手に入れることができますよね?
龍が如くは7はRPG要素が強くなりましたが、装備は落ちていません。
(拾うことができる装備もありますけどね。)
道中、浪漫製作所という工場で装備の改良、開発などをすることができるようになります。
素材を集めてもっていくことで各ジョブに対応した装備を作ることができます。最強の装備もここで作ることとなります。
そのためには莫大な金額と必要となりますが、そこは龍が如く。
ちゃんと金策が出来るミニゲームも用意されています。
ゲームをしっかりと進めていれば誰でも最強装備を作ることができますのでご安心を!笑
私は、メインで戦うことになるキャラに関してはラスボス前に最強装備を用意しました。
しっかり準備していてもラスボスは苦戦しましたね。

3.龍が如く名物のミニゲームも健在。遊びつくせ!

龍が如くは本編+様々なミニゲームも魅力の一つ。今回も新旧様々なミニゲームが用意されています。
ダーツ、麻雀、ゲームセンター、賭博などの旧来のものはもちろん、今回は資格学校、缶拾い、名画座、会社経営、ドラゴンカートなどがあります。
それぞれのミニゲームは主人公のステータスをアップさせたり、金策に利用できたりと得も多いのでプレイすることをおすすめします。
例えば・・・
会社経営→社長となり潰れそうな製菓会社を経営する。株主総会で配当金を得ることができるので金策に有効
缶拾い→序盤の金策の一つ。もらえる金額は少ないので終盤の金策には向かないが、ここでしか貰えない素材などもある。
名画座、資格学校→主人公のステータスアップに必要。
ドラゴンカート→任〇堂さんのナントカカートのようなゲーム。楽しい。
私のおすすめは、会社経営とカラオケです。
今回の会社経営は物件を購入し、スタッフを配置、スタッフの管理を行い、4回に1度株主総会とお手軽にお金を得ることができます。
ただ、会社の規模が大きくならないともらえる配当金は増えないので時間をかける必要があります。
カラオケは音楽ゲームさながらのミニゲームです。仲間との絆を上げることもできますので息抜きでプレイするのもいいと思います。
もちろん、絆が深まることで得もありますのでがっつりプレイするのももちろんありですよ!

総括

龍が如くのストーリーはさながら一本の映画を見ているかのよう。
今回も入り込むストーリーだったなとは思うのですが、ラスボスに関してはえぇ・・・そいつなの?と拍子抜けしてしまいました。
春日一番が新たな龍として成り上がっていくだろうということが描かれていましたが、エンディングを見る限りこれ以上ストーリーを広げることができないのでは?と感じました。
ですが、桐生一馬に続く新たな龍の片鱗を垣間見ることができたのでなんらかの展望があるのだろうとは思います。
システム面に関しては、喧嘩アクションがなくなったことに対して最初は否定的でした。
龍が如くの醍醐味ですからね。ですが、実際にプレイしてみるとRPG形式のバトルも悪くはないなというのが感想です。
アクションゲームがあまり得意ではない方もしっかり育成すればストーリーを進めることができるので、シリーズ初めての方も安心してプレイできるかと思います。
新しくなった龍が如くですが、今後はどういった展望になるのでしょうか。



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